続々 バックマンの4-4-0

7年前に購入して小加工してあったバックマンの4-4-0リッチモンドバージョンですが、このときはどうしても上下が分解できずドームの加工も上下一体のままおこないました。
その後浜リンさんにキャブ下のネジで外れるはずと教えていただき、ドライバーを当ててみたのですが、ネジが回らず、私の購入したロットはネジ止め剤ででも固定されているのか?あるいはその後設計変更になったのかとあきらめていました。
ところが本日もう一度よくみて、ネジの頭の塗装をはがしてみると・・・
なんとマイナスネジでした。他のネジが全部プラスネジなので、ここもネジならプラス頭だと決めつけていたのです。さすがチャイナ・クオリティーです。というか自分の頭が固くなっているのですね。ちなみにその後購入したボールドウィンバージョンなどはここもプラスネジで無事分解できています。今回もまた後でオロオロしないようにプラスネジに交換しておきました。

20140911110828006

あと私の購入したのは初期製品で、サウンドなしのDCC仕様でしたので、オリジナルのデコーダーをMRCのサウンドデコーダーに載せ替えていますが、その際誤ってライトの配線をショートさせてヘッドライトのLEDを壊してしまいました。
以来前照灯は切れたままになっていたのですが、これも分解しました。
3mm径の円筒形LEDをヘッドライトに押し込んであるだけの簡単な構造ですが、これもLEDの足が後ろに出ていて不○工なので、チップLEDに載せ替えようか?あるいはいっそのこと大きな油灯に交換して発電機も撤去しようかと思っています。
20140911110827926
ただ油灯仕様にするとこんどは、空制も撤去して真空ブレーキ仕様にしなければ・・とも思います。
そうすると大がかりな改造になりそうでまた仕掛かり品が増えそうです。
明治の北炭などは空制+油灯(+自連)だったようなので、ヘッドライト交換だけでも矛盾はしないのですが、もう少し迷ってみたいと思います。

| | Comments (0)

続 バックマンの4-4-0 (3)

4-4-0塗装しました。といっても機関車本体は銀色だった煙室部とキャブ屋根にタミヤのフラットブラックを塗っただけです。そのあとに、ウェザリングブラックなどのパウダーを使って、ウェザリングしました。
6003_2


Continue reading "続 バックマンの4-4-0 (3)"

| | Comments (0)

続 バックマンの4-4-0 (2)

パイプ煙突を挽きだして取り付けてみました。全体にピッツバーグの6000よりひとまわり大きい印象なので、煙突も少し高めにしましたが、それでも5㎜以上縮めたことになります。日本の鉄道は車両限界が小さいので、似たようなスペックのロコでも煙突やドームの高さが違うのでかなりイメージが変わります。
安全弁や汽笛は6000前後の4-4-0では、後方にドームとは別付けになっているのがおいようですが、ロジャースの5950やボールドウィンの6150はスチームドームのてっぺんに安全弁がついているようなので、本機もそのスタイルにしようと思います。
テンダーには、元からついていたデコーダーをはずして、MRCのサウンドデコーダー(1656)を入れましたが、余裕で入るかな?と思ったのですが、結構大変でした。付属していたスピーカーのバッフルプレートは取り外さざるを得ませんでした。
Oikaze3


| | Comments (0)

続 バックマンの4-4-0 (1)

昨年の正月購入したBackmannのRichmond 4-4-0 American-Modernですが、日本型改造も考えながら、上下の分解方法がわからないため一年以上放置していました。そのうちにサウンド付DCC仕様も発売になったようです。私のは初回発売分のサウンドなしDCCなので、やはりサウンド化しようとおもって、サウンド付DCCデコーダーを購入しました。
ところでもう一度機関車の方を触ってみると、スチームドームはプラ製で、ダイカスト製のボイラーとは別パーツのようなので、思い切ってスチームドームを糸鋸とペンチで切り落としてみました。ドームは下からネジ止めされていましたが、何とか切り刻んで除去しました。
Oikaze2
その後に手持ちのトビーの4030用のプレス製スチームドームをかぶせてみたら、裾を少し修正するだけでぴったり収まり、日本型らしくなりました。煙突は元のパーツは上からネジ止めされていたので、ネジをゆるめて取り外しました。仮に4030の化粧煙突のせてありますが、やはりパイプ煙突の方が似合いそうなので、今度挽きだしてやることにします。ヘッドライトが大きいので、煙突との間に発電機置けば山陽鉄道風になるかとも妄想しています。あと煙室扉についていたマーカライトとフロントデッキのスノープローも撤去しました。
Oikaze1_3

| | Comments (0)

バックマンの4-4-0

昨年から予告されていたBackmannのRichmond 4-4-0 American-Modernが発売されましたので、購入しました。Richmondは、Schenectadyなどと統合されてALCOとなったアメリカのメーカーですが、日本には同社の製品は8900形が12両輸入されたのみなので、日本型古典機ファンにもなじみの薄いメーカーです。
製品のスケールはもちろんHO(1/87)ですが、日本型16番(1/80)としてみるとPittsburgh製の6000形(関西鉄道追風クラス)に近い寸法となります。(動輪径19ミリ、動輪軸距26ミリ、先輪直径8.2ミリ 、シリンダー中心間隔26ミリ)ただやはり印象が違いますので、よく検討してみると車両限界の関係か6000形に限らず日本に輸入されたロコは高さが低くなっているようです。というわけでパソコン上で画像を切り貼りして日本型風にしたのが下の図です。6000型は鋼製キャブで製品の木製キャブではありませんが、煙突とスチームドームの背を低くするだけでも日本型っぽくなるようです。ただ煙突の短縮は簡単にできそうですが、他の部分を傷つけずにドームを低く加工するのは大変なことになりそうです。まなおBackmannのこの4-4-0は鋼製キャブもありますが、ピストンバルブの仕様しか発売されないのは残念です。ついでにテンダーも画像上で切り貼りして日本型風の3軸にしてみましたが、個人的にはアメリカ本国のような長い方が好きです。
B443

| | Comments (0) | TrackBack (0)