サウンドシステムでの蒸機のブラスト音について
これまでの鉄道模型のサウンドシステムで蒸機のブラスト(排気)音というと 発車から停止まで機関車の走行スピードに応じて鳴るのが当然でした。
先日クラーケンさんと話ししていて、日本の実物の蒸機は停止する前は絶気運転で惰行運転して、ブレーキをかけて停車するのが通常なので、停止する直前までブラスト音が鳴り続けるのはちょっと実物とは違うのではないかという話になりました。
最近のDCCサウンドでは蒸機のブレーキ音も入っているので、ブレーキをかけてブレーキ音が鳴っている状態で、同時に勢いよくブラスト音がなっているのはおかしいという話になりました。
停車前の絶気・惰行運転の間は、ブラスト音は消えて、レールの継ぎ目を車両が渡るジョイント音だけが聞こえて、ブレーキをかけるとブレーキ音が鳴って停車するのが実感的だという話になりました。
とはいってもこういう音の鳴らせ方の仕掛けは、DCCでは、サウンドデコーダーの方に仕込んだ方がよいのか?コントローラー側に仕込んだ方がよいのかもちょっと考えモノです。
PFM/SL1方式のアナログ蒸機サウンドでは、コントローラーに仕込むしかありません。まあそういう小細工しなくても、マニュアルでそういう操作するのが、通の楽しみという声も聞こえてきそうではありますが・・・
今後こういう実感的な音の鳴り方ができるような、サウンドプログラムをSmileSoundデコーダーに仕込んでみようと思います。
余談になるかもしれませんが、蒸機の排気音はブラスト音、ドラフト音という二つの言い方をされているようです。あまらぼ鍋屋町さんによればやはりブラスト音が正しいようで、わたしもそう思うので、このブログではブラスト音と書きます。
Recent Comments