終活ではなく寿命との競争
某氏がSNSで、これからの模型製作は「寿命との競争」とつぶやかれていましたが、自分も60歳台の半ばになってそういう気分になっています。平野御大のように90歳超えても毎日模型製作にいそしんでおられるかたもおられますが、自分はそういう超人にはなれないだろうと思います。
終活というと後ろ向きのイメージがあり、模型の新規購入の中止、手持ちの製品やキットの処分などのネガティブなイメージがあります。自分も組む可能性の低いキットは欲しい方がおられればお譲りしはじめていますが、まだ積極的な処分までは考えいません。ただ私の場合一両の機関車作るのに数年かかることも多いので、そろそろ作りたい機関車を絞って 手が動くうちに作っておかないといけないなという気分になっています。
20歳頃の若いときにはあれもつくりたい これもつくりたい と大風呂敷を広げていましたが、結局自分がこの歳になってみるとそのうちどれだけができたか振り返ってみると愕然とします。
またコン大先生と同じように自営業者で定年がなく、毎日模型三昧の日々はまず来ないはずなので、ワークバランスを考えながら模型製作を続けていくしかなさそうです。
といっても作りたい機関車はまだたくさん残っており、機関車製作の煩悩から解脱できそうにはありません。
Comments
私は定年のある職業(笑)でしたが比較的深刻な病気で倒れそうになったときに「どうせ逝くなら短い期間を自分のやるべきこと(趣味)に使おう」と早期退職しました。今も病の身ですがなんとか地味に進捗していますが「完璧な終活」になるかならんか?(遠い目)
Posted by: ム | December 12, 2024 07:58 AM
わたしは、やはり働かないと模型する気がしないので、あと10年は働く決意を固めました。
といっても20年前に激務職場である大学病院を辞めて自営になりました。
誤算は還暦すぎれば表の仕事量を減らして模型製作の時間をつくるはずだったのですが、確かに仕事量は減っているのですが、時間当たりの仕事処理能力が落ちて、仕事時間がかえって増えてしまいました。模型製作も同じような状態で、40-50歳台のようには製作がすすまなくなったのは想定外でした。
Posted by: ゆうえん・こうじ | December 15, 2024 01:22 AM