DSairESPを組む
あおのさんが、DSairESPをリリースされましたので、その表面実装パーツなし版キットを組んでみました。
これはDesktop Station 社がリリースされているコマンドステーション、DSair2とDSairLiteのソースコードをESP32というマイコンで使えるように書き換えられてつくられた、運転操作機能つきのDCCコマンドステーションです。また内部の電流感知素子が、ACS712ではなくINA219を使っています。そのためDSair2やDSairLiteと相性のよくないSoundtraxx社のTsunami2でもCV値の読み出しが確実にできます。
こういう搭載マイコンの違った互換機?がリリースできるのもDSair2とDSairLiteなどのプログラムがオープンソースとして公開されているからで、DesktopStation社の方針のおかげです。
またDSairESPは、HMX社のwifiコントローラー( slim や Mini )やあおのさんのサウンドシステム用wifiコントローラーと接続できるはずですが、そちらのテストはまだです。
現在DSairESP を使って8450形に搭載したサウンドデコーダーTsunami2のCV値設定・調整をおこなっています。
※なおDSairESPは、DesktopStation 社の製品ではありませんので、このコマンドステーションについてはDesktopStation社には問い合わせないでください
☆4/29 追記
CV値の読み出しのコマンドステーションとデコーダーの相性はコマンドステーションの電流センサーの感度だけではなく、デコーダーのCV値の読み出しのリクエストに対する応答を返すまでの反応時間の差があるようで、これらの要素で相性がでるらしいです。このあたりはNMRAのDCC規格ではっきり定義されていないそうです。
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