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今夜は日乃電

今夜は神戸の日乃電さんにお邪魔して、今年150周年を迎えた阪神間開業時の120形の牽くマッチ箱客車列車の模型を走らせていただきました。

巷では「TMSコンペで入賞した作品は、格好はよいが走行性能が悪くて走らないものも多い」といわれているようなので、その疑念を払拭してきました。一時間以上線路上を快走していましたが、特に問題は生じなかったです。

 

客車に使用したKATOのワム80000用軸受けは期待どおりの走行性を発揮しました。ただしIORI工房のピンリンク連結器やドローバーは少し扱いが面倒でした。

やはり模型から音がでないと寂しいですね。検討中のKATOサウンドボックス利用のBluetoothサウンド搭載を早急にすすめたいと思います

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トミックスの5001ワンハンドルパワーパックを改造する(続)

PWM出力に、このアナログ(ローパス)フィルター接続して電流を流すと、パルス電流が不思議なことに平滑な直流に変換されます。アナログフィルターは、DesktopStation社のピュアアナログアダプターの回路を使わせていただきました。なおDesktopStation社ではピュアアナログアダプターの製造とサポートは終了しているようですので、このアダプターやその回路について同社には問い合わせないでください。

Tomixonehandle3

☆6/30 配線図差しかえ 下の紫色バックの部分が、アナログ(ローパス)フィルターです。

PWM出力を緑色の端子、平滑直流(電圧)出力を茶色の端子に接続しました。

回路図のスロットルのボリュームは10KΩでもよいと思いますが、ボリュームの値を大きくする場合は、あおのさんのコメントにあるようにコンデンサーを入れた方が安定します。私は1KΩのボリュームを使っているので、特に問題はないです。アナログフィルターの抵抗は47KΩでもよいです。

鉄道模型のパワーパックでよく使われるトランジスタなどを使った直流電圧制御だと、電圧を下げた分のエネルギーは熱で捨てることになりますが、パルス制御とフィルターを組み合わせた方式だと降圧分のエネルギーも有効利用できて捨てるエネルギーが少ないので、電力変換効率がよいと思います。

コンセントから電源アダプターをつないで使う場合は問題になりませんが、バッテリー駆動だとかなりバッテリーの保ちが違ってくると思います。モータードライバーにも大きな放熱器をつける必要もないようです。

PWM出力で運転するときアナログフィルターを切り離すスイッチをつけるつもりでしたが、オシロで出力電流波形をみても多少ノイズ(リップル)はのっているようですが 波形に大きな変化はなく実用上影響ないようなので、省略しました。

ムービーのノイズはモーターの回転音です。

また最初は電源VCCから12Vを直接Nanoにつないでいましたが、ロームのDC/DC降圧レギュレーターBP5293-50を入れました。これで12V以上の電圧のアダプターも使えます。Nano内蔵の三端子レギュレーターは電圧の上限が12Vですので、このような降圧レギュレーターを使わないときは、12V以上の電源アダプターは使えません。12Vのアダプター以外使わない方は、電圧レギュレーターは省略できます。

モータードライバーTB6643KQは最低作動電圧が9Vなので、電源電圧は9V以上で使用してください。乾電池などのバッテリーを使って電源電圧が9V以下になると停止します。

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プリント基板の右端に見える円柱状のパーツが、100µHのチョークコイルです。

☆6/30追記

デスクトップステーションさんのブログにあるように、モーターの種類によってはキャリア周波数を下げた方が、低速性能が安定するようです。PWM出力だけの場合でコアレスモーターを使わない時はキャリア周波数を下げた方がよいかもしれません。

☆7/6追記

今回はArduino Nano 使いましたが、開発しやすいですが、こんな大層なものつかわなくてもATtiny85使えばもっとローコストに基板も小ぶりにできることに気がつきました。また機会があればやってみようと思います。あやのさんがATtiny85使ったDCCデコーダーについて詳しくブログに書かれているので参考にさせていただこうと思います。

☆8/6追記

今回はワンハンドルコントローラーなのでマイコン制御が有用ですが、普通の前後進スイッチで切り替えるタイプのパワーパックならマイコン使わなくてもタイマーIC555使えば十分だと気づきました。これなら秋月で安いキットがあります。以前作ったコントローラーについてはここをクリック

 

 

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トミックスの5001ワンハンドルパワーパックを改造する

トミックスの5001パワーパックはデザインや操作性は秀逸で、現在も使っておられる方も多いようです。とはいってもレオスタット制御ですので、走行電流の小さいモーターでは、ラビットスタートになってしまいうまく制御できないようです。

そこでこれをパルスPWM制御と電圧制御兼用パックに改造することにしました。改造といっても使うのはケースぐらいで、中身は総入れ替えになります。まあ模型店の中古やネットオークションで、500−1000円ぐらいで売られているので、ケース代と思えば高くはないと思います。

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外見はほとんど変化がありません。左前下の100Vコードが入っていた部分にACアダプターのコネクターをつけました。

なおケース全体が経年変化でくすんでいたので、タミヤのコンパウンドで磨いたら、新品の輝き?を取り戻しました。

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改造前のパックの内部です。トランスが鎮座しています。
レオスタットはトミックスの特注品らしいです。

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改造後の内部です。
マイコンとモータードライバーのみなのでスッキリしました。
レオスタットはボリュームに置き換えました。
赤色のLEDはそのまま使いました。
メインパワースイッチはそのまま使って、12V入力がオンオフできるようにしました。
ブレーカースイッチは機能しませんがそのまま残してあります。

 

トランスがなくなったので軽くなってしまい、安定感はなくなりました。底部にウェイトいれようか・・というのは冗談です 

下に配線図を示します

Tomixonehandle

今回は手もとにあった、Arduino Nano(中国製互換機)を使いました。モータードライバーは東芝のTB6643KQです。

現在の出力はPWM(パルス制御)出力です。

プログラム(スケッチ)はArduinoIDEで作成しています。

プログラムはDesktopStationさんのDSシールドスケッチPC接続用アナログ車両rev.1bから改変作成させていただきました。

プログラムの要点を解説します。

// include the library code: インクルードするライブラリーファイルの指定
#include <EEPROM.h>不要
#include <avr/io.h>
#include <util/delay.h>
#include <avr/pgmspace.h>

#define PIN_FORLED 2 //前進時点灯させるLEDのピンを定義
#define PIN_BAKLED 3 //前進時点灯させるLEDのピンを定義

/* Analog */ //変数を定義しています
word control_V = 0;
word ZeroOffset = 32;
word inPower = 0;
byte inDir = 0 ;

void setup()
{
//Pin mode 入出力のピンを定義しています
pinMode(9, OUTPUT);// PWM出力
pinMode(10, OUTPUT);//PWM出力
pinMode(A2, INPUT);//Control_Volumeの入力
pinMode(PIN_FORLED, OUTPUT);//LED_FOR 前進時LED点灯出力
pinMode(PIN_BAKLED, OUTPUT);//LED_BAK 更新時LED点灯出力
//Timer1 PWM Freq
TCCR1B = TCCR1B & B11111000 | B00000001; // set timer 1 divisor to 1 for PWM frequency of 31372.55 Hz
タイマー1の周波数を変更して PWMの周波数を31kHにする

/* Debug message for PC */ //起動時のメッセージをシリアルモニターに送ります
Serial.begin(57600);
Serial.println("--------------------------------------");
Serial.println("Tomix One Handle Controller 2024/6/11 ");
Serial.println("--------------------------------------");
Serial.println("100 Ready");
ShutoffPower(); //出力を停止します

void loop()
{
  VolumeRead(); //コントローラーのボリュームの値を読み込みます
}

void VolumeRead(void)
{
  /* control volume check */
  control_V = analogRead(A2);
  if ( control_V >= 512 + ZeroOffset ) //前進時
  { //go forward
    inPower = (control_V - 512 - ZeroOffset) * 11 / 10 ;
    inDir = 1;
    SetPWMoutput(inDir, inPower);
    digitalWrite(PIN_FORLED, HIGH); //LED Forward On
    digitalWrite(PIN_BAKLED, LOW); //LED Back Off
  }
  else if(control_V <= 512 - ZeroOffset) //後進時
{ //go back
    inPower = (512 - control_V + ZeroOffset) * 11 / 10 ;
    inDir = 0;
    SetPWMoutput(inDir, inPower);
    digitalWrite(PIN_FORLED, LOW); //LED Forward Off
    digitalWrite(PIN_BAKLED, HIGH); //LED Back On
  }
  else // stop 停止時
 {
   inPower = 0;
    ShutoffPower();
    digitalWrite(PIN_FORLED, LOW); //LED Forward Off
    digitalWrite(PIN_BAKLED, LOW); //LED Back Off
  }
//ボリュームを0−1023の値で読み込みますが、中間値512の前後±32 480-544では出力ゼロとなるようにしています。そのためフルスピードになるように値を1.1倍して補正しています。
}

void ShutoffPower(void) //PowerOff 出力停止
{
analogWrite(9, 255);
analogWrite(10, 255);
}

void SetPWMoutput(byte inDir, word inPower) //Power on 方向と速度をPWM出力する
{
  word aPower = inPower >> 1;
  if( aPower >= 255)
  {
    aPower = 255;
  }
  Serial.print(aPower); //速度と方向をシリアルモニターに送ります
  Serial.print(",");
  Serial.println(inDir);
  switch( inDir )
  {
    case 1://BAK 後進時
    analogWrite(10, 255 - aPower);
    analogWrite(9, 255);
    break;
    case 0://FOR 前進時
    default:
    analogWrite(9, 255 - aPower);
    analogWrite(10, 255);
    break;
  }
}
パーツが届いて平滑直流化がうまく作動した時点で、プログラムをアップロードします。
☆6/24 配線図修正
☆7/18 スケッチ修正 ダウンロードはこちら

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英国2024(7)最終日はDidcotへ

ロンドンで所用をすませた後、最終日は大英博物館やナショナルギャラリーといった定番市内観光はせず、Didcotに直行しました。

ホテルからエリザベス線で一旦 ヒースロー空港に行って、ターミナル2の荷物預けにスーツケースを預けて、再度エリザベス線に乗車 Hayes & Harlingtonまで戻って乗り換えて、Readingまで行って、グレートウェスタン鉄道に乗り換えてDidcotに行きました。Didcot Railway Center はDidcot Parkway駅直結なので便利です。

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今回嬉しかったのは、大好きなAvonside製Bタンク TROJAN が庫から引き出されていてじっくり観察できたことです

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このロコは製番が1386で、同メーカーの日本の国鉄1030形が1898年製で製番が1391なので、ゲージとBとCの軸配置の違いはありますが、ほぼおなじプラクティスで作られたとみてよいと思っています。1030形の原型サドルタンクは作ってみたい機関車ではありますが、まだ手つかずです。この機関車も模型化のためにたくさん細部写真を撮って帰りました。

なおこのロコは、「機関車トーマス」のキャラクターパーシーのプロトタイプだといわれています。

 

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これはKitson製のBタンクです。私は大きい機関車より小型ロコが好きです。

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多くの機関車が庫内に所狭しと並べられていますので、うまく全体写真は撮れませんでしたが、こういう青色に自分の模型を塗ってみたいと思います。

このあとヒースロー空港にもどって、今度は南回り(ハンガリー、トルコ、キルギス、中国上空経由)で、また14時間かかって帰国しました。

 

なお今回の英国汽車見旅行のコンテンツは、随時追加 書き直しさせていただく予定です。

 

 

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英国2024(6)ヨーク駅のステーションホテルに泊まる

イギリスの鉄道と切り離せないのがステーションホテルです。日本では東京駅のステーションホテルぐらいしか残っていませんが、かつては下関にも山陽ホテルという山陽鉄道直営のステーションホテルがありました。

ロンドンでは、セント・パンクラス駅、パッディントン駅、ビクトリア駅などのターミナルには必ず豪華なステーションホテルがあり各鉄道が直営で経営していたようです。これも鉄道とおなじでサッチャーの分割民営化で鉄道の直営ではなくなり、現在はセント・パンクラス駅はルネッサンスホテルパッディントン駅はヒルトンビクトリア駅はクレモントホテルとなっています。だだこれらはロンドンの一等地にあり、パッディントンのヒルトンには以前泊まったことはありますが、シーズンオフ以外はちょっと手が出るような料金ではありません。

やはり英国鉄道旅行中には、一泊だけでもステーションホテルに泊まりたいと思い、今回はヨークのPrincipal Hotelに泊まることにしました。今回の旅行中で一番の豪華ホテルですが、一泊3万円台なのでなんとか泊まれました。

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ホテル(右)とヨーク駅(左)の外壁は同じ色です

 

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ホテルの豪華な内装はこのサイトもごらんください

 

このホテルは美しい曲線のヨーク駅のドームに隣接しています

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ヨーク駅のホームには、もちろんパブもあって、テラス席から列車を見ながらビールを呑めます。

 

ホテルの部屋の窓からは、トレインビューとはいきませんが、ホームの屋根が見えました。

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英国2024(5)ヨークの国立鉄道博物館

バーミンガムからヨークへ列車で移動しました。この区間は幹線ですが非電化です。英国では立派な複線の幹線でも非電化区間がまだまだ多いように感じました。

イギリスの鉄道博物館ではここが最大ですが、現在改築工事中であり、一部のコレクションは他の博物館に一時的に移送保管されているものもあるらしいです。来年新装オープンのことです。

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ここの展示品の目玉は、マラードなどの本線の高速大型蒸機機関車です。

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LMSのDuchess of Hamiltonは流線型に復元されて保存されています。

 

ご存じのようにこの博物館には 日本の新幹線100形も高速鉄道の先駆けということで保存展示されています。

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私が一番みたかったのは、こういった高速列車ではなく、新幹線の横に展示されていた、南アフリカからザンビア経由できた390号(南アフリカ国鉄7Aクラス)というサブロクの4−8−0です。 別サイトの解説

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メーカーは、シャープスチュアートで1896年製です。

現在作っている模型、英国型コンソリの参考にしたかったので、細部写真もたくさん撮ってきました。

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機関車の塗りでは、私はSE&CRの機関車が一番綺麗だと思います。

 

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大きなシングルドライバーも展示されています。

 

大型機だけでなく小型機の展示もあります

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これはフェスティニョーク鉄道のダブルフェアリー

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こちらはLMSのCREW工場で牽引車として使われていたロコです

 

機関車見るのに精一杯であまり写真は撮れていませんでした。

 

 

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英国2024(4)Severn Vally 鉄道

バーミンガム近郊では、もうひとつSevern Vally鉄道に乗りに行ってきました。

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この鉄道では、機関車の次の客車に乗って蒸機音を楽しみました。

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機関車とテンダーの上回りは黒光りのピカピカです。撮影している私が映っています。これが英国型蒸機本来の塗装スタイルだと思います。

この鉄道は40年前の学生時代に一度乗りに来ています。

ちょっと驚いたのは、あの当時は蒸機とその時代の客車ばかりが収集保存されていましたが、今回行ってみるとディーゼル機関車やかつて東海岸線を快走していたHST125なども収集保管されていました。始点のkidderminsterの駅構内には、ディーゼル専用の保管庫と工場が建設されており時代の変化を感じました。

 

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英国2024 (番外編)British Rail Pass モバイルパスの使い方

今回の旅行は、ロンドン>バーミンガム>ヨーク>ロンドンと回りましたので、ある程度の距離を移動する日のみBritish Rail Pass England Passのフレキシータイプを利用しました。このチケットもまだ紙のものもあるようですが、モバイルパス化されています。

日本でググると上位に出てくる欧州の鉄道チケットの大手業者さんは、発券までに数日かかると書かれています。今回は諸般の事情で今回は数日前まで旅行に行けるかどうかわからなかったので、Acprail.comというネット代理店から購入しましたが、すぐ発券されましたというか、申込後メールでリンクが送られてきてそこにアクセスすれば使えるようになりました。またこのパスは代理店により価格差があるようです。

メールで送られてきたパスのリンクを辿っていくと

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こういう画面が出てきますので、使いたい日のアクチベーション操作をして、「資料ダウンロード」というところをクリックすると、モバイルパスが表示される画面に飛びます。なおこれは3日間使用後の画面です。

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この画面は一旦使用日を指定してアクチベーションしてしまうと、動的に変化するわけではないようなので、これをスクリーンショットとして撮って、私はiPhoneの写真フォルダー保存して、自動改札を通るときなどこの画像を呼び出して使っていました。

ただ車内検札にきた車掌さんによっては下方の文字情報欄を見せるように要求されることもあるので、次の画像もスクリーンショットで保存していました。

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ネットによく書かれているBritish Rail Passのモバイルパスでは、2次元バーコード読み取りで自動改札を通れないという問題は、このパスをスマホに表示したまま自動改札機の読み取り窓部分に当てると、2次元バーコード部分が窓から下へはみ出してしまうためにおきるようです。スマホを90度横にしても逆さまにしてもとにかく2次元バーコードが、読み取り窓の中央に来るようにするのが、うまく自動改札を通るコツのようです。

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面倒なら2次元バーコードの部分だけ切り取った画像も保存しておいてそれを自動改札機のSCAN窓にあててもうまくいきます。

有効期間が連続タイプのパスなら、初日に一回アクティベートすればよいですが、フレキシータイプの場合は使いたい日に毎日アクティベートしてその日に有効なパスを発行する必要があります。前日より前にアクチベートすることも可能ですが、一旦 日を指定してしまうと変更はできないのでよく注意してください

発行したパスが、iPhoneのウォレットに保存できれば便利だと思ったのですが、それはできないようでした。

値段については、私は60歳超えているのでシニアパスが買えましたが、 合計してみると全区間Advance Ticketを購入したのと同じぐらいで、あまりお得感はありません。ただ当日に行き先を自由に決めることができるというのは大きな利点です。

旅程中パスを利用しない日で 近場に行くために短距離路線の鉄道を利用するときは、各鉄道会社のアプリで割引往復チケットを購入していました。これは鉄道会社により、2次元バーコード付きのオンライン乗車券が発行される場合、発行コードが表示されるので駅の券売機で引き取る場合などいろいろありました。とはいっても日本のJR西の乗車券受取機で乗車券を受け取るよりは、遙かに操作は簡単です。

これまで英国旅行では、私の乏しい語学力では地名を正確に発音できないので、間違い防止のため駅窓口では購入したい切符の内容をメモに書いて購入していましたが、今回はアプリで発券できたので非常に楽だったと思います。

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WestMidland鉄道のモバイル乗車券

このモバイル乗車券はiPhoneのウオレットに入ったので便利に使えました

 

なお2次元バーコードの部分には氏名やパスポート番号などの個人情報は記載されていないようですが、念のためぼかしを入れて読み取れないようにしてあります

 

 

 

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英国2024(3)ロンドンの新しい鉄道路線

英国に行ったのは9年ぶりでしたので、その間に鉄道路線は変わっていました。昔ながらの地下鉄 London Tubeにもかなり乗りましたが、新しい便利な市内電車が2路線できていました。

これまでは、ヒースロー空港からロンドン市内へでるのには地下鉄ピカデリー線の狭い車内に大きな荷物抱えて一時間かかって揺られて乗っていくか、15分でパディントンに着くとはいってもクソ高いヒースローエクスプレスに乗るかしか選択がなかったのですが、エリザベス線が開通してヒースロー空港から直通で市内に出られるようになりました。結局ヒースローエクスプレスに乗っても、パディントン駅の近くのホテルならともかく、パディントン駅から市内のホテルまでタクシーで行くと渋滞に引っかかって、エリザベス線で行くのとあまり時間的には変わらないようです。またエリザベス線含めてロンドンの地下鉄は、自動改札をクレジットカードのタッチ決済で通れるので、切符買う手間がいらず便利です。やはりヒースローエクスプレスの客が減っているのか、空港の地下通路では割引券のブースが出て切符を売っていました。またヒースローには夕方着いたので、エリザベス線を利用した時間帯は夕方のラッシュ時にかかりましたが、昼間の京急の羽田快特よりも車内は空いていました。

テムズリンクという南北を縦貫する路線ができていました。それは1866年に開通したスノーヒルトンネルの一部を利用しているらしく、100年ぐらい前から貨物線として利用され、1971年に一旦閉鎖されていたのを、再利用した南北路線らしいです。今回はロンドン南部にあるブルーベル鉄道に行くのに、地下鉄でビクトリア駅に出るのではなく、St.Pancras駅からテムズリンクに乗車して、East Croydonで乗り換えました。またエリザベス線とテムズリンクは、ロンドン地下鉄の経営ではなく、ブリッドレールパスが使えるのも便利です。

なおこのテムズリンク、南部の旧サザン鉄道の路線は第三軌条750V直流で走りますが、北の旧ノーザン鉄道?の部分は、交流25000Vの架線集電で走ります。日本の近鉄が第三軌条の地下鉄中央線と自社の架線集電路線の両方で走れる電車を開発中と聞きましたが、この電車特に第三軌条の集電靴を収納することもなく架線電化部分も走っているようです。また走行制御音がVVVFの音ではなく、キーンという音を出して走ります。どういう制御方式なのか、電車が門外漢の私も気になります。

これらの電車の写真は撮っていません。というのは最近英国では鉄道駅の撮影がうるさくなり、駅で電車の写真を撮っていると某国のスパイを疑われて?しょっ引かれることがあるらしいという情報もあったからです。警察まで引っ張られることはないみたいですが、スマホやカメラの写真を消去させられることはあるらしいのでご注意ください。

 

 

 

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英国2024(2)Statfold Barn RailwayのSummer Spectacle of Steam

ロンドンからバーミンガムに列車で移動して、2日目は本命のStatfold Barn Railway の Summer Spectacle of Steam というイベントに行ってきました。ここはご存じのように保存鉄道というより、世界中から2フィートナローの機関車を収集して走らせている遊園地です。年2回 3月と6月にSpectacle of Steamという鉄道ファン向けのイベントが週末2日間開かれます。この時にはこの鉄道が保有している機関車に加えて、他所からもゲストで機関車が参加します。6/8当日も6台の機関車に火が入っていました。お目当てのタスマニアにいたK1ガーラットもゲスト参加しています。

英国型ですが、弁装置はコッペル式でしょうか

 

元タスマニアのK1ガーラットにも火が入っていました。40年前ヨークの鉄博で静態保存されているのをみていますが、実際動くのをみると感動しました。この機関車の模型はたくさん見ましたが、やっと動く実物をみることができました。

 

南太平洋のフィジーから帰ってきた機関車です。赤色が綺麗です。

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Davenport の米国形テンダーです。

これらの機関車が、会場内を走り回っており、5−10分に一本は、機関車をとっかえひっかえ走ってきます。

線路のまわりに柵とロープが張ってあり、その外からは撮影自由です。

皆さん英国紳士なので、某国のように場所取りで・・ということはありません。

P1030747 

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機関士さんと比較するとこのロコの小ささがわかります。

 

小型タンクロコが重連で、走り回っています

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模型みたいなレールバスも走っています。

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動かないですが、クレーンロコもありました。

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遊園地とかいいましたが、場内の機関庫(機関車展示ホール)にはターンテーブルがあって、たくさんのロコが保存されています。

今日はかなりの数のロコが運転するために出庫しているので、スカスカですが、空きスペースには今日火が入っているロコが収容されています。

世界中から収集されたようですが、インドネシアから来たロコが一番多いようです。

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(16)がミュージアムで機関車が展示されています

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☆6/30 マップを追加 線路はP形配置です。

 

動画はiPhoneの手持ちで撮っていますので、お見苦しい点はご容赦ください。

 

イベントがある日には、最寄りのTamworthの駅前から会場までの無料送迎バスがでます。私もそのバスに乗っていきました。

なおTamworthはバーミンガムから列車で20分弱ですが、西海岸線のバーミンガムをバイパスする本線上の駅でもあるので、本数は少ないですが、ロンドン・ユーストン駅からの直通列車(1時間40分〜2時間半程度)もあります。

 

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2024英国(1)ブルーベル鉄道

9年ぶりに所用のついで?に英国に行ってきました。

羽田から14時間かけて北極回りでロンドンについた翌日は、まずブルーベル鉄道に乗りに行くことにしました。今回はブルームズベリー地区のホテルに泊まったので、St Pancras International駅まで歩いて行って、ThameslinkでEast Croydonにでてそこで、サザン鉄道のEast Grinstead行きに乗り換えて、一時間20分ほどの電車の旅
ブルーベル鉄道のEast Grinstead駅は、サザン鉄道の駅からすぐ、この日は二往復だけの運転なので、ロンドンから電車で行くとこの日は反対側の終点のSheffield Park駅始発の二往復だけの運転なので、ロンドンから電車で行くと、往復して帰るだけとなる。

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今日は英国国鉄の黒い蒸機73082が列車を牽く

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ブルーベル鉄道が素晴らしいのは駅などにもこういう飾り付けがあり、昔の鉄道駅の雰囲気を作っているところ

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給水塔保存されている

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今日は走っていないが旧サザン鉄道び旧型客車も保存されている

Sheffield Park駅には機関庫があるが、以前は機関車が雑然と並んでいたが、今は悪い意味で博物館化されてしまった。

大好きだったSE&CRの緑色の0-6-0テンダーも静態化されて展示物化されていたのは残念だった

また機関庫の奥の機関車がおかれているエリアには立ち入りできないようになっていた。こういう場合でも誰か鉄道のスタッフがいれば声をかければ入れてくれるのだが、今日は週末ではないのでスタッフも見かけず 残念だった。やはり保存鉄道は鉄道ファン向けのイベントをやっている週末に訪問した方がよいと思える。

とはいってもこの鉄道は車両だけではなく、建物なども19世紀後半の鉄道の雰囲気をよく再現していることは間違いないと思います。駅の係員もサザン鉄道の制服着てコスプレしています。その頃の日本の鉄道は、車両や設備とももっと貧相だったとは思いますが、その時代を疑似体験するには英国のなかでも一番だと思います。

前々回の訪問記(2009)はこちら

前回は2015年にNGExpoのときに行っています。

 

 

 

 

 

 

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CV211 Tsunami2 Econami 低速部のモーターの回転改善機能

Soundtraxx社のサウンドデコーダー蒸機用の Tsunami2 と Econami にはBEMFによる回転数検知を利用した速度フィードバック制御で、低速部でモーターの回転がぎこちなくなるのを防ぐための調節機能Adjusting Low-Speed Operationがついています。これはCV211を設定すれば、低速部での速度フィードバック制御の強さを調整して、低速部でのモーターの回転を安定させることができるようです。
6200に搭載してるφ10x20mm のコアレスでも、超低速部では回転にビビリが出ましたが、このCV211の初期設定値180を20に変更するとビビリが消えました。これは低速でのBEMFによるフィードバック制御は不安定になりやすいので、データ回帰量を減らしてそれを回避するための仕掛けのようです。なおこの値を小さくしても、起動時のブラスト音と動輪回転の不一致は生じませんでした。

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6200の下回りを、Econami 英国版をデコーダーテスターに載せたものに接続して、CV値調整設定しています。

 

 

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