米国形ナンバープレートの作図
米国形の煙室戸全面につくメーカー名入りナンバープレートの画像ですが、エッチングで特注するにしても、他の方法で作るにしても作図しないといけないので、その方法を試してみました。文字内容は試作のためデタラメです。
文字を円周上に並べるのは、フリーソフトのGIMP(Mac)でできました。以前はCorel Draw(Windows)でやりましたが、その後バージョンアップはしていないので、今回はフリーソフトでやりました。ただしCanvas(Windows)はベクトルデータを出力できましたが、GIMP(Mac)はビットマップデータしか出力できないので、一工夫必要でした
GIMPで文字を円形に配置する方法の解説 https://howpon.com/3714#i-3
この解説の手順で文字を円形にしたビットマップ画像をつくりました。ただし文字は小さい大きさにするとビットマップ画像にした時に崩れてしまいますので大きいサイズで作成して保存します。
わたしの使っているドローCADソフト DraftingCADpro(Mac)は、ビットマップ画像を読み込めますので、この文字円の画像ファイルを読み込んで、これに中央の機番と周囲の円を追加で書き込んで、ドロー画像として仕上げて、最後はJpegビットマップファイルの画像に仕上げました。
ところで上記の画像はまだ大きな問題があるのですがお気づきでしょうか?
☆追記
金属エッチング板以外の番号板の製法としてテプラPROが使えるのではないかというコメントをいただいたキヨアキさんが上記の画像データを使って試作してくださいました。これなら使えそうですね。もうすこしデータや文字のフォントや大きさを工夫して作ってみたいと思います。
実物(山陽鉄道8450形)の写真 (機芸出版社 明治の機関車コレクションより引用)
BALDWIN LOCOMOTIVE WORKS
PHILADELPHIA U.S.A.
Comments
円周上に文字を並べるのはMicrosoft Wordでも可能でした。(4/25の記事に載せます)
原形のような「SCHENECTADY LOCOMOTIVE WORKS + 製造年」も良いですが、自作のF式エッチングでは潰れてしまいそうです。
Posted by: むすこたかなし | April 24, 2023 08:48 PM