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阪神間開業時のマッチ箱客車をつくる(15) バッファーとドローバー

IORI工房のねじ式連結器ドローバーが発売されたので使ってみました。

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今回バッファーはKKC配布品の固定式ですが、340R(KATOユニトラックの最急曲線)も問題なく通過しました

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ただ車両を線路に置いて、ポンと押したのでは連結できずちょっとコツが要るようです。無理に押し込むのもマズいようで、8本購入したうちの1本が連結するときに折れてしまいました。サポート材から切り離すときの手順が悪く、クラックが入っていたのかもしれません。開放は線路に置いたまま引っ張れば外れますが、走行中に列車分離をおこすことはないようです。また後日どのくらいの力で引っ張れば外れるのか 測定してみようと思います。

明治時代の緩急車は英国本国に倣って、妻面を赤く塗っていたそうですが、それが鉄道開業当初からなのか、途中からなのかもよくわからないし、この模型でそういう塗装をするのも違和感が強いので、両側の台枠端梁を赤く塗るのに止めました。

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なお阪神間開業当時は、連結器も本格的なスクリュー式ではなかったのではないか?という情報もありました。

私の作っているのは、厳密な考証に基づく博物館の標本模型ではなく、自分のイメージを投射した趣味の模型なので、必ず当時の事実とは完全に一致せず、異なってもよいのではないかと思っています。もちろん情報不足・無知の結果にならないように情報収集した上で作ります。

 

 

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