9600(16)テンダーはどうする
9600は最初は、京都大津間の勾配線用として使われたので、9600-9617は二軸テンダーがついていました。
久保田さんはそれがお気に召されたようで二軸テンダー付き9600を作られたようです。
珊瑚キットの説明書の表紙には、一文を寄せられています。
その後本線でつかわれるようになると標準型の6-13型テンダーをつけられたモノがおおいようですが、一時期8700のダブルボギーテンダーをつけられた9608のような機関車もあったようです。このあたりはクラーケンさんのブログが詳しいです。
二次型9618-9657の俗に箱形と呼ばれている450立方尺の3軸テンダーに替えられたものはあまりなかったようです。
ところで1907年の東京勧業博覧会のとき頒布されたらしい絵はがきには、下図のような8800についているようなテンダーをつけた姿が描かれています。
Early Japanese Railways 1853-1914 (Dan Free著)から引用
これも格好がよいと思います。
手持ちの8800のキットから引っ張ってこようかとも思いますし、実物ではなかった二次型の箱形テンダーを牽かせるのもお似合いだと思います。
ところで8800は珊瑚のキットは空制後ですが、原型化するつもりです。テンダーは実物のの英国風3軸テンダーは似合わないと思います(個人的感想です)ので、ドイツ風のプロイセンのP8のようなダブルボギーテンダーを牽かせたいと思います。
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