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ハンダゴテ先の更新改造

私はコテ先はマイナスドライバー形が使いやすくて好きなのですが、gootの温度調整式ハンダゴテPX-201の交換コテ先には、好みの形の交換コテ先がなくKS-60Rハンダゴテ用のR-6Dという鉄メッキ済コテ先を加工して使っています。

今回コテ先の鉄メッキのコーティングが消耗して、中の銅材が露出してきましたので交換することにしました。

加工の詳細は以前報告したとおりです。銅材の中ぐりはドリルが喰い込み易いので、切削油をたっぷりつけて旋盤の回転速度を落として行いました。まずφ2.5のドリルで下穴をあけてから、φ4.2のドリルで、深さ40mmの穴を開けました。加工後切削油はよく除去しておかないと、ヒーターと焦げ付いて抜けなくなりますので、綿棒にベンジンをつけてよく清掃しておきました。

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上が今回更新する約3年使用したコテ先です

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今回はφ7.0 肉厚0.5の銅パイプが入手できたので、これを35mm長に切断して 切断加工したコテ先の上に被せました。この上にステンレス製のカバー(ヒーターパイプ)をナット止めします。

これでまた新しいコテ先が使えます。

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鉄メッキされたコテ先は、銀色で磁石がくっつきます。gootの製品の一部には鉄メッキしていない交換用コテ先にも、鉄メッキコテ先の台紙とパッケージを使ったものがあるらしいです。鑑別は色と磁石につくかどうかで可能です。銅色で磁石につかなければ、鉄メッキコーティングはしてありません。

鉄メッキされたコテ先は、ヤスリで削って表面のメッキが剥げると本来の長寿命効果がなくなりますので、水を含ませた耐熱スポンジで表面を清掃します。コテ先が酸化して黒くなりハンダのヌレがわるくなったときはtipリフレッサーとかケミカルペーストといったペースト状のコテ先クリーナーを使います。

そういう性質のコテ先ですので、鉄メッキされたコテ先は自分で好みの形に削って使いたい方には向きません。

なおこの改造はメーカーの仕様外の使い方なので、同じ改造をされる方は、自己責任でお願いします。この改造をしたため事故がおきても責任は負えません。
改造の結果発火したり、コテ先の温度が温度調整つまみのプリセットと一致しなくなる可能性といったリスクも予想されます。

この改造はじめてから8年近く経過して使用しています。現在まで特に事故はおきていませんが、今後もおきないという保証はないので、その点よくご理解の上で改造してください。

 

ところでこの温調ゴテ 最近はデジタル式も発売されたようですね。今のコテが壊れたらつかってみようかと思います。

 

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