2400形をみてきました

先週名古屋に用事があったので、白川公園の市科学博物館の前においてある2400形蒸機を見にいってきました。最初はJR東海のリニア・鉄道館にいこうかと思ったのですが、少し遠いし、シンカンセン、デンシャやシロクニみてもしょうがないので、こちらにきました。
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この機関車はB6といってもドイツ製です。
日本の発注通り英国スタイルとなっていますが、もっとドイツっぽい外観で納入された方が趣味的には面白かったと思います。それでもサイドタンクの手すりなどはドイツデザインですね。
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石原産業での現役時代の細部写真は、小寺さんの蒸機の視角タンク機関車上巻に掲載されていますが、やはり実物が見られるなら一度見たかったのです。
キャブ下のステップとかサイドタンクのてすりとかの構造はよくわかりました。
罪庫になっている珊瑚のキットも早く組まねばと思います。
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屋外で野ざらしですが、模型ファンにとっては四方八方から眺められるので、こういう展示の方がよいです。入場料払わずにみることができました。科学館には入らず、隣の美術館で絵を観て帰りました。


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手宮と余市への訪問

札幌に用事があったついでに、手宮の小樽市総合博物館(旧鉄道記念館)に行ってきました。前回ここを訪れたのは十年以上前ですが、その後一旦閉館になって総合博物館としてリニューアルオープンしたようです。二階の展示室は鉄道関係ではなくなりましたが、従来の保存車輌や手宮駅のジオラマも健在でした。
また煉瓦造りの機関車庫三号は保存・復元工事を受けて、内部には補強のため鉄製の梁が新設されていたものの外観は原型に近づいたようです。
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今回は3フィートのアイアンホース号の走るところも見ることができましたが、最大の収穫はターンテーブルを回転させる「大友式牽引装置」いわゆる「尺取り虫」の動きを実際にゆっくり観察できたことだと思います。
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なお今回の機関車庫三号の修復や手宮駅の歴史については博物館のショップで売られていた「重要文化財 旧手宮鉄道施設」という小冊子に詳しく解説されていますので興味のある方にはお勧めです。特にイラストで機関車庫三号の外観の変化が解説されているのが有用です。(発行:小樽鉄道博物館友の会)

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またやはり博物館のショップで売られていた「鉄道と歩んだ街小樽 小樽市総合博物館公式ガイドブック」という小冊子も展示物の解説だけではなく、北海道の鉄道の歴史について解説した解説編の部分が秀逸です。また小さいですが7400や1980,3390?の走行写真も載っています。
(発行:ウィルダネス)
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手宮に行った後は、余市まで足を伸ばして ニッカウィスキー余市蒸留所を訪れてきました。ここも蒸留所内には昔ながらの事務所など英国風の洋館建築がたくさん残されているので好きな場所です

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鉄博の96二軸テンダーのモデルについて

鉄道博物館でもう一つ見たかったのが、「模型でたどる鉄道史 1号機関車から“スーパーこまち”まで 」という特別展です。
気になっていたのは、箱根越えの補機として投入された9600の初期型の銀色の模型です。
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このモデルを参考にされて久保田富弘さんがTMS346号に96二軸テンダーを発表され、それを参考に珊瑚模型から96二軸テンダーバージョンが発売されたときいています。
珊瑚の製品はスケールどおりの小さい二軸テンダーを牽いていますが、この鉄道博物館の模型のテンダーは実物に比べて少し大きくつくられているようです。展示物に手を触れて計測するわけにもいかないので見た印象だけでいうと、9550や8620初期型のテンダーの下回りだけ二軸化したような印象です。
またキャブ窓の感じもやや縦長で9600というより6700のような感じがします。ランボード上にも一部リベットがありますが、この時期の川崎車両の機関車は沈鋲を使っていたのでリベットは表面に出ていなかったという話も聞きました。久保田さんのモデルはランボードの縁にリベットが打ってあり、珊瑚の製品もリベットがあるのですが、模型としてはリベットがあった方が見栄えがして精密感出るのでどちらがよいかとはなんともいえないところです。

私は峠専用の機関車というのはあまり好きではないので、珊瑚の96二軸テンダーのキットを組むときやはり本線用として 通常の箱形テンダーに振り替えようか、鉄博のモデルのように長めの二軸テンダー牽かそうか、あるいは86の初期型のような三軸テンダーに振り替えようか悩んではいます。

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また9850が展示してある前にこのモデルのレプリカ?が常設展示されていますが、テンダー上縁のフレアー部分のRが小さかったり、ランボードが細かい網目板使ってあったりオリジナルの印象をイマイチ伝えていないと思いました。アクリルケールに入っているため写真が見苦しくなってしまいました。

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鉄博で9850の細部をみる

今回東京に出かけた目的のひとつは大宮の鉄道博物館で9850形マレー蒸機機関車の細部を見たかったことにあります。模型化図面としては、中尾豊さんが描かれてTMS259号(1970年1月号)に掲載された図面と片野正己さんが「一号機関車からC63まで」に描かれたスケールイラストがあります。両者ともコピーして持参して実物と見比べてきました。

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図面でよくわからなかったのが、テンダー上面のフレアの部分、特に後ろの角の部分です。実物を見てみるとラッパ状に開いたフレアが曲面で曲がっています。実物もこの部分は別パーツになっているようですが、小さな模型ではこの部分を実物と同じように叩き出しで作るのは困難だと思いました。頭を絞る必要がありそうです。
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つぎはキャブ後端とテンダー前方の手すりですが、この部分だけ凹ませた手の込んだ造りになっているようです。
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キャブ前面の扉は開くようになっていて、窓の部分は旋回して開くようになっているようです。ただこれをそのままつくるとゴチャゴチャした感じになりそうです。
また逆止弁や安全弁の形が岩崎・渡辺コレクションの写真などとは違っているようでした。

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東京にいってきました

昨日から東京に行ってました。JAMに合わせて所属クラブの打合せ会あったので行ったのですが、東京のJAMに行ったのは10年ぶりでしょうか?クリニックでのK大先生のご講演も拝聴してきました。
ビックサイトからの帰りは都内でウロウロする気もなかったので、羽田空港にバスで直行しましたが、時間があったので以前から一度行きたいと思ってきた萩中公園の東武34号機を見てきました。萩中公園は京急の空港線大鳥居駅を降りて徒歩5分ぐらいと便利です。

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この機関車は英国ベイヤーピーコック製で鉄道作業局の5600形と同系ですが、いわゆる旧国鉄籍に入ったことはなく東武オリジナルです。臼井さんの系譜図によると新英と呼ばれたグループで前部デッキのスタイルが作業局オリジナルの5600形とは違うそうです。
保存状態は比較的良好で、周りに金網もないので自由に見学することが出来ます。キャブの中にはもちろん自由に入れます。機関車の上に登ると危険という注意書きはありますが、子供は機関車の上で遊んでいますし、テンダーの上やランボードにも自由に上がれるので、自由にディテールをみることが出来ます。
東品川公園の2850形と同じく、機関車の上に子供があがれるような保存状態に眉をしかめる向きもあるようですが、東武鉄道博物館近くの高架下に金網に囲まれて鎮座して、十分写真もとれないような状態の東武6号機や大阪の交通博物館の隅に押し込まれて特定の方向からしか見れなくなってしまった1800形などをみると、模型ファンからするとどちらがいいのかはなんともいえないと思います。

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梅小路蒸気機関車館に行ってきました(1)羽鶴の1080

月曜日から木曜日まで学会で宝ヶ池の京都国際会館にずっといたのですが、空いた時間を見計らって梅小路蒸機機関車館に行ってきました。
今更シロクニ、デゴイチでもないのですが、訪れた火曜日にはC61がスチーム号として走っていました。
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夕方だったのでスチーム号の本日の運転は終了ということで、最後にターンテーブルに載せて方向転換していました。梅小路のターンテーブルは三点支持式だそうなので、ブリッジの桁は低いようです。長さもC61だとブリッジにギリギリ載っていました。模型だとカプラーが飛び出してしまいますね。
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その後引き込み線で火床整備をしているところなどを見せてくれるのですが、私ひとりが見ているだけで、みんな機関車の前に回って写真などを撮っていました。折角こういう作業をデモンストレーションしてくれているのに勿体ないことです。イギリスの保存鉄道でもこのあたりの作業はあまりみせてくれません。
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今回約30年ぶりにここをおとずれたのは、羽鶴からきた1080を見たかったからです。
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タンク機に改造されているものの、下回りなどはよく6200の原型が残っています。といってこういう写真ばかり撮っているのはモデルマニアの性でしょうか。
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でもここに来た最大の目的は他にありました・・・

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