9450(44) トルクスねじの長ロッドピンをつくる
現在塗装作業中ですが、あまり仕上げ塗装が必要ない下回りから組み立てはじめました。ペンディングになっていたロッドピンの加工をしました。
imonから発売されているトルクスねじロッドピンは、頭にマイナス溝がないので見映えがよく トルクスドライバーでしっかりネジ止めできます。ただし普通のサイドロッド用の短ロッドピンのみで、スチーブンソン式などワルシャート式ではない弁装置をもつ機関車の主動輪用の長ロッドピンは発売されていません。製品がないのなら作ろうということで、自分で加工してみました。
KKC配布品のマイナス溝のないロッドピンの頭にφ0.8の穴をあけて、φ6の真鍮棒から加工してネジを切った台座にネジ止めします。その頭の穴にT1のトルクスドライバービットをボール盤で圧入します。
圧入すると手では抜けなくなるぐらいきつく嵌まりこんでしまいますので、ねじを加工したものとローレットナットを組み合わせた引き抜き用ジグを取り付けておいてから圧入します。圧入後ローレットナットをまわして、ロッドピンからドライバービットを抜くようにしました。
これでロッドピンの頭の丸穴は星形に変形して、T1のトルクスドライバーを使ってねじ込めるようになります。
引き抜きジグは、旋盤で5ミリ真鍮ボルトの中心にφ2.0の穴をあけて貫通させてあります。そこにドライバービットを差し込みます。
第2動輪にメインロッドをこの長ロッドピンを使って取り付けたところです。






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