既製動輪の位相の誤差について
最近動輪のギアを交換するため、サンゴの9600用とB6用のφ15.5動輪をばらして、コンさんの位相合わせ治具をつかって組み直しました。
9600の方は組み直した動輪をもう一度 フレームに入れて組立てるとスムースに回転しましたが、B6用の方はうまく回転しませんでした。そこで動輪全てをバラして組立てなおして再組立てするとスムースに回転しました。
B6用動輪もクランク半径の狂いもないようでしたので、その原因しては最初の製品の段階では位相が90度から同じだけ狂っていたので、治具で組み直すと、組み直した動輪だけが正確に90度になってしまったので、ロッドが引っかかるようになったと考えました。
動輪の位相は、数度程度の誤差であっても、誤差が同じで揃っていれば、スムースに回転するようです。それを自前の治具で正確に90度に合わせると具合が悪いようです。皆さんもギア交換するときは、再組立てしたギアつき以外の動輪もバラして再組立てしてみられることをお勧めします。
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