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9450(6)先台車

このロコでは、動輪のみイコライズ可動とし、先台車はイコライズさせません。私の経験では 先従輪は脱線しない最小限の軸重のみかけて、動輪に軸重が最大限かかるようにした方が牽引力が増えるように思います。S社のモーガル8100のキットは先輪もイコライズする仕様ですが、それを止めるように改造したら、牽引力が2,3割増えたといわれるのを数名のモデラーさんから聞きました。

今回は、前作(といってもまだ加工中)の9600の先台車をロストワックス製のパーツに交換したので、余剰になったその派生品の先台車を改造して使うことにしました。オリジナルは、薄板をコの字状に折り曲げた先台車枠に、軸径2.4のφ10.5スポーク車輪を組み合わせてありました。この機関車は先輪がφ9.5なので、KKCで配布された車輪に交換しました。ただこれはピボット軸なので、先輪用に車軸を改造しました。

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車軸には、モノタロウで売っているφ2.0平行ピンB種を利用しました。平行ピンは、機械部品の固定、位置決め用として用いられる、頭なしのピンです。本来車軸に使う用途のものではありませんが、1-2mm刻みの長さが揃っており、両端が面取りされているものもありますので、車軸の素材としては好適です。モノタロウでは、鉄製とステンレス製がありますが、錆の問題(メッキする必要あり?)とパック入り数を考えてスレンレス製を購入しました。

また本来鉄道模型の車軸に使うモノではないので、端面の切断面が少し汚いので、耐水ペーパーで仕上げて、車軸センターにφ0.5の穴を開けました。なおこのように車軸として使われる方は用途外使用なので自己責任でお願いします(笑)

元の車輪は、φ2.0のストレートの車軸だったので、NWSLのプーラーで車軸を抜きました。その後で万力を使ってこの車軸を挿入しました。

また薄板の軸受では、耐久性が心許ないので、先台車の軸孔をφ3.0に拡げて軸箱代わりに、IMONのジャケットという、金属製ブッシュをはめておきました。これは本来ボギー台車をセンターピンを止めるときに使うパーツですが、使い方によっては簡易挽物軸箱にもなります。旋盤で挽けばよいパーツですが、黒メッキまでしてあって、4個で¥330となると購入してもコスパは悪くないと思います。左右のガタは、エコーモデルのφ2.1孔の金属とプラのワッシャで調整して殺しました。

押さえ板は真鍮の小片で自作しました。

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※追記 1/4

車輪は昔の天賞堂のφ9.3も検討しましたが、車輪の厚みが2.6mmぐらいありちょっと見映えが悪いので、止めました。おそらくこれは30年ぐらい前の天賞堂のブラス製旧型F電関の先台車のパーツだと思います。車輪が厚いので見映えは悪いですが、この時期の天賞堂は今と違ってブラス製模型もショーケースモデルではなく、走らせることを前提に製造・出荷していたのだと思いました。

※追記 1/5

車軸に使うのなら 切断後センターレス研削し、真直度、真円度、外径寸法を仕上げてある この製品の方がよいかと思います。

 

 

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