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エッチング板貨車を組む(6) Rail classic のワフを改造する(続々)

Rail classic のワフの古典化改造で覗き窓のある出窓をつけました。
 こういう客車の組立図もないのでよくわかりませんが、実物の覗き窓のある出窓は1/80にすると2mmぐらいだったようですが、この模型では2.5mm強出っ張らせました。模型的誇張ですが、2mmぐらいにすると工作が難しくなります。覗き窓の大きさもよくわかりません。今回は縦6mm 幅2mmとしましたが、実物にすると縦の長さは500mm弱あることになるのでこんなものかと思います。ただし窓の位置はもう少し下かもしれません。

また車掌室側端面は、エッチング板だといかにも私鉄のワフなので、古典機風に作り替えました。これにブレーキハンドルカバーをつけます。

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上の写真は英国・ブルーベル鉄道の客車の覗き窓ですが、明治の日本の貨車はもっと窓が小さかったのではないかと想像しています。ガラスは現在と違ってかなり高価な商品でした。

覗き窓のある出窓部は、車体から切り取った側板が 8.5mm幅だったので、10mm幅のt0.2真鍮板にハンダで貼って、S状?に折り曲げました。出窓部の周囲の縁取りは、0.5真鍮角線を曲げてハンダ付けして表現しました。

Side-windownot to scale

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屋根板はそのままでは端部がキレイに曲がらない=エッチングの溝が浅い のでPカッターで溝を深く掘ってから曲げるとキレイにまがるようです。車体の補強と屋根の位置出しを兼ねた側扉上部カバーもエッチング板の溝の位置で曲げても少し寸法が合わないので、車体中央側で一旦切断してハンダ付けしてあります。

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RailClassicさんのエッチングキットは、ワールド工芸のキットのようにはサクサクとは組めないです。まあそれが珊瑚系メーカー製品の魅力かもしれないです。

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