ピーコックの豪州型モーガルをつくる(16)バックプレート
私はオープンキャブは好きだが、キャブ内ディティール工作はやりたくないという、相反する嗜好があります。
虎の子の珊瑚製5500用バックプレートは以前120形に使ってしまったので手持ちがありません。
そこでウィストジャパンの英国形バックプレートを使うことにしました。とはいっても、このバックプレートはB6用?で焚口も四角ですが、プロトタイプの焚き口は円形です。
そこでパーツの焚き口はフライスで削り落として、エコーモデルの小型蒸機用キャブインテリアセット に入っている丸型の焚口を使うことにしました。
ロスト製のバックプレートはそのままでは、フライステーブルのバイスにはくわえられないので、一旦t1.0真鍮板にハンダ付けしてこれをバイスに固定して焚口の部分をエンドミルを使って削り落としました。その中心に孔を開けてエコーの焚口のパーつをハンダつけしました。同じ丸い焚口戸といっても少しディテールは違うようですが、雰囲気重視でこれでヨシとします。
右が製品オリジナル、左が今回の加工品です。焚口を交換するとかなり感じが変わります。またボイラー後板の肩のカーブを落して、インジェクターの裏も削ってあります。
真鍮の帯板を曲げたものでボイラー延長して、この加工したバックプレートをハンダ付けしました。
なおモーターの尻を隠すため、火室部は実物より大きくキャブ内に出っぱっています。
あとエジェクターやブレーキハンドル、逆転テコレバーなどを追加します。






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