あと某クラブの集会まで1wとなりましたので、お題のB型蒸機をすすめます。
まあ未塗装完成が関の山で、塗装までは無理です。DCCサウンド搭載できるかどうかというところです。
モーターは、SE-15かアルモデルの扁平缶モーターVにするか迷ったのですが、結局前者にしました。モーターアダプターを自作して床板に取り取り付けました。
ウォームギアは、SE-15は回転数が低いので1:30などを使うと速度が遅すぎるので、スパイクモデルの1:13 M0.5を使うことにしました。
このギアはヘリカルギアの軸径がφ3.0ですが 日昇のφ10.5動輪の車軸はφ2.5と細いので加工する必要がありました。ギアをφ3.0x2.0のパイプにはんだ付けして、これを旋盤のコレットチャックにくわえて、まず取付ボス部分を削り落した後、φ2.4のドリルで中ぐりして、最後にφ2.5のストレートリーマーを通して手回しで仕上げました。
なおアルモデルの1:14はヘリカルギアの軸孔径がφ2で拡げる必要があり正確な拡大加工に自信がなかったので、採用しませんでした。やはり軸孔拡げるならヤトイを作って旋盤加工するべきなのでしょうね。
これを動輪の絶縁側車輪を抜いて、ギアを車軸にヌルッと押し込んで、ロックタイト631で固定しました。ウォームの方は軸孔がφ2.0でモーター軸にそのまま適合しましたので、ロックタイトで固定しました。今回は動輪は一軸しか抜かなかったので、位相合わせ治具は使わずに簡易法で位相を合わせました。
簡易(位相合わせ)法というのは、外した車輪を車軸に軽く押し込むだけにして。位相のあった動輪とロッドをつけて組み立てて、それを台枠にはめて、動輪を手で回します。前後進とも快調に回ったところでバイスで圧入固定しました。この簡易法B型やC型のロッド付き車両であれば、大体大丈夫です。メーカー出荷時に位相が少し狂っている動輪もあるようですし、位相合わせ治具もきっちり直角というわけでもないので、位相合わせ治具をつかうなら、一部の動輪だけではなく、一旦全部の動輪をバラして、すべてその治具を使って組み立た方が調子がよくなることが多いように私は思います。
テンダーの台枠にはエコーの小型電機用軸箱を瞬着で貼りました。バネ吊りの形態にやや違和感ありますが、自由形なのでヨシ!とにしました。
テンダー上回りはドイツ型蒸機に見られるような少し幅が狭くて少し背の高い増炭囲いを仮置きしたら似合うようなので、取り付けることにしました。
ドローバーはt0.5の真鍮板をチャンネルと組合せて作りました。
チャンネル内にDCCの配線を通します。
機炭同極の永久連結です。
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