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9600 (51) 梯子をつける

ペンディングになっていた 9600の梯子をつくりました。

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パーツ探しで罪庫&仕掛かりキットの箱をゴソゴソ探していたら、珊瑚の15周年8620廉価版キットの箱の中から、プレス抜き梯子(t0.5真鍮製)がでてきました。これを細く削れば感じがよくなるのではないかとおもって削ってみたら、スッキリしたよい形になりました。

一般的な太い縦板に線材をハンダ付けしたものは、実物とあまりにも印象が違います。とはいっても形態本位で 0.5-0.6幅の帯板を曲げたものにφ0.3の孔を等間隔に開けて、線材を差し込んでハンダ付けで差し込んで組み立てるような工作は、私は苦手です。

ハンダ付けで組み立てるのではないプレス抜きと削り出しの一体物だと 横棒と梯子の縦板の接合部でハンダが外れたり、折れたりすることもありません。

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右半分が加工済み、左半分が加工前です。

左右の梯子の縦板部分を 0.3-0.4の厚さになるように削り、 横棒もそのくらいの太さになるように削りました。

Ladder

最初横棒の部分を強度も考えて真ん中の図のようにカマボコ状に削ったら斜め上から見た時に太くみえるので、下の図のように真円ではありませんが、裏面も角を落して斜めに削りました。

 

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実物は天板部分は下図のように、横棒が1/80にすると約1.3mm間隔の梯子状になっています。さすがに細いスリットを切り込んで この方法で実物と同じような形に加工するのは、私の技量ではちょと無理なので 諦めて平板のままにました。

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この図はクラーケンさんにいただいた、実物の図面から書き起こしました。

 

この梯子の作り方は、今度も使えるとは思いますが、肝心のベースになるプレス抜き梯子はもう市場にはないので、簡単にはいかないですね。自分で真鍮板よりイチから切り抜いてつくるのも・・・・ エッチングやレーザー加工を外注して梯子状の素材をつくればよいのかもしれませんが、そうなると真鍮より、洋白やリン銅板、ステンレスといった素材から加工した方が強度の点で有利だと思います。

 

9600 あとはブレーキ関連とサウンドの組込です。

サウンドは、SmileSoundデコーダーに改造したサウンドプログラムを搭載する予定です。

来年には塗装に持ち込みたいと思います。いったい 何年かかっているのか??

 

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