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DSairESPminiを組みました

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あおのさんのDSairESPmini(写真右)を組み立てました。DSairESPの基板におまけ?でmimiの基板がついてきたので、パーツ自己調達して組み立てました。

これには液晶パネルがついていますが、タッチ機能はありませんので、他のwifiコントローラーやスマホ・タブレットを接続して操作します。

そこでHMX社のwifi controller slim(写真左) を接続してみました。搭載マイコンチップが、同じESP32のためか相性はよいようです。

速度操作がタッチパネル上のスライダーよりもリアルツマミの方が自分にとっては操作しやすいです。

なおDSairESP DSairESPminiは、DSairのマイコンチップをESP32に変更してスケッチ(ソースコード)を移植した同等の機能を持つ互換機です。DesktopStation社の製品ではありませんので、同社には問い合わせないでください。





 

 

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TMS5月号記事の修正・追加

P85左下の写真ですが、キャブ前の汽笛に白い矢印が入っています。サルター式安全弁は、スチームドームについています。下の写真の赤矢印です。訂正してお詫びします、最終の著者校正で見逃してしまいました。

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あと120形の簡単な模型図面というか寸法図も採択されず没になったので、ブログで追加しておきます。

120drawing

PDFファイルはここをクリック

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TMS5月号に記事が掲載されました

TMS2024年5月号(988号)に、P82-91に「阪神間開業時の蒸気列車をつくる」として、120形のひく阪神間開業時風マッチ箱 客車列車の記事が掲載されました。機会があれば一度書店・模型店でTMS誌をお手に取ってごらんください。

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最初のページの左上 大阪駅での安治川支線列車の模型との合成写真は気に入っています。

なお P92-93に「120形の角度」として 宮田寛之さんの輸入時から加悦鉄道時代までの実物解説記事も掲載されています。

なおご質問・ご意見などあれば、このブログ記事にコメントをつけていただくようにお願いします。ブログ上でのコメント公開を希望されない場合はその旨 お書き添えください。

 

 

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8450 補追(5)サウンドを積む(続々)調整編

サウンドトラックス社のTsunami2デコーダーを搭載した山陽鉄道8450形蒸機

ローラー走行台の上で、デモ走行してみました。

前照灯をオンにすると発電機が回り始める音がして、前照灯がじわっと明るくなる仕掛けはよいですね

今回は加速設定をオンCV3=150に設定しています。減速設定もCV4=150です。

発車直後は、F4(Cylinder Cocks)をオンにして、ドレインが排出される音を出しました。

一旦定常速度に達したあと 再度速度をあげると、Tsunami2のDDE機能が働いて、ブラスト音が設定速度に達するまでボリュームが大きくなります。

今回ボイラー上にベルはつけていませんが、ベル音も鳴らしてみました。F1(Bell)

汽笛はF2, 短い汽笛はF3です。汽笛は90種類内蔵されていますが、Baldwin 3-Chime (CV120=1)に設定しました。

ベルは54種類、ブラスト音は10種類、発電機の音は10種類内蔵と 天こ盛り状態で選択に迷います。

サウンド音選択の設定リストのpdfはここをクリック

エアコンプレッサーの音も10種類ありますが、真空ブレーキ(CV124=9)に設定しました。

私はファンクションで音量が加減できるとよいと思いますが、その機能はついていません。音量はCV128=96に設定しています。あまり音量をあげても小型スピーカーなので音が割れてしまうようです。

カットオフについては今のところDDEを使った自動設定ですが、手動設定もできるようです、またやってみたいと思います。

高機能過ぎて使いこなせない感もあるTsunami2の調整報告でした。

DDE(Dymamic Digital Exhaust)について詳しいことを知りたい方は、Tsunami2のマニュアル読んでください。

サウンドトラックス社の説明動画には同社の拡張CV値使ったDDEの設定方法が解説されています。これは英語字幕をオンにできます。

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DSairESPを組む

あおのさんが、DSairESPをリリースされましたので、その表面実装パーツなし版キットを組んでみました。

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これはDesktop Station 社がリリースされているコマンドステーション、DSair2DSairLiteのソースコードをESP32というマイコンで使えるように書き換えられてつくられた、運転操作機能つきのDCCコマンドステーションです。また内部の電流感知素子が、ACS712ではなくINA219を使っています。そのためDSair2やDSairLiteと相性のよくないSoundtraxx社のTsunami2でもCV値の読み出しが確実にできます。

こういう搭載マイコンの違った互換機?がリリースできるのもDSair2とDSairLiteなどのプログラムがオープンソースとして公開されているからで、DesktopStation社の方針のおかげです。

またDSairESPは、HMX社のwifiコントローラー( slimMini )やあおのさんのサウンドシステム用wifiコントローラーと接続できるはずですが、そちらのテストはまだです。

現在DSairESP を使って8450形に搭載したサウンドデコーダーTsunami2のCV値設定・調整をおこなっています。

※なおDSairESPは、DesktopStation 社の製品ではありませんので、このコマンドステーションについてはDesktopStation社には問い合わせないでください

☆4/29 追記

CV値の読み出しのコマンドステーションとデコーダーの相性はコマンドステーションの電流センサーの感度だけではなく、デコーダーのCV値の読み出しのリクエストに対する応答を返すまでの反応時間の差があるようで、これらの要素で相性がでるらしいです。このあたりはNMRAのDCC規格ではっきり定義されていないそうです。

 

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雑誌広告考

コンさんが、ブログで「新しくオンラインの模型情報誌を立ち上げたい・・・・内容はもちろん工作法をメインとし、車両でもレイアウトでも作り方をコアにした記事を網羅したい。」と書かれていましたが、

4/1ネタであったようです。

趣味の分野は違いますが、休刊になっていた音楽の友社の「レコード芸術」誌が、オンラインで復活するためにクラウドファンディングを始めたというニュースが、雑誌業界に詳しいTFさんがFBに書かれていました
「音楽に限らず趣味雑誌では、広告収入に多くを頼る紙媒体というビジネスモデルが、時代に合わなくなっているのかもしれませんね」というコメントを書いたら、趣味誌の方が読者が限られているので、一般誌よりも費用対広告効果があるのだと教えていただきました。
とはいっても10年ほど前 カメラ業界では売り上げが減ったとき雑誌広告以外の方法で広告効果が上がるということになり、写真雑誌が壊滅したそうです。
TMSも最近は天賞堂やカツミの広告が掲載されなくなり、鉄道模型雑誌でも脱広告に動かざるを得ないのかなと思います。だた広告出してもらうと必ず製品の紹介記事は載せるという不文律はあったようで、広告が減ったためか製品紹介記事の量が減ったのはよいことだと思います。
以前は「製品の紹介」を書くために編集部スタッフの時間がとられて、本文記事の編集に十分時間をとれない・・とかいう真偽のほどはわかりませんが、そういう風の噂もあったようです。他誌では製品紹介記事を外部委託していたところもあったようですね。
TMSは値段や厚さが同じでも広告や製品の紹介が減った分だけ、本文記事が増えたのはよいことだと思います。

コンさんは、「印刷ではなくWebで無料配信としたい。費用は模型店からのコマーシャル代で賄えば何とかなるであろう。」と書かれています。米国でそういうオンライン雑誌もありますが、そのビジネスモデルは、もう陳旧化しているのかもしれません。

TMSに片野さんが連載されている「昭和広告逍遥」の記事にのっているような当時の広告はそれが貴重な情報であったし、そこからみんな夢をいだいたものです。それは今の雑誌広告とはまったく違うものだったと思います。

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8450 補追(4)コネクタについて

DCCやPFMサウンドなどで機炭間電線接続するときやライトなどでの上下電線切り離しには、私はICピンヘッダーソケットをよく使います。端子はメッキしてあるので接点が酸化しにくく使いやすいし、ソケットにはそのままφ0.7ぐらいの真鍮線などをピン代わりにそのまま突っ込んでも使えます。

今回は8450の機関車本体は、上回りと足回り分解するときやはり切り離せないと不便なので、このピンヘッダー・コネクターを使ってヘッドライトの配線をしました。もっと小さいコネクターもあるのですが、きっちりロックされてしまいかえって取り外しが面倒なので、滅多に使いません。この小型コネクタ使うとしたら、外れるとまずいリチウムバッテリーの配線ぐらいです。

ただこのピンヘッダーとソケット利用のコネクタターは方向性がないので、無極性の電球ならよいのですが、LEDなどでは逆接続して、下手するとLEDやデコーダーを損傷してしまうことがあります。それを回避するためにスペースに余裕があれば、下図のようにコネクターを3極にしています。これなら誤接続して±逆の電流が流れることはありません。

Ktconector

実際模型に装着した画像ではわかりにくいので図示します。

 

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8450 補追(3)サウンドを積む(続)

中断していた8450のサウンド搭載について書き足します。

DCCで調子良く走る動力車は、デコーダーを搭載する前のアナログDC制御で調子良く走ることが前提となります。そのため私は、最初からDCC化しないで、しばらくDCで走らせて調子良く走ることを確認後、デコーダーを積んでDCCサウンド化しています。

完成の少し手前までいくと出来のキニイラナイところが気になったりして、なかなか完成しないのは私の宿痾かもしれませんが、何とか完成にもう一歩のところまで来ました。

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DCCサウンド化したテンダー蒸機で気になるのは、機炭間の渡し電線がちらちらすることです。

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私の最近の機関車は、ドローバーにチャンネルをハンダ付けして、その中を渡り線を通すことにより目立たなくしています。
このアイデアは私のオリジナルではなく、ベモの蒸機(RhB G4/5)の構造をパクったものです。
この電線の色が目立ちますが、これも少し走らせて問題がないことが判明してから黒く塗るつもりです。

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テンダーには石炭を載せました。これはまずモーリンの石炭をタミヤのクラフトボンドに混ぜて練ったものをベースに接着して、その上に石炭を補充して撒いてボンド水を追加でかけて固定しました。

あとはキャブ内の人形ですが、これはどうしましょうか?この時代の山陽鉄道の機関士はどんな格好をしていたのか?また悩みが増えました。

 

 

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