鉄道遺産を歩く 岡山の国有鉄道

Okatesu

最近YさんのXへのコメントでこの本のことを知りました。

地元岡山の鉄道遺産についてこういう本が出ているのは知りませんでした。

2008年刊行なので、もう16年経過しており、一部失われているものもありますが、山陽鉄道時代からの遺構やに関しても詳しく記載されており、明治・大正のレイアウトのストラクチャーには非常によい参考書となると思います。

ISBN978-4-86069-213-1

2000円+税です。吉備人(きびと)出版

 

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図面で見る東京の構造物

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月刊誌「東京人」10月号は「図面で見る東京の構造物」の特集です。

巻頭はまず東京駅の駅舎と東京・新橋間の高架橋です。銀座線の地下トンネルも取り上げられています。

ものづくりの原点である図面から、設計者や技術者の思考の軌跡を読むという副題がつけられているとおり、図面だけではなくその背景なども語られています。

レイアウトファンというか、ストラクチャーに興味のある模型ファンには嬉しい一冊だと思います。

 

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CRANE LOCOMOTIVES

知人のSさんに教えていただいて購入した、クレーンロコの本です。

 

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ISBN 9781398109919 出版社のホームページはこちら

イギリスのメインラインと専用線の二章に分けて解説されています。

私の興味があるのは、この本の表紙にもなっている、ホーソン・レスリー社製のクレイン機関車です。

日本にも3両のホーソンレスリーのクレイン機関車が輸入されており、川崎造船や日本車輌がコピー品も製造したようです。

戦後すぐには、ホーソンレスリーの5号機と6号機はクレイン部分は撤去されていたが、川崎製鉄葺合工場にはまだ残っていたそうです。

日本におけるクレイン機関車については、金田さんの書かれたホーソンレスリーの機関車・・・が詳しいです。ご興味のある方はご一読お勧めします。

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この金田さんの本はヤフオクで購入できます。

 クレイン機関車の写真はこのCRANE LOCOMOTIVESの方がたくさん載っていますし、日本にはなかった機関車に後付改造したタイプの機関車の写真は、一章に多く載っていますので、眺めていても楽しいですよ。

この機関車も模型で作ってみたいと思っています。ひとむかし前ならクレーンの可動は大変でしたが、今ならDCCを使えば電気的には簡単にできますね。

なおこのホーソンレスリーのクレインつき機関車、以前Backwoodsからキットが発売されていたのですが、入手できませんでした。同社は廃業してしまったので、もう入手も難しいようです。

やはりスクラッチするしかないかと思っています。

この機関車さすがに日本には残っていませんが、英国には静態保存機が残っていて、先月Sさんが渡英されたとき写真を撮ってご自分のブログにアップロードされています

このCRANE LOCOMOTIVESは、紀伊國屋の洋書通販からも購入できるようですが、私はAbeBooksで検索して、アイルランドの本屋から購入しました。本は米国の本屋から購入すると送料が高いので、英国や欧州の本屋から買った方が送料が安いです。

 

 

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NBL( North British Works )のカタログ 復刻版

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Abe Books 経由で英国の古本屋から、NBL( North British Works )のナローゲージ機関車カタログ1912年版の復刻版 (1970 David&Charls) を買いました。

ISBN: 9780715348994


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3-6ゲージには、7800、7850,7750 のメーカー写真も載っています。

3800や8700もありました。

ネットで検索すれば、世界中の機関車の写真はパソコンの画面に出てきますが、やはり手にとって絵本として眺めるのは楽しいものです。

興味があるロコがあれば、その写真をスマホで撮ってグーグルの画像検索を使って検索すると芋づる式に写真やデータがでてくるので、よい時代になったものです。

なおこの本 送料込みで日本円で約¥2,600でした。

※追記

このカバーの写真の機関車は、スペインのメーターゲージの4-4-0のタンクロコのようです。

https://www.flickr.com/photos/124446949@N06/35775654573

と同型機でしょうか                                                                 

 

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「三訂版O&Kの機関車」が刊行されました

機関車史研究会・近藤一郎氏の「三訂版O &Kの機関車」が発売されたそうです。クラーケンさんのfacebookからの引用です
11月号TMSに記事を載せていただいた、日昇工業改造の西大寺風コッペルもこの本の初版と改訂版を全面的に参考にしています。日本のコッペルの集大成なので、どんなバリエーションがあるか形式図をみていくだけでも楽しい本です。

コッペル・マレーなどは日本に輸入されていないので記載されていませんが、外国のコッペルについて調べるときにも、よい参考になる本です。

金田さんの機関車史研究会の本で、コッペル本が真っ先に売り切れて、版を重ねて 改訂第三版が出るようになったようです。

コッペルの蒸機がお好きな方多いようですが、他の機関車メーカーの本もまだ版元在庫があるようなので入手されることをお勧めします。ヤフオクからも購入できます

近作のバグナルも、機関車史研究会の「バグナルズの機関車」を全面的に参考にしています。

 

 

 

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東京人11月号 鉄道150年特集バックステージ facebook より

鉄道150年特集バックステージという記事がfacebookに連載されているので引用します。
高瀬さんが書かれているようですね




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東京人11月号 開業150年 鉄道を作った人々

東京人の11月号は「開業150年 鉄道を作った人々」です。

鉄道150周年便乗のいい加減な雑誌特集や本も多いですが、この本は内容のしっかりした硬派の本物です。

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畏友のクラーケンさんが、150形と190形について、存分に語られています。

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海を渡る機関車」を書かれた中村先生の記事も、日本に入ってきた英米独の機関車の移り変わりについてわかりやすく書かれています。

さすが鉄道に詳しい編集者の高瀬さんがプロデュースされた特集だけのことはあります。

ちょっと古い時代の鉄道好きにはたまらない一冊の本です。是非お勧めです。

なおこの本は、amazonのキンドル読み放題でも読めますが、私は紙のリアル本買ってしまいました。

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「汽車のえほん」小研究2

エンジニールなどの作者である漫画家の池田邦彦さんが、機関車トーマスの原作となったオルドリー牧師の「汽車のえほん」に登場するロコのプロトタイプとなったロコの、その背景になる史実や実物の構造について書かれた本の続編です。今回も紙の書籍ではなく、アマゾンkindleの電子書籍のみとしての出版です。


今回は緑色のBタンク パーシーについての章もありますが、これもプロトタイプとなったAvonside製のタンクロコについても書かれています。最初の京浜間開業時に輸入された1B機関車6,7号機やサイドタンクに改造されてしまった1030形についての記述もあります。

正統派機関車研究書ではありませんが、汽車好きの方にはお勧めしたい一冊です。

なお「汽車のえほん」小研究の二冊は、Amazon Kindleで、Unlimitedの対象なので、Amazon会員の方はKindleに加入すれば読めます。これまでKindleに加入したことがなければ、キャンペーンで1-3ヶ月の無料購読もできますので一度ごらんになってはいかがでしょうか?

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「汽車のえほん」小研究1

エンジニールなどの作者である漫画家の池田邦彦さんが、機関車トーマスの原作となったオルドリー牧師の「汽車のえほん」に登場するロコのプロトタイプとなったロコの、その背景になる史実や実物の構造について書かれた本です。今回は紙の書籍ではなく、アマゾンkindleの電子書籍のみとしての出版です。
トーマス好き、英国型好きの方にはお勧めしたい一冊です。

Ikedakisya

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縮尺の物理学 続蒸機を作ろう

KKC今野さん編集の「続蒸機を作ろう」が先週上梓されました。私も一部分執筆させていただいておりますが、なんといってもこの本の中で特筆すべきは、巻頭の谷川さんがかかれた「縮尺の物理学」です。模型を実物のようにそれらしく走らせようと思うとそのまま縮小しただけでは、長さ・面積・質量の関係が変化してしまうので実物のような動きはしない。実物のような動きをさせるためには、模型として特別な仕掛けが必要であるということを解説した論文です。こういった考察はこれまでの模型雑誌にはないものでした。一見むずかしそうですが、高校程度の物理の知識があれば十分理解できると思いますので、若いモデラーには是非読んでいただきたいと思います。20220130-19-50-10

 

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