糸鋸弓に一工夫
もう40年近く前に岡山模型店で勧められて購入したのが、英国エクリップス社製の糸鋸弓です。ただ蝶ネジで締めると、ちょっと刃が弛みやすいので最近はバローベの糸鋸弓ばかり使っていました。
以前からコンさんが糸鋸の止めネジはキャップボルトに交換して六角レンチで締めるのがよいといわれていましたが、ネジの規格がちがうようなのでそのままになっていました。ところが今回このネジが旧JISのネジと同じで、コンさんから分けていただけることがわかりましたので、お願いしてそのキャップボルトをいただいて交換しました。
また手で締めて使いたい時もありますので、モノタロウのローレット雌ネジを加工して、手でもネジを締めることが可能なようにしました。ローネットの雌ネジを旋盤でさらって、締めネジの六角キャップボルトと同じ8mmの孔を貫通させました。8mmの孔を貫通させるのは、私の旋盤の芯押し台のドリルチャックは6.5mmφのドリルまでしかくわえられないので、コンさんから伝授の禁じ手三角ドリルを使いました。
ローレットネジの拡げた孔にこの六角キャプボルトをロックタイト638で固定しました。
また止め板もddx40aさんのブログ記事によると片締めになってネジに負担がかかりやすいとのことでしたので、t0.2の帯板をハンダ付けしました。
実際使ってみると手で力一杯締めても、その後六角レンチで回すとさらに1/4回転ぐらいは締まるようです。
それからバローベの糸鋸弓はもう市場にはないようですが、見かけはほとんど変わらないグローべット社製の糸鋸弓が販売されているようなので、購入してみました。使い心地に大きな差はないようです。グローベッド社の糸鋸弓は、swiss desinged and Patentedとパッケージには書いてありますが、swiss madeとは書いていないので、製造は中国あたりなのかもしれません。






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