« 9600(24) テンダー上回り(続) | Main | 9600(26) ボイラーの開口部を埋める ウェィト »

9600(25)飛び出す先台車 先台車マウント

今回はキットオリジナルではなく、出来に惚れてストックしていたサンゴの別売パーツの先台車を使うことにしました。

20231102-19-00-17

またカプラーは先台車マウントにしましたが、ケーディーの欧州型MEMポケット用のNo.19が復元装置の揺れ枕の間に入ったので、バネ座の下の部分が円筒状に凹んでいたので、そこに旋盤で取り付け座を挽いたものをハンダ付けしてネジ止めしました。

20231102-19-01-00

またカーブにかかると心間距離が伸びて、前にせり出す「飛び出す先台車」にしました。私はこれまでリンク式にすることが多かったのですが、今回はV字溝スライド方式にしてみました。先台車に立てた棒がV字形溝をスライドして、横に振ると前に繰り出します。そのため先輪はシリンダー前蓋には当たりません。先台車のセンターピン取付穴は後をカットして心間距離可変に対応しています。まだ復元装置つけていませんが、今回は圧着を兼ねた線バネで簡単にまとめるつもりです。

20231102-18-59-47

20231102-18-59-22

なおシリンダー尻棒は先輪が当たると外側に逃げる可動尻棒にしました。詳細はまた後で報告します。

飛び出す先台車と可動尻棒を装備したので、尻棒をつけたまま450Rを曲がれるようになりました。

 

|

« 9600(24) テンダー上回り(続) | Main | 9600(26) ボイラーの開口部を埋める ウェィト »

Comments

カプラーは先台車マウント、と言う事ですよね。
当方の環境では、機関車での台車マウントは、先・従台車が脱線しやすく、実用化を断念しました。かなりの軸重(動輪並み)を掛けないとうまくいきそうにありませんでした… 何か、良い作戦が有るのでしょうか?

それと、フロントビームの欠き取りが大きくなりすぎるので、蒸機ではキレイに処理する自信がありませんでした(泣;)

プラ製客車など、軽くて4点支持台車では、極めて良好な走行の台車マウント方式なのですけどね。

Posted by: 廣瀬 | November 03, 2023 03:51 AM

廣瀬さん コメントありがとうございます。

 蒸機の先台車マウントは、中尾豊さんが推奨しておられましたが、どちらかというと形態より運転性性能重視の考えだったと思います。確かカーブ上でもケーディーで連結、開放が可能ということを力説されていたと思います。
 廣瀬さんのところでトラブルが多いのは13mmで、車輪幅やフランジ高さが16番とは違うことも関係しているのではありませんか? Nゲージでは最近は形態重視でカプラーボディーマウントの製品が増えましたが、蒸機でも台車マウントが一般的だったと思います。軽い重量で問題なく走ることを思うと、車輪幅やフランジ高さによるものかと考えます。
 私のところではあまり問題ないですが、やはり先台車マウントの機関車は逆行で重量列車を牽くのには、向かないと思います。まだこの機関車では圧着復元バネはつけていませんが、強めにします。

 今回先台車マウントにしたのは、サンゴのロスト製先台車をつかうとボディーマウントだと機能するカプラーが取り付けられないということもあります。IMONのHO301蒸機フロント用でも厳しいです。ロストのダミーカプラーにするか、ケディーをヘッドだけ短く加工してつけるしかないので、それならということで、先台車マウントにしました。

 また今回はMEMカプラーポケット用をつかっているので、前端梁の欠き取りはほとんどありません。その代わりカプラーヘッドと、T字形のバネ座が大きく出っ張りますが、本来真空制動、バッファー+ネジ式連結器がついた機関車なので、黒子としてみています。

Posted by: ゆうえん・こうじ | November 03, 2023 09:39 AM

やはり、重量列車の逆機は難しいのですね。やりたいのは、逆機、後補機とかなので(笑)

速度の揃った重連ぐらいなら、あまり脱線しなかったと思いますが、それも本機で、補機として力を掛けると、上り下りで押し引きが激しくて、やはりダメでした。実験した頃は、16.5mmの頃でしたので、JM(13mm)では試してみたことがありません(汗;)

出来上がったら、様子を見せて下さいね!

Posted by: 廣瀬 | November 03, 2023 07:25 PM

重連の場合ですが、この機関車はMさんにいただいた、23:2の逆回転可能な二条ウォームを装着しているので、また従来のウォーム使用の機関車とは変わってくると思います。
dda40xさんの逆回転可能な高効率三条ウォームを積極的に採用されているI田さんのブログを拝見すると重連の協調性は非常によいようです。

Posted by: ゆうえん・こうじ | November 03, 2023 11:31 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 9600(24) テンダー上回り(続) | Main | 9600(26) ボイラーの開口部を埋める ウェィト »