アルモデルBタンク(7) 追加工作

アルモデルのBタンクも塗装せず放置していましたが、そろそろ塗ろうと思ってチェックしたら数点気になる場所があったので、追加工作しました。
まずキャブしたステップですが、折り曲げて作るのはよいパーツなのですが、ついつい手で持つときに当たるので、内側に曲がる傾向がありました。
そのたびに手で直していると基部が折れそうなので、真鍮線で作った金具で補強しました。
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煙室戸ハンドルは、削りとって別パーツをつけました。
またつけ忘れていた砂撒き管をつけました。
あとは汽笛をどこにつけるか決めかねています。
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春までには塗装したいです。

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アルモデルBタンク(6)  あまり進まず

このキットは輪心がホワイトメタル製ですが、どうしてもクランクピンのネジが弛むようです。強くねじ込むとネジがバカになりそうなので、思い切って真鍮製のスリーブを入れました。といってもエコーモデルの外径1.5mm内径1mmのパイプを短く切って、1.2mmのネジを切ったものを、輪心のピン孔を1.5mmでさらった孔にいれて、ロックタイト601で固定しました。
アルモデルの社長さんと話したときは、ホワイトメタルで問題ないといわれたのですが、どうも私のようなダイカストや真鍮ロストの輪心になれたものにとっては、材質が柔らかいので扱いにくいです。ロックタイトの200系のようなネジ止め剤を併用するのも手かもしれません。
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上回りは砂撒き管元栓を追加したぐらいであまり変化がありません。
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以前新進のメーカーさん達と呑んだときにでた話です。
どうも私のような40年近くも模型さわっているモデラーは、最近のバラキットの構成や材質に馴染めなような気がします。といっても昔ながらの構成や材質の蒸機キットを作ってるメーカーというと珊瑚とアダチぐらいしか残っていないですね。まあ死ぬまでに組みきれないであろうバラキットを罪庫しているので、それを粛々と組んでいればいいのでしょうが・・・

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アルモデルBタンク(5)  少しディテールアップ

放置状態のBタンクを少しディテールアップしました。
ボイラー側面に逆止弁を追加しました。
砂撒き管元栓はパーツを切らしていたので注文しています。
汽笛や安全弁はどこに付けようか考え中です。

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ブレーキシューは簡略化し、テコやロッドも今回は省略するつもりです。
蒸機ブレーキのシリンダーはつけましたが、手ブレーキ関係のテコも省略です。

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アルモデルBタンク(4)  クロスヘッド、メインロッド

クロスヘッドは、エッチング製のパーツがキットについていますが、やや大振りで立体感に乏しいのが気に入らずエコ−の小型機用クロスヘッドに交換しました。
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スライドバーとシリンダー穴の位置関係はピッタリだったのですが、メインロッドのクロスヘッド取り付け孔が大きすぎたので、パーツランナーの余白の帯板を表面に貼って取付部を作りました。
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メインロッドやサイドロッドの裏側には、ワッシャーをハンダ付けして分解組み立て時の手間を省きました。またメインロッドのクランプピンには、クランクパイプを二つはめることになっていますが、扱いにくいので、自分で外形1.8で内径1.1のパイプを洋白棒から旋盤で挽きだして、中は1.2mmのネジを切りました。本来1.2mmネジの下穴は1.2-0.25(ネジのピッチ)=0.95のはずですが、今回はこの部分で締め付けるわけでもないので、ねじ切り加工がしやすいように大きめにしました。


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アルモデルBタンク(3)  輪心、サイドロッドの組み立て

サイドロッドはキットの治具を使うと位相も簡単に出すことができました。台枠に嵌めてみると一発でスムースに回りました。絶縁側はキットの指示通り強力粘着テープで輪心を固定しましたが、導通側はメタルロックで固定しました。絶縁側はタイヤと輪心の間には絶縁体としてマスキングテープを貼るように説明書に書かれていますが、私はメンディングテープを細く切って貼りました。
意外に難物だったのは、このキットのたくさんのワッシャ類を挟んでロッドのクリアランスを調整するところです。これが組み立てにくいのです。というわけでサイドロッドと輪心の間に挟むワッシャはハンダでロッドに固定しました。
クランクピンも、1.2mmのプラスネジとツバになるエッチング製のワッシャ、短いパイプ(クランクパイプというそうです)を組み合わせる構造ですが、これがネジ止めしにくいです。接着剤でこれらを一体に固定した方がよさそうです。後で試してみます。老眼の始まったモデラーには、ここが一番組みにくい感じがしました。

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アルモデルBタンク(2) ディテールを追加しました

昨日は、ハンダ付けなしの仮組みでしたが、今日は上回りをハンダ付けで固定しました。

またアルモデルの製品はディテールがあっさりしていて平面的なので、サイドタンクとキャブの縁取りをつけました。キャブ開口部の形も少し変えました。
それでエコーモデルのスチームドーム1755とサンドドーム1757を置いてみると、結構まとまったよいスタイルになりましたので、今回は英国型化計画は中止し、このまま多少ディテールを追加してまとめることにしました。
英国型化についてはまた別の腹案がありますので、次回とします。もう一両同じキット購入することになりそうです。
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スタイル的にはボイラーが細いので、煙室に板をもう一枚巻きたいところですが、そうすると煙突が使えなくなるのでどうしようか迷っています。

なおキットオリジナルでは屋根は、天窓パーツの足を曲げて固定しますが、ここはネジ止めに改造しました。屋根パーツに中央にマーキングパターンがありましたので、ここに穴を開けて1.4mmネジをたてました。キャブ側の取付梁には自分で屋根のネジ穴の位置に合わせて穴を開けました。
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アルモデルBタンク(1) とりあえず組んでみました

アルモデルのBタンク 早速、素組してみました。

細かいディテールやロッド関係はつけていません。
ここまでハンダ付けなしで組めています。まだ仮組なのでツメを曲げて固定してません。
手の遅い私でも3、4時間で組めました。箱根細工のようですが、きっちり組めます。
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ホワイトメタルのボイラーの孔開けは、ハンドボール盤でおこないました。ピンバイスだと垂直に開けるのが難しいし、ボール盤だとホワイトメタルは食い込むので、こういう道具が便利です。
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手持ちのドームをいろいろのせて遊んでみました。
オリジナルのドームをつけるとこうなります。
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5500のサンドドームを載せてみました。安全弁はB6用ですが大きすぎますね。
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エコ−の丸型スチームドームとサンドドームです。
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スチームドームをエコ−の角形に替えてみました。この方がしっくりきますかね?
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次はボールドウィン風の米国型ドームを載せてみました。
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同じ米国型でもポーター風はイマイチ似合わないと思います。
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今回はスチームドームとサンドドームが別パーツなのでいろいろ着せ替え遊びが楽しめます。
私は英国型風にアレンジしてみようかと思っています。

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荷物が届きました Bタンクキット

本日発売になったアルモデルのBタンクのキットが届きました。
T社のシェイキットは初回発売分の予約は逸してしまい、再生産分の予約をしましたので入手は6月以降になりそうですが、こちらは発売日に無事入手できました。
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ざっと説明書とパーツに目を通してみると、寸法的にはコンさんのBタンク(TMS571-577号)やつぼみ堂のBタンクを参考にしたと思われます。
そのため寸法的にエコーモデルの小型蒸機用パーツが交換用パーツとして利用出来るので、改造やグレードアップなどして楽しめると思います。
ボイラーはブラスではなくホワイトメタルの一体鋳造ですが、煙突やドームは別部品となっているので交換可能です。私もボイラー回りは改造してみようと思います。

またキットの価格も税別で一万円なので、入門用Bタンクのキットとしてはお手頃価格だと思います。
といってもこれを組むのは、ビギナーより昔つぼみ堂や模型社=中村精密のBタンクで遊んだおっちゃん世代のモデラーが多いような気がしています。

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