阪神間開業時のマッチ箱客車をつくる(4)中等車
中等車は一両シングルルーフで以前組んでありましたが、ダブルルーフ化することにしました。もう一両エッチング板から組んで補充するので3枚屋根板が必要になりました。
そこでt0.5の真鍮板から63mm幅100mm長の板を切り出し、これをMicro-Markの小型三本ロールを使って曲げました。そのあと糸鋸3枚に下ろしました。こういう時は、快削真鍮板より、非快削真鍮板の方がよろしいようです。
コバの部分に曲げがユルい部分ができましたので、ウレタンの弾性材のついた両面テープを貼って、丸棒に当てて、万力で締めてカーブに曲げました。弾性材の部分が凹んで、板が丸まります。もちろんゴム板でもOKです。蒸機のボイラーのコバの部分にも使えるテクニックです。
二重屋根にすると感じがかなり変わりました
二重屋根にする前の画像です (7/16追加)
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