米国製の真鍮板から帯板をつくる

門田さんが、facebookに「ヤフオクで買ったアメリカ製の真鍮板で車体の窓抜きをして、屋根を曲げようとしたら硬くてうまく曲がらなかった」と書かれていました。おそらく普通の真鍮板ではなく、快削系の真鍮板だろうと思いました。

ヤフオクをみると同じ出品者から板厚の違うものが複数出品されていましたが、0.25mm(1/10インチ?)厚があったので落札しました。目的はこれで帯板を切り出してみようと思ったのです。以前今野さんから快削真鍮板を頒けていただいたとき、切断機で切ると角のダレがほとんどないので、これで帯板を作ったら面白いだろうと思ったのです。ただ残念ながら今野さんルートで入手できる快削真鍮板は最薄が0.4mmということで、こちらの欲しい0.2-0.3mm厚の帯板の材料にはできませんでした。

今回このt0.25の真鍮板を材料送り機をつけた切断機で切ったら、角のシャープな硬めの腰のある帯板ができました。昔の福原金属製に代わって供給されているKSモデルの帯板は柔らかいですが、今回の帯板は昔の福原製を彷彿させる質感です。もちろん一概に福原製帯板がよいというわけではありませんが、客車のシルヘッダーなど角がシャープでピンと直線に貼るという目的にはこの方が適しています。蒸機のボイラーバンドなどの曲面には、KS製の柔らかい帯板の方が貼りやすいです。

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下から 1mm幅、1.5mm, 1.5mm裏面、2mm の切り出した帯板です。

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材料の真鍮板はこのK・Sブランドです。もちろん日本のKSモデルとは別物です。念のため!

 

 

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コンプレッサー タンク底のドレンバルブを改造する

塗装には、キソパワーツールのタンク付きコンプレッサーE5305Tを使っています。タンク底にドレインが突いていますが、六角の真鍮ボルトなので、取説には数ヶ月に一度はボルトを外して、水抜きしてくださいと書いてありますが、そんなに頻繁に使う道具でもないのでついつい無精していました。
やはり道具のメンテからみると使う度に水抜きした方がよいので、ドレイン弁をつけました。
このタンク底面のドレイン抜きネジの規格は管用並行ねじG1/8(旧規格PF1/8)です。ところがこのねじ用のドレイン弁はネット検索しても見あたりませんでした。

モノタロウブランドで、ドレンコック 最高使用圧力 1MPa、管接続口径 R1/4というのを見つけたので、内PT1/8 外PT1/4 異径ソケットと組み合わせてみましたが長くなってしまうのでちょっと使い物になりません。

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そこでドレインコックの六角ねじ部分を13.5φに旋盤で円筒形に削って、異径ソケットの内ねじ部分を旋盤で同径に中ぐりしてはめ込みハンダ付けしました。ドレインコックのねじ部分を削って、PT1/8のねじを切り直すより作業が簡単だと思います。

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これで毎回塗装作業後にタンクの水抜きが簡単にできるようになりました。

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ドレンの頭がゴム足とほぼ同じ高さになりますが、私の自宅はマンションなので下階への騒音振動を考えて、防振ゴムの上に載せて使っていますので、高さの面では問題ありません。これはスピーカーとかドラム式洗濯機だとか振動するものの下に敷くパーツだそうです。

 

 

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切断機 材料送り機 ふたたび

もう10年以上前、ユニマット3型の複式刃物台(テーパー削りユニット)を使って遠藤機械の切断機に装着する材料送り機を作りました。
その時の記事はここをクリック
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今回ML210の複式刃物台(テーパー削りユニット)を使って二台目をつくりました。
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今回はアルミフラットバーを組み合わせて作りました。
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切断機本体への固定は、2組の平行クランプで留めていますので、取り外しは簡単です。
切断機を載せているのはレーザープリンター台、これがあると移動させるのが楽です。
黒いのは、モノタロウのマグネット付きフレキシブルLEDライトです。やはり手元が明るいと切断するケガキ線が見やすいです。

前回からの改良点は、この刃物台をネジ止めする位置を複数にして、この装置で切断できる材料の幅を拡げたつもりでした。

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ところが、ユニマット3の複式刃物台(左下)は取り付けねじと送りねじをずらしてあるため、刃物台の可動範囲が広いのですが、ML210の複式刃物台(右上)は送りねじの延長線上に取り付けねじがあるので、送りねじが短く刃物台の可動範囲が狭いようです。
おそらくML210作るとき、ユニマット3とか参考というか、仕様はコピーしたとおもうのですが、ここまで頭がまわらなかったのでしょうか?
それならユニマット3用使うかというと、こちらは構造上材料を固定する押しねじが一本になるので、その点ではML210の複式刃物台が優れているのです。

なおこの材料送り機を使えば、0.5mm厚以下の薄板であれば、0.1mm単位の幅の正確な帯材が切りだせますので、薄板さえストックしてあれば、希望の幅の帯板が手に入ります。
といってもいちいちセットして切るのも面倒なので、よく使う寸法はKSモデルの帯材を罪庫してはいます。といっても燐青銅や洋白の帯材はあまり売っていないので、自家製造できると助かります。快削真鍮板から帯板切り出すと昔の福原金属の帯材のような感じのものができます。(福原の帯材は薄板から切り出すのではなく、線材を圧延して作られていたと聞きました)
私は薄板の帯材の切断はこれを使い、1.0mm厚以上の厚板から帯材切り出すときは、サーキュラーソーを使っています。

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切断機の手許の灯り

ボール盤につけていたモノタロウのマグネット付きフレキシブルライト
エンドウの切断機につけてみると非常に具合がよいです。
明るくてケガキ線がよく見えます。
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塗装ブース

施工業者さんにお願いして、模型部屋に塗装ブースを作ってもらいました。
フィルターとバッフルボードは自分で作ります。
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下部にはガラリをつけて吸気口としました。

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いさみやのプライマー

今回8760の塗装には、いさみやのカラープライマーをつかってみました。
このプライマー 吹きつけするとつや消しの黒になりますが、筆塗すると艶が出ますね。
面白いと思いました。
筆塗の場合原液で塗ると少し濃くて塗りにくいですし、吹きつけは専用溶剤で二倍ぐらいがきれいに塗れるようですが、筆塗りだと薄くて角の部分に乗りにくいように感じました。
ミッチャクロンと同じでプラにも塗れるのはよいと思います。
しかしネットで使用した方のブログなど検索してみるとポリアセタールにはミッチャクロンの方が強い皮膜を形成するような報告が多いようです。

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分別吸い取りヘッド

本来は昆虫などを掃除機で分別して吸い取る道具のようですが、工作室の掃除するときに便利です。
誤ってパーツ吸い込んで、掃除機のゴミバック漁りしたり、金属粉吸い込んで奥さんに怒られることもなくなります。吸い込んだゴミはペットボトルに貯まります。
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旋盤の回りの掃除した結果はこのとおりです。
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分別吸い取りヘッド クリーンキャッチ A-76215で検索するとAMAZONや楽天で売っています。

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ハンダづけとメッキ

昨日神戸で某狭軌(狂気?)模型関係会合に出席して、そのとき話題になったのがハンダづけとメッキの方法です。

ハンダ付けは私はハンダゴテ使うことは少なくて、バーナーで組むことが多いです。
バーナーは私はコールマンのミニトーチを愛用しています。
これは軽くて(95g)、炎の調整がしやすいです。市販のライター用ガスが充填できます。
http://www.coleman.co.jp/item/IS00060N01247.html

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材料を置いてバーナーで炙るときは
銀ロウづけ用の多孔質のセラミックボードの上に材料を置いて加熱しています。
新富士バーナー セラミックボード RZ-400
http://product.rakuten.co.jp/product/-/f8a8e806b48b165e3ee4773db40b368c/?sc2id=gmc_407124_f8a8e806b48b165e3ee4773db40b368c&scid=s_kwa_pla

メッキは、めっき工房を使っています。
よく使うのは(銀色の)ニッケルめっき液と黒ニッケルめっき液です。
http://www.higasi-osaka.com/mekki-koubou-senyou.htm
少し高価ですが、めっき液の取り扱いが簡単で、綺麗な仕上がりが得られます。
ただ少しめっきが薄くて弱いです。

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旋盤の環境整備

サカイのML210は壁際の机の上に置いて使っていたのですが、上や横からのぞき込む角度が限定されて不自由なので、ワゴンを作ってその上に載せました。
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ワゴンはアイリスオオヤマののメタルラックで組みました。(楽天パリーグ優勝時のセールの時に買いましたので少し安くて、ポイントがたくさんつきました)前後でポールの高さを違えて、後ろのポールは高くしてベニヤ板のバックプレートをつけてオイルの飛散防止とクリップライトの取り付け座としました。誤算だったのは、ポールの高さによって棚板取付用の溝の位置がちがうことです。キャスターの取付ネジで高さを調整しました。またキャスターの取付ネジはメートルネジではなくインチネジでした。
なおワゴンの左側にはテーブルタップを強力両面テープで貼りつけました。

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旋盤にはパソコン用の書類ホルダーを利用した簡易プロテクターを付けてあります。
主軸には手回しハンドルをつけてあります。これはコレットホルダー用です。
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右が通常のコレットホルダーのドローバーで、左が手回しハンドルです。6mmの寸切り、自分で挽いた真鍮製のアダプターに鍋屋バイテックのハンドルを組みあわせました。

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キャブディテールかウェイトの選択

最近モーターが高性能小型化して以前の棒形モーターの時代のように蒸機のキャブ内にお尻を出さざるを得ないことは少なくなりました。というわけで最近は蒸機のキャブインテリアを作られる方が多いようです。
しかしウェイトを十分積めるC62、D51クラスではいざ知らず、中小型機では牽引力が欲しいので少しでもウェイトで補重したいと私は思っています。
またコアレスモーターの場合はできれば、モーターの尻にフライホイールも付けたいと思っています。
というわけで、現在完成間近の6500と9200はキャブディテールは付けず、キャブ内にもウェイトを積んであります。6500ではキャブ内に突き出したフライホイールはキャブの窓からあまりみえないのでそのままですが、9200はモーターの尻がキャブの窓からモロ見えなので、これだけはパンツではなく簡単なバックプレートをつけました。背面も平板というのは色気がないのでウィストの米国型バックプレートをそのまま貼ってあります。キャブ内側の窓下もウェイトで一杯なのでブレーキ関係は一切省略です。せいぜい下半身を切断した機関士をウェイト上に接着するかどうかというところです。
屋根の裏側もいっぱいの大きさに鉛板をペッタリ張ってあります。

当鉄道の機関車はやはり形態より運転性能重視で作っていこうと思います。
欧州製品のようにウェイトはそこそこで粘着力上げるためにゴムタイヤという選択肢もあります。
とはいっても4-4-0などではいくら補重しても期待する牽引力が出ないのでやむなくゴムタイヤいれますが、出来ればゴムタイヤなしでそこそこ列車の牽ける機関車を作りたいと思っています。


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