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9600(12)キャブ 床板

キャブは裾のカーブをクラーケンさんのブログに掲載されていた組立図に合わせて削りました。以前にも書いたようにこの図面を144dpi に変更してプリントアウトするとちょうど1/80になります。

前方の窓には窓枠をつけました。これはキットによくあるように所定の大きさの窓枠を仕上げて貼るのではなく、窓の開いていないt0.2の洋白板を貼って、丸孔を開けてからヤスリなどで仕上げました。この丸孔も大きな孔をドリルで開けるのではなく、φ3.5ぐらいの孔を開けてからテーパーリーマーでゆっくり拡げていき、最後はヤスリで角孔に仕上げました。

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前妻板はキャブの高さを1mm短縮したので、下部をドアのエッチングパタ=ンギリギリまで削り、上部は屋根に接するカーブの肩をかるくヤスリで落して、現物合わせで寸法を合わせました。

なお96の最初のグループは製造当初、上記のクラーケンさんのブログに書かれているように後妻板がありません。後日改造で設置されたようです。私の模型は初期の姿を目指しているので、、後妻板はつけません。

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次は床板の加工ですが、Sキャブ裾部は曲げ直すとして、上板のリベットで悩んでいます。

川崎製の96は最初のグループは、実物の製造当初はランニングボードは平板で、縁取りアングルや取付金具には、沈み鋲で固定されていたので、表面にリベットの頭は出ていなかったらしいです。ところが、このキットはTMS346号 に掲載された久保田さんの作品をパイロットモデルとして作られているので、ランボード上面にはエッチングでリベットが表現されています。久保田さんの作品も実物より、鉄博に収蔵されている銀製のモデルを参考につくられたようです。

ただ平板よりリベットがあった方が模型としては、見映えがするのでキットのパーツを生かすか、平板で新製するかと、迷っています。

以前作ったフリーランスのテンホイラーでは、川崎製の想定なのですが、見映え優先でリベット打ちました

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キットのキャブは前後方向がスケールより1mm強短いので、根本的な解決にはなっていませんが、きっとオリジナルよりは少し感じがよくなったかと思います。床板の下板は、Sキャブのカーブの部分のみ局所的にミニトーチで炙って鈍して、カーブ修正しました。

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