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蒸気機関車のサウンドシステムについてお話しします 2024JAM

今年の国際鉄道模型コンベンションのクリニックで、「蒸機のサウンドシステム」について話をさせていただくことになりました。

8月16日(金)の13時から14時半までの90分の枠です

最初はPFM/SL-1のアナログサウンドシステムの話を中心にお話しするつもりだったのですが、やはりDCCサウンドやKATOのサウンドボックスなどのデジタルサウンドシステムとの対比をしないと 両方のシステムの特徴がよくわからないと思うので、最初の30分でアナログサウンドについて話して、次の30分でデジタルサウンドについてざっと話して、最後の30分でその対比についてお話したいと思っております。

またDCCサウンドも、電車のサウンドでは他所でもクリニックやっているようですが、蒸機のサウンドの話はあまり聞けないようなので、今回は蒸機のサウンドに特化してお話しさせていただきたいと思います。

ちょっと最初にJAMの実行委員会に出した発表内容とは違っていますが、学会発表でよくある「抄録と発表内容は異なりますが、発表をもってかえさえていただきます」ということでご容赦いただきたいと思います。

1.アナログサウンドについて

  製品の歴史と米国と日本での発展 

  システムの作動の仕組み

  このシステムの限界

2.DCCサウンドについて

  蒸機サウンドのためのDCCサウンドの仕組み

  KATOのサウンドボックスについて

         ★今回はカンタムサウンドの話はしません

3.両システムの対比

  結論は絶対的な優劣はなく、それぞれの長所・短所があるということになります・・・

といった流れで、お話ししようかと思っています。

また実際のサウンドを搭載した模型を、持参してDM05 Pacific Expressのモデラー出展ブースで走らせますので、騒々しい展示会場でどれだけサウンドが聞こえるかわかりませんが、実際に音を聞いていただこうと思います。私の展示は金曜と土曜の午前中のみです。

☆8/16追記

 このクリニックは、諸般の事情によりやむなく中止となりました。講演できなかったクリニックの内容は、また別の機会にお話しさせていただきたいと思います。講演を楽しみにされていた方や資料提供のご協力をいただいた方にはお詫びさせていただきます。

 

 

 

 

 

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Comments

SL-1(とEL-1)という存在がDCCサウンド以前にどのような効果を上げていたか?を総括するというのは今後のサウンド化に役立ちそうですね

Posted by: ム | July 25, 2024 07:34 AM

PFM方式のサウンドは、現在のDCCサウンドに比べて劣っているものではなく、リバイバルで新機種出せば並立出来ると思うのですが、開発者のLongnecker氏が亡くなり、日本のSL-1の発売元であった天賞堂もメンテナンス含めて撤退してしまったのが、衰退してしまった原因かと思います。
なおLongnecker氏は2004年7月15日に69歳で亡くなったそうなので、もう没後20年経つことになります。

Posted by: ゆうえん・こうじ | July 25, 2024 09:57 AM

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