TMS11月号に西大寺風ミキストの記事が掲載されました。

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TMS11月号に拙作 西大寺風ミキストの記事が掲載されました。

今回は名取編集長にお願いして、拙稿に加えて編集部で実物写真を盛っていただき、実車がどんな機関車・列車だったのか、あまりご存じのない方にもイメージが湧くような記事にしていただいております。

また賛否はあると思いますが、模型製作内容については要点を記すにとどめ、詳しい模型の作製内容は、記事末の参考文献に挙げた私のブログ(機関車客貨車)や 参考にさせていただいた今野さんのブログ2020/12/29〜2021/1/13やあおのさんのブログ2020/12/29〜2021/3/21を参照していただけるようにURLを記載するかたちとしました。

蒸機工作派は少数派になっているので、製作技法を詳述してもあまり興味を持って読んでいただけないと思い このようなスタイルの記事にしました。正直なところ実際私も最新型の電車などの製作記事はあまり読んでいません。

また今回のロコは日昇工業のキット、客貨車はアルモデルのエッチングキットを大幅改造 いわゆるKitBashingしたものです。

なおこの記事の内容についてご質問・ご意見があれば本メッセージへのコメントの形で受けさせていただきます。コメント非公開をご希望の方はそのようにしますがメールアドレスの記載がない匿名のものは無視して消去しますのでご了承ください。もちろんコメントとして公開する場合でもメールアドレスは公開しません。

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日昇のコンコッペをつくる(補追3)銘板を貼りました

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機関車に社紋、メーカーズプレート、番号(切り抜き文字)を貼りました。
メーカーズプレートは、銀座軽便のエッチングパーツ
社紋は、西大寺鉄道の既製品が見つからなかったので、似ているアルモデルの猫屋線蒸機改造キットの社紋を貼りました。
番はプロトタイプの5号機にしました。

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左が西大寺鉄道の「西」をデザインした社紋、右がアルモデルの猫屋線社紋です。西大寺鉄道のスケールモデルではなくて、西大寺風コッペルなのでむしろ実物どおりでないほうがよさそうです。

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客車と貨車の社紋はアルモデルのインレタ到着待ちです。

カプラーはロングシャンク#141は止めて、下付きメディアムシャンクの#147を取り付けました。この方が締まって見えます。この編成だとユニトラックの370Rも曲がります。

 

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日昇のコンコッペをつくる(補追1)

キャブ内が、側面開口部から見えるので、ボイラーバックプレート上部に簡単にキャブディテールを追加しました。

あくまでものぞき見用で、配管も省略しています。

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蒸気分配箱(ターレット)と側面のインジェクターは、クラブで分売されたコンさんのコッペル用から加工したパーツです

配管は省略しました。

水面計は少し大きめですが、エコーの小型蒸機用パーツです。


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ここで失敗点をひとつ吐露します。

ボイラーからの給水管は、キットオリジナルのように西大寺の1、2号機と同じくそのまま水平でキャブに入るかと思っていたのですが、途中で上にS字型に曲がってキャブ前面妻板を貫通して、インジェクターにつながるのが正解のようです。修正可能か検討して、できれば直したいと思っています。

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西大寺風ミキストをつくる(8) 日昇コッペル キャブディテール ワブディテール追加

日昇工業製キット改造のコッペルは、キャブ内ディテールは付けないつもりだったのですが、覗き込んだとき何もないのも物足りないので、少しつけるコトにしました。コッペルのキャブディテールならいくらでも資料があるだろうとタカをくくっていたのですが、ネット検索したり蔵書をひっくり返してもあまり写真がありませんでした。そことツイッターでお願いしたら、数名の方に実物や模型の画像を送っていただけました。ありがとうございました。

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バックプレートをt1.0とt0.2の真鍮板で作り、KKCクラブで部品配布されたコッペルのバックプレートからターレットを切り取ってつけました。
くびきのコッペルではターレットの脇にインジェクターがついていますが、この西大寺のロコではどうなっていたのかよくわかりません。

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チラ見ディテールならこれだけでもよいかと思いますが、水面計、スロットル、逆転レバーなどもう少し追加してデッチ上げてみようかと思います。キャブ床上にはモーターが鎮座しているので、焚口扉など下部のディテールは省略です。
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ワブはやはりデッキ周囲の手すりとトラス棒を追加しました。トラス棒が目立ちすぎかとも思いますが、このぐらいにしないと存在感無くなるし、模型デザインのバランスはムズカシイと感じます。

今年のTMSコンペは、3品申込みしたのですが、製作遅れや出品予定品の関連製品の発売予告があったりして、結局西大寺風ミキストだけに絞り込もうかとも思い始めました。今年の盆休みは当地はずっと雨だったので、塗装がまったくできなかったのは痛かったです。昔から何事でも期限が迫ると嫌になってしまう性格なのは・・・ 締切近づくとテンション上がって追い込みがきく方が羨ましいです。

 

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日昇のコンコッペをつくる(22)

モーターを組み込んで走らせてみました。3.5vぐらいの電圧ですがまだすこし引っかかりがあるようなので、要チューニングです。
また仮固定が不十分だったようで、煙室ハンドルを工作室の四次元空間にワープさせてしまいました(泣)

 

※追記

その後調整し 7/1 日乃電持参時快走しました。

日乃電さんのFBに動画を載せてもらいました。

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日昇のコンコッペをつくる(22)改訂版「O&Kの機関車」が刊行されました

機関車史研究会から、改訂版「O&Kの機関車」が刊行されました。

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日本で発行された日本語のコッペルの解説書では他に肩を並べる本はないと思います。
内容はクラーケンさんがブログで詳しく紹介されていますので、そちらをごらんください。
模型の完成に合わせて、資料本が出てしまいましたが、このあとトーマモデルワークスの宮崎4号機をCタンクに改造する予定なので、その時に参考にさせていただくつもりです。

車輪を入れて組み立ててみました。私の鉄道ではケーディーは運転のための黒子なので、大きくても気にしませんし開放腕は必要なのです。

 

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日昇のコンコッペをつくる(21)上回りディテールほぼ完成

上回りは砂撒き管をつけて、右キャブ側面下部の点検蓋を貼りました。点検蓋はイモンのキャブ点検蓋というエッチングパーツです。フロントデッキに給水栓を自作して追加しました。これはらっきょう煙突とともに西大寺のロコの特徴だと思います。
下回りは、エコーのパーツでブレーキテコをつけました。キャブ下ステップはキットのエッチングパーツは使わずに、t0.3 1mm幅の真鍮帯で自作しました。

 

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今回の写真はすべてTG6の焦点深度合成写真です

写真に撮るとアラが見つかります。

追加したサンドドームの作用クランクを付け忘れました。

 

 

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日昇のコンコッペをつくる(20)続・上回りディテール追加

ボイラー脇の給水管を付けました。
床板もt0.2では薄すぎるので、洋白の帯板で縁取りしました。

写真差しかえました 一番上の一枚だけオリンパスTG6で撮影した焦点深度合成写真です。

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キャブの屋根はネジ止めにしました。
汽笛はエコーモデルの汽笛Cです。引棒は細いので曲がりやすいですが、一体ロストなので接続部で外れるということがないのがよいです。

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日昇のコンコッペをつくる(19)加減弁位置

ドーム横の加減弁はキットの高さでは違和感があるので 下方に2mm下げました。この位置の方がやはり自然に見えます。

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日昇のコンコッペをつくる(18)上回りディテール追加

下回りの目処が立ったので上回りのディテール追加しました

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加減弁は、西大寺はボイラーに近い低い位置にあるのですが、スチームドームの高さが高くなっているので、キットのままの高い位置にしました。加減弁からシリンダーへの蒸気管は、Sさんの方法で真鍮線を加工して砂撒き管にしました。
床板上の第一動輪の板バネは、結構ロストパーツがついているのでエッチング製では不釣り合いと考えて、エコーのロストパーツを加工しました。バネ吊りの形態が違いますが、これはよしとしました

シリンダーから煙室への排気管の曲げもなかなか左右対称なよい感じに曲げられず時間を喰いました。

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キャブ後背面の水平アングルは、金岡工房のWアングルロストパーツを奢りましたが、よい感じです。

 

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あとは屋根上の汽笛とボイラーの給水栓と砂撒き管でしょうか
軽い気持ちで着手したのですが、床板の嵩上げや動力装置を改造したので、思いの他手がかかりました。
年末からかかっているので、一月以上かかっていますが、私の機関車では早い方です。

 

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