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9600(46)キャブディテール 過熱量調整の自動機

バックプレートは、キットに入っていたドロップ製のパーツではなく、ウィストジャパンの96用ロストパーツを半田付けしました。床板はキットのパーツは使わず、真鍮板から自作しました。機炭間渡り板は、機炭間ドローバーを作り直してから寸法を考えてつけます。

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このパーツの左肩についているメーターは、空気ブレーキの圧力計なので切り取りました。そして真空ブレーキだとこの部分にエジェクター(下図6) がついて、排気管が煙室に延びているのですが、今回はキャブ分解できる構造にしていなかったので、ここにエジェクターのパーツをつけると窓ガラスが貼れなくなります(笑) ということで取付は見合わせました。その下の逆転器ハンドル(下図7) も省略です。

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煙室の右(助手側)についているのは、自動機という蒸気の過熱を加減する機器です。初期の過熱式ボイラの煙室に付いていたもので、煙室内の風戸を開閉するために蒸気で作用するシリンダを作用するロッドが、ハンドレールの中を通ってキャブまで通じています。詳細はクラーケンさんのブログの解説をごらんください。

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この調節のためのバルブハンドル(下図8)もキャブの右上にありますが、これも省略です。

☆1/28 追記

クラーケンさんより、真空ブレーキの9600のキャブ内の資料をいただきました。

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出典は

機関車名称辞典 東洋書籍出版会 大正九年発刊 (原本は旧漢字です)

です。

クラーケンさんありがとうございました。

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