米国通販は高くつく

先日友人のNくんと話しているときに、最近円安だし、米国は送料が高くなったので個人輸入は価格的なメリットはあまりなくなった。といっても米国形のパーツを扱っている模型店が減ったので個人輸入せざるをえないという話になりました。

ちょうど少し前にパーツを注文してあり、バックオーダーになっていたPSC(Precison Scale)から請求が来ましたの支払いました。PSCはオーナーが変わったものの盛業中で、以前からのパーツを継続して供給してくれます。ただしパーツの在庫が常時あるわけではなく注文して、ある程度注文がまとまると鋳造生産するというセミオーダー方式のようです。

Invoice1

画像一部加工しています

今回も画像のように$30.5の商品代金に対して$22 約三千円の送料が請求されています。まあ東京のイ○ンから通販しても約千円送料がかかるので、太平洋越えて空を飛んでくるとおもえば高くはないかとも思います。

今朝ちょうど支払のとき、日銀の政策会合で金融緩和継続決定のニュースが流れていたので、また円安に振れそうだと思って、すぐドルを買ってドル建てでマルチマネーデビッドカードで支払いました。取引銀行で円ドル両替手数料無料キャンペーンをやっていたのもタイミングがよかったです。今見たら1ドル一円ぐらい今朝より円安になっていました。といっても合計で百円も安くはなっていません。ドル建てで決済するとクレジットカード会社の外貨両替手数料がかからないので、通常のクレジットカードで円建てで払うよりは1ドルあたり4円弱 合計で200円ぐらいは安くなりました(笑)

 

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中華通販でギアを買いました

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Aliexpress中華通販でM0.5の真鍮製スパーギアを買いました。

歯型や精度などは一見問題ないように見えます。

素数の歯数のギアもラインナップにあるのがよいと思います。

最近はモジュールの大きいM0.4-0.5ギアの方が、噛み合わせ寸法がシビアではないので使いやすいと思うようになりました。

価格は9個買って送料込みで¥1,100ぐらいでした。協育歯車などの製品に比べると非常に安価です。おそらく品質もそれなりだろうとは思いますが、模型用にはこの程度で十分なのかもしれません。

ギアが厚いのでおそらく二枚に下ろして使うと思います。

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最近購入したモーター

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数年前秋月電子で販売され、その後コンさんが発注されたミネベア製の15mm角モーター(手前)ですが、メーカーのラインナップでは、長さが3種、回転数が2種あって計6種類あるようです。手前のモーターはコンさんが発注された短の低回転型です。
今回米国の電子部品店Digikeyに中の高回転型の在庫があったので注文してみました(後ろ)
長さは25mmあります。高回転型といっても無負荷回転数は7000回転弱なので、大きさからいっても従来の16番/HO蒸機の交換用にはよいモーターではないかと思います。

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IMONのコアレスモーターは性能はよいのですが、発売当初の倍ぐらいに値上がりして懐に厳しく、スイスのマクソンもスイスフランの対円レートが高くなったこともあり、気軽に使える値段ではなくなってしまいました。そこで中華製のコアレスモーターを取り寄せてみました。
手前から、13φ32mm長 rpm8700、15φ24mm長rpm10000、17φ25mm長rpm12000 です。
試しに回してみた感じでは、強力で使い物になりそうですが、耐久性とかは未知数です。
ただ価格がimonコアレスの一割程度なので、コスパ考えると試しに使ってみようかと思っています。

これらのモータいずれも千円台です。

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【覚え書き】だるまやのエッチングプレート 機関車製造所銘板 明治の蒸機機関車(Ⅰ)

昔だるまやから発売されていた 明治の蒸気機関車の製造銘板です。

自分の覚え書きのために貼っておきます。ご教示いただきましたY.N.さまありがとうございました。

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A: バルカンファウンドリー
B: ダブス
C: ノース・ブリティッシュ/グラスゴー工場(旧ダブス)
D: キッツオン
E: ナスミス・ウイルソン
F: ベイヤー・ピーコック
G: ノース・ブリティッシュ/ハイドパーク工場(旧ニールソン)
H: ボールドウィン
I: ヘンシェル
J: シュワルツコップ
K: 鉄道作業局 神戸工場
L: 汽車会社

 

※追記

イギリスには模型の製造銘板やネームプレートのの別注受け付けてくれる業者さんもあるようです。

https://www.lightrailwaystores.co.uk/collections/custom-etched-products

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白鳥模型の15噸石炭車

白鳥模型というガレージメーカーから15噸石炭車が発売されています。

3Dプリンターで出力したレジン製の一体ものです。

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上回りのガメアングルとかの表現は秀逸で、これを真鍮細工で作ろうと思うとうんざりするディテールです。

珊瑚模型から石炭車の真鍮バラキットが発売されていましたが、かなり組み立てが大変だというのを聞いて購入は見合わせました。特にこういう石炭車は一両では様にならないので何両も組む気にはなりませんでした。こういう製品がでるとありがたいです。

上回りのサポート材を除去するとき私の工作が雑だったのか炭庫上縁が一部割れてしまいました。今後はこういう材質扱うときには注意が必要だとおもいました。

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下回りはあっさりしており、下面の石炭吐き出し口やブレーキシューなども省略されています。またバッファーの中心間隔が21mmもあります。(鉄道省の規格では、1/80にすると16mm弱になります)

また車輪は、カツミの10.5φが指定のようですが、軸孔が大きくガバガバです。軸受メタルを入れるべきなのかもしれませんが、軸受が台枠と一体で、レジンか硬くてこじると割れそうなのでちょっとむずかしそうで、見合わせました。

ツィッターで、石炭車のNゲージ製品を出されているのをみて、1/80は出さないのかと煽ってしまいましたので、とりあえず2両購入させていただきましたが、現状ではこれ以上増備しようという気にはなりませんでした。今後バッファー間隔とかディテールとかの改良も計画されているようですので、そのうち増備を考えようと思っています。

台枠側面のディテールなどは、3Dプリンターで出力するより、エッチング板を貼る構造にした方がキレイで簡単な気がします。

このメーカーさんは、他に1/80 佐世保鉄道20号機タイプ(鉄道省ケ702形)上回りキットなどマニアックな製品もだしておられるようなので期待しています。

☆2/17追記

「石炭車の歴史」という本によると、下図のように15噸石炭車セム1の炭庫の幅は2324mm(1/80 29mm ) 長さが5525mm(1/80  69mm)のようですが、この製品は幅が35mm 長さが76mmあるので、廣瀬さんご指摘のようにオーバースケール気味だと思います。

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模型としてみた NP F-1

昨日のブロクの ヤフオクで落札した米国NP(Northern Pacific)のF-1についてもう少し書いておきます。

おそらく日本鉄道の9300形や9400形といった米国形コンソリよりひとまわり大きいぐらいで、1/87を1/80に見立てたら同じくらいの大きさだろうと思っていたのですが、やはり実物はかなり大きかったようで、模型としてもひとまわり大きかったです。

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金田さんの1/80図面集の9400形形式図の上にのせてみました

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模型としては1/80の9700形と同じぐらいの大きさになるようです。

実物の形式図はこちら <ある方にSNSで教えてもらいました

この図面では、ボイラー径が1829mmで、金田さんの形式図では9700は1661mmです。模型にするとF-1は21mm(1/87) 9700形は20.8mm(1/80)なのでほぼ同じですね。実際はこれにケーシングの厚みが加わりますので、模型ではボイラーの直径は23mm弱となっているようです。

この模型の煙突上端までの高さは、51mmであり 9700形は1/80として46.5mmなので、日本の輸入古典機化するなら煙突の高さや、スチームドーム上の安全弁や汽笛を細工して、ボイラー中心車高を少し下げればなんとかまとまりそうです。

米国形は上方の建築限界がないらしいので日本の蒸機に比べて背が高いです。そこをうまく加工すれば輸入古典機に化けてくれます。

ひとつの目安としては、日本のC59やC62の煙突上端までの高さが、実物で3980mmなので、1/80 模型として50mmに押さえるのを目安としていますが、45-48mmぐらいにすると日本の輸入古典機らしいプロポーションになります。

☆1/23追記

日本の輸入米国形古典機では、キャブ側面3枚窓というのは珍しく、関西鉄道の7650形ぐらいしかないようです。また日本ではほとんどの機関車でキャブ内の火室後部のスペースがあって、機関助士Firemanもキャブ内に乗って投炭作業ができたようです。米国形でこのロコのようにキャブの後まで火室があるものも多く こういうロコでは、機関助士はテンダー側に乗って投炭作業をしたようです。模型としてはこのような形態の方がスペースに余裕があるのでモーター搭載が楽です。

 

 

 

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最近のオークションでの買い物から

最近ヤフオクで数両落札しました

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GEM-OLYMPIAのNPのF1です。スッキリした古典機なので一目惚れしてしまいました。

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ブラスモデルの検品票というのは初めてみました。なおこのモデル製造されたのは1964年 前回の東京オリンピックの年です。このままコレクションするか、米国型の日本型古典機改造するかはまだ決めていません。後者の場合は、煙突上端の線路面からの高さが51mmなので、2mmぐらいシャコタン改造して車高を下げればそれらしくなりそうだと思っています。

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宮沢のBタンクも落札しました。これは小型米国形機関車のテイストに改造したいと思います。このあいだのモーガル同様にC形化も検討中です。デザイン的にはボイラー中心が高すぎるので、4-5mmぐらい下げてみようとおもいます。

この機関車の改造は、LOMさんがHPに詳述されているので参考にさせていただこうと思います。

この機関車も発売からもう50年ぐらい経っていると思われます。

こういった大昔の機関車を改造するのも楽しいですよ。これもブラスロコならではの楽しみだと思います。

 

 

 

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009 ダブルフェアリーが届きました

英国の模型店に発注した009(1/76 9mm)ダブルフェアリーが届きました。

KATO/PECOから一年ぐらい前から発売予告されていましたが、どういうわけかバックマンから突然発売されました。

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今回は3バージョンが発売されていますが、私は緑色の近年のタイプを選びました。

走行は非常にスムースです、2.5-3Vぐらいからゆっくり走り出します

またZimoのDCCサウンドデコーダー搭載済バージョンも発売されていますが、私の009の他のロコにはDCCサウンド積んでいないのと懐具合からサウンドなしバージョンにしました。なおこの製品もnext18コネクタのdccサウンドデコーダーの搭載は可能な仕様となっています。

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PECOのダブルボギー客車をつないでみましたが、このロコはかなり小さいです。

2月にKATOからPrinceが発売されるようなので、それも購入すれば気分はウェールズ・ポーツマドックですね

そういえばバックウッズのLindaのキットも罪庫してました。

Festiniog鉄道のダブルフェアリーについてはこの本が詳しいです。

Fairlie Locomotives of North Wales 

ISBN-10 ‏ : ‎ 090184814X

ISBN-13 ‏ : ‎ 978-0901848147

☆2022/1/9追記

この本、現在Festiniog鉄道のオンラインショップで、£24(約3800円)でセール中のようです。とはいっても送料が¥1000-2000ぐらいかかると思います。

https://festrail.mybigcommerce.com/fairlie-locomotives-of-north-wales/

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NWSLの小径車輪

8.5φぐらいの小径車輪が必要になって、米国NWSL社から車輪を取り寄せてみました。

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 今回はHOn30とHOmで使う予定なので、実物径2628インチ(8.2mm)と30インチ(8.8mm)のコード88車輪を購入しました。このくらいの小径車輪は、だるまやさんが廃業した後は日本では入手困難になっていたと思います。
製品のラインナップとしては、24インチから36インチぐらいまで、2-3インチごとにバリエーションがあるようです。通常のHO用のコード110の車輪やP87規格のコード64の車輪も発売されています。
なおこの製品は、車軸がインチ系の寸法ではなく、2.0φなので使いやすいです。車軸を自作するにしても材料が入手しやすいし、イモンギアなどの既製のギアボックスに組み込むにしても車軸がそのまま使えます。
価格は4本で約$16なので、一本あたり¥450とそんなに高くはないですが、送料が2個で$19かかったのでそれなりの単価となりました。

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真鍮ブッシュ

スペーサーやワッシャやブッシュなどの専門メーカーである廣杉計器から切削品の真鍮製ブッシュが発売されました。

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https://hirosugi.co.jp/products/B/B0000-0000TC.html

HO/16番サイズに使えそうなのは最小のB2030-5815TCです。

旋盤で挽けばよいようなパーツですが、数が要るときやチャック付け替えたりしないといけないときは、面倒なのでこういうパーツをストックしておくと便利です。・・・といって罪庫が増えるのでしょうか 1個20円なのでコスパはよいと思います。

あとポリスライダー製のプラワッシャで、エコーやイモンからこのメーカーのと同等品が発売されていますが、直接注文だと模型屋さんのラインナップにない0.13tのワッシャがあり、軸受ガタの微調整に便利です。

真鍮ブッシュの使用例です。ボギー台車のマクラバリ止めの段付きビスの代わりに使えます。

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