5900(17) テンダー組み立て(3) 上板を加工する

テンダーは上板が実物通り斜めになっていますが、そのままではDCCのデコーダーが入らないので、中央部だけ水平上げ底にしました。
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テンダーの縁取りは、オリジナルのエッチングでは物足りないので、上にφ0.7甲丸線(昔の福原金属製品)を貼りました。
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上げ底はMRCのHO蒸機用デコーダーかMicroTunamiが入る寸法にしました。
音は勿論MicroTunamiの方がよいのですが、MRCの蒸機用デコーダーは値段が半分なのと直流運転でもブラスト音は出るので捨てがたいところがあります。
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今回はサウンド・動力一体型デコーダーを積むつもりですが、機炭間のコネクターが決まらないのでまだドローバーが出来ていません。

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5900(16) キャブ テンダー第一軸(一軸台車)

久しぶりに5900を触りました。

屋根は取り外し式にしましたが、キャブディティールを作り込んだわけでもなく そ
んなに頻繁に取り外すことはないので、確実なネジ止めとしました。
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テンダーの第一軸(一軸台車)は、6500では車軸中心をバネ棒で押しましたが、今回は車輪と軸箱の間に隙間があったので下の写真のような構造としました。
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車輪外側に薄板の軸箱?(車軸支持板)を嵌めて、ハンダ付けした0.4mm燐青銅線のバネで支えています。

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5900(15) 車高を下げる

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シリンダーサドルののボイラー接合面やキャブ下の台枠上部など
いろいろ削りまくって、なんとか車高をほぼスケールに近づけました。
キットオリジナルでは全体が1.5から2mm程度高くなっていたようです。
シリンダー太くしたこともあって、キットの腰高感は消えたと思います。
ボイラー上面はほぼスケールどおりの髙さとなりました。
煙突は先日より胴体を0.8mm短縮して、スケール+0.5mm高さに抑えました。
キャブ高さは、16番の制約で幅が拡がっているので、やはりスケール+0.5mmはやむを得ないところでしょう。
スチームドームとサンドドームは全体のバランスを考えて、、スケール+0.5mmとしています
シリンダー中心は、1.5mm以上下げて、動輪中心とほぼ一致するようにしました。
テンダーはまだ前輪にバネいれていないので、前下がりになっています。

プロポーションは改善しましたが、スプラッシャーを付けるとランボードやキャブと当たりまくるはずなので、また現物合わせで少しずつ削っていくしかないと思います。
以前ミズノの6600キットで同様なことを経験しましたが、まだ途半ばにしてゴールは遠いという感じです。

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5900(14) ドーム・煙突を削り直す

珊瑚のキットに入っているドームの修正をしました。
金田さんの形式図からみると、スチームドームが1.0〜1.5mmぐらい、サンドドームが0.5mmぐらい背が高いようです。
スチームドームは約1mm頭を削りました。サンドドームは高さは削らず肩のカーブのみ修正しました。
頭を削るのは旋盤にヤトイを加えてねじ込んで、バイトとヤスリで削りました。こういうドーム類をバイトだけで削るのは至難の業で、ベテランモデラーの方でも最後のカーブの仕上げはドリルレースの方が多いようにお聞きします。
旋盤をお持ちでない方はその辺りムツカシく考えておられるようですが、旋盤はしっかりしたドリルレースマシンぐらいに考えられた方がよいと思います。材料をドリルチャックで保持するのと三爪チャックやコレットで保持するのでは全然違います。
キットオリジナルの煙突キャップは、形が不○工なのでキャップを真鍮棒から旋盤で削り出しました。煙突胴体はキットのパーツを利用して別パーツにしたのですが、嵌め合いがきつすぎて抜けなくなってしまいました(笑)塗装の時はマスキングが必要になりました。
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私はドームや煙突のカーブは、まず最初にバイトで大体の寸法に荒削り?をして、その後実物写真を傍らにおいてそれを参考にカーブをみて削って仕上げていきます。
工作の達人は平面図面に描いただけで、出来上がりのカーブが頭の中で想像できるようですが、私にはそれができません。やはり学生時代に工学系の専門教育をうけていないかもしれません。
だからドームなどを図面をかいてNC旋盤や3Dプリンターで外注なんていうのは自分には無理です。まあ模型のメーカーさんでも設計者でもそれがうまく出来ない方もおられるようですが・・・しっかりしたパイロットモデルがあるのに、実際の製品は・・・ もうこれ以上は書かないことにします。

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5900(13) 機関車後部端梁

実物の機関車後部端梁は、複雑な形をしていますが、写真のように簡略化しました。
板材から切り出したものに帯板(1X0.5t)を組み合わせています
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手前に置いてあるのは、不○工なキットオリジナルのパーツです。

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5900(12) 先台車(2) など

先台車をさらに加工しました。


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左が前方、右が後方の先輪用です。後方用の中についているのが、飛び出す先台車用リンクです。カーブに入ると約0.5mm前方に繰り出します。リンク機構は6500に装着したものと同じです。
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組み立てて機関車に取り付けた写真です。
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上面のU型の金具がフレームの間にはまりこんで、回り止めとなります。
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キャブ内のボイラーは、キットオリジナルでは棒形モーターを隠すため約6.5mm後方に延長されていますが、スケールどおりの位置で切り取りました。バックプレートはウィストジャパンのロストパーツ・米国型古典機用バックプレートの周囲を削って小さくして、短縮したキャブ内ボイラーにハンダ付けしました。
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動輪イコライザーの軸箱に接する部分を0.5mm削りました。それでもまだシリンダー中心が、動輪中央より1mm近く高いので、もう0.5mmシリンダーサドル下面を削りました。
あちこち削った何とか、車体高さが煙室部でスケール+0.7mm、後方ボイラーでスケール+1.0mmの高さになりました。これだけ下げるとかなり腰高感は消えました。先輪とシリンダーの位置関係も感じがよくなりました。あともう少し現物あわせで削っていけばスケール+0.5mmぐらいまで下げられそうです。
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今回の組み立てでは、以前作ったカーボン製の簡易デジタルノギスを利用した車高測定器が大活躍しました。
英国型古典機はランボードを基準に高さをとっていけますが、米国型は基準線となるものがないので前後の傾きを調整するのが難しいですが、今回この道具で簡単に測定、調整できました。
トースカンで水平出すよりずっと便利です。
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5900(11) 煙室をつくる

このキットの煙室はスケールより細く、前方が弱々しく見えるので作り直すことにしました。またエッチングのリベットが小さいのと煙室ブレイス(デッキ支え棒)の受けの位置も気に入りません。
キットの煙室が15mm径だったので、同径の肉薄(t0.5)真鍮パイプが手元にあったので、これにリベッティングしたt0.2の洋白板を巻くことにしました。
旋盤のクロステーブルにつけたリベット打ち出し機で、リベットを打ち出しました。そのとき煙突やクリーニングホール、ブレイスの位置にもリベットを打っておいて、それをセンターポンチ代わりとして下孔を開けると、正確な位置に孔を開けることができました。
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これを円筒状に曲げて外径15mmの真鍮パイプに被せてハンダ付けしました。そのあと下穴をガイドにクリーニングホールなどの孔を所定の径に加工しました。
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煙室戸はトビーの4030用ドロップパーツを使用しました。「細かいディティールより全体のプロポーションを重視した」といえば格好がよいですが、結局煙室戸まで作り直さず横着を決め込んだことになります。
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なお米国型蒸機では煙室が一段細くなっているのが通例ですが、このキットのオリジナル設計のように煙室をボイラーの内側に差し込んでしまうと段差が大きくつきすぎるように思います。今回のようにパイプか円筒形に丸めた下板をボイラーを差し込んでその上にt0.2程度の薄板を巻いたぐらいの段差(0.2-0.3mm)がちょうどよいと思いました。打ち出しでリベッティングした板を円筒形に丸めるのは面倒ですが、薄板なら簡単に曲がるし、打ち出しリベットもきれいに出ます。

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5900(10) テンダー組み立て(2) 端梁をつくる

キットに入っているテンダー後部端梁は、リベットがエッチングで表現されていますが、小さすぎるので新製しました。ここははごついリベットなので、植込むことにしました。
植込みリベットの場合も、私はまずクロステーブルで薄板にリベットを打ちます。そのリベットの裏側から植え込む線径のドリルで孔を開けたものを材料にハンダで仮止めして、ドリルで植込み用の孔を開けます。こうした方が、ケガくよりリベットの位置決めが楽です。
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今回は0.5mm径の真鍮線を植え込みましたが、頭はヤスって高さを揃えたままでは、平たくて大きくみえるので、コーンカップカッターで頭を丸めました。こうすると小さく見えるのと丸鋲の感じが出ます。中央の5個並んだリベットのうち、左2個が頭を丸めたもの右3個が仕上げ前です。
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テンダーに取り付けた状態です。
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あとボイラーとキャブを組みました。キットだと一気に形が出来るので気分が楽ですね。
気にいらない部分は、ハンダを炙って分解して作り直せばよいのです。
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煙室部は15mmの肉薄パイプです。この外周に0.2mm洋白板にリベットを打ったものを巻き付けます。
この5900キット寸法的にはいろいろ問題多いですが、部品の精度はよくて組み立てはスムーズです。


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5900(9) 煙室が細い

ボイラーはスケールより1mm太いのが16番の定石ですが、この珊瑚の5900では逆に煙室部がスケールより1mm細い(16->15)ようです。
H御大に指摘されるまで煙室径が細いのには気がつかなかったのですが、シリンダー径が細いのとあいまって、煙室まで細いのでロコの先端部が弱々しい印象を受けるのかもかもしれません。
煙室部を1mm太くするのは、側面は煙室ブレイスの位置も違うのでどうせ作り直すつもりだったのでよいのですが、煙室扉は折角ドロップ製がついているのにスクラッチで作り直す気はしないです。さすがのH御大もそのまま使われたそうです。
次善の策として、トビーの4030用のドロップが16mm径なのでこちらと交換しようか?とも思っています。ただクリートの数が少ないのが少し気になるところです。
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左が珊瑚5900用、右がトビー4030用

ところで、私が珊瑚のキットのクレーマーだと思っている方がおられると耳に挟んだのですが、そういうことはありません。
サブロクの蒸機を16.5mmの線路で走らせようと思うと 模型化=ディフォルメが必要なわけで、メーカーの模型化意図が気に入ればそのとおり組むし、気に入らなければその部分は作り直しているだけです。誤解されませんように!!

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5900(8) テンダーの組立(1)

テンダーは重量を機関車にかけるので、単軸台車は軸孔を長孔にして車輪を上下動させて、バネで軽く線路に圧着することにしました。これは集電のためです。
ユニマットのバーチカルユニットをつかって、1.5mm径のフライスカッターで加工しました。
バイスに固定するのは、真鍮板にハンダ付けしてそれをバイスにくわえました。
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テンダー床板は上にt0.2の洋白板を貼って二重化しましたが、最初そのままハンダで貼り合わせようとしたら洋白板が反って剥がれてうまくいきませんでした。誰かが真ん中を抜くとよいと書かれていただのを思い出して。中心を長方形に切り抜いて貼り合わせると反って剥がれることもなくうまくいきました。
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二軸台車はキットの挽物のマクラバリは使用せず、自分で作ったマクラバリにネジ止めするようにしました。なお二軸台車は首振りさせていません。短い片ボギーのテンダーの場合は特に急曲線を通過させるのでなければ模型的には三軸台車のようにした方が、アンダーフレームに車輪が接触したりするトラブルもなく調子がよいと思います。
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テンダー後面内側には上板の下面高さの補強板を貼りました。
こうすると上板の位置決めが楽です。
今回の5900では側面内側には補強板は貼っていません。
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