日本でアナログサウンドが紹介された最初は
日本で鉄道模型の車載スピーカーによるアナログサウンドが紹介された最初は、やはり特集シリーズ「楽しい鉄道模型」に再録された 山崎喜陽氏と田中誠一郎氏共著のTMS138号(1959年12月号)のこの記事なのでしょうか
上の画像は「たのしい鉄道模型」に再録された記事です。
この記事には、モデルレールローダー 1959年5月号の記事(Authentic sound in locomotives By Herbert Chaudiere p.33)を参考にしたと書かれています。
このときはまだ汽笛などを自由に慣らしたり、模型の走行速度にあわせて音を鳴らすことは出来ず、レコードやテープレコーダーの音をそのまま車上のスピーカーから鳴らすだけだったようですが、大きなインパクトはあったようです。
このChaudiere氏こそが後のPFMサウンドに発展していく蒸機の動輪の回転にあわせてブラスト音を出すサウンドの原形を作ったモデラーのようですね。それをLongnecker氏が改良発展させて、PFMから製品として発売されたという流れのようです。
Comments
自分もこのの再録記事がレールサウンドを愉しむ契機の一つになりました。
コンタクト方式でのドラフト同期に関してはTMS237号ミキストでの紹介記事が初めてだった気がします。
TMS255号ではツェナーダイオードのホワイトノイズ発生回路を音源車に組み込んで10.5φ車輪の裏側のコンタクトシューで断続させた記事が出て、何も動輪で断続させなくても良い事に気づかされました。
TMS314号では、いさみや製マルチコントロール・システムが紹介されており、高周波点灯機能よりも車載スピーカーからの警笛発生機能の方が欲しかったのですが、当時学生の身分では高値の花でした。
Posted by: [EF80] | July 31, 2024 09:41 PM