4-4-0の補重(後編)
私のトビー6200の機炭間ドローバーの加工例です
ドローバーを止める段付きネジは、段の部分の長さが、ドローバーの厚みと同じよりほんの僅か長くしてガタなく回転するように加工します。私はオリジナルの段付きビスは使用せず、この部分に実物ではちょうど真空ブレーキシリンダーがあるのでそれを模した形の段付きビスを自作しました。
製品オリジナルの段付きビスを使うなら、下図の写真の赤矢印で示したように バネの代わりに 短く切ったパイプをいれてドローバーがガタなく回転するように加工します。
テンダー側のドローバーピンは、パイプを被せて、これがドローバーの上に載るように加工します
テンダーの重量をこのように加工したドローバーにのせかけます。私は軸受を改造して車輪を可動式にしてバネで支えています(下図の真ん中)
テンダーの車輪軸受を可動式に加工せず、そのまま固定式にする場合は、テンダーのドローバーピンにパイプの代わりにバネをいれます。(下図のいちばん上)これはコイルバネでも板バネでもよいです。
not to scale
上図の一番下はクラーケンさんのやり方です。ウェイトを乗せた板につけたドローバーピンを直接ドローバーにのせかけます。実際はもっと複雑なテコ機構をつくられていますが、わかりやすくするため単純化した模式図としています。
機関車やテンダーにのせるウェイトは、鉛の板やブロックを使います。お財布に余裕があればタングステンの円柱やブロックのせた方が重くなります。同じ大きさであればタングステンは鉛の約1.7倍の重さがありますが、お値段は数倍以上します。
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