コッペルの0-8-0タンク(12)
前照灯と汽笛をつけました。前照灯はコンさんから頒けていただいたロストパーツを取り付けました。取付腕は極細パイプで作ったので、中に電線を通してLEDで点灯させます。汽笛は珊瑚の古典機用汽笛(挽物)です。煙突は大きいかと思ったのですが、前照灯をつけるとその感じは消えました。
実物でもコッペル40HPのダイヤモンドスタックをつけた北海道庁の森林鉄道のCタンクの煙突上端の高さが2936mmで、1/80だと36.7mmになるので、この機関車の煙突が特に高い(37.7mm)わけではなさそうです。ただし、キャブの高さは2698mmで33.7mm(1/80) で、模型は32.2mmと逆に1.5mm低いので煙突の高さが目立つのかもしれません。
コッペルの0-8-0タンク(9)逆止弁
逆止弁はエコーのパーツ(右)が少し不似合いなので、ニワの止弁というロストパーツを改造して作ってみました(左)。弁座はエコーの管継手のロストパーツを二枚に下ろしたものです。こちらの方がコッペルらしい?ですが、給水管はφ0.95なので、パーツのままだとやはり太いですね。横着せずに切断して、φ0.6-0.7ぐらいの線材で作り直した方がいいようです。
※追加
結局逆止弁と一体となっている給水管を削って細くしました。最初の給水管はφ0.95ぐらいあったのですが、φ0.6ぐらいまで削りました。最初はこういう細工はできないと思っていたのですが、給水管の部分を万力に挟んで押しつぶして、帯板〜角線状にしてから削るとうまくいきました。ロストパーツのままだと、鋳造のとき鈍っているので柔らかく ヤスリで削るとき力がかかるとすぐ曲がりますが、万力で押しつぶすと加工硬化をおこして硬くなるので、力をかけても曲がりにくく加工しやすくなるし、直線性も出ました。
下が加工前、上が加工後です
もちろん給水管は曲げて、その先がサイドタンクの裏側に入るようにします。
コッペルの0-8-0タンク(5)煙突・ドームを載せてみました
ボイラーに煙突・ドームを載せてみました。煙突は杉山模型のパーツ、スチームと角型サンドドームはエコーモデルのロストパーツです。最初につくったボイラーは煙室が少し長すぎたので、ボツにしてもう一本巻きました。30分ぐらいあればもう一本巻けるので、紙に比べて材料代は高くつきます?が、ペーパーモックアップで検討するより自分にとっては手っ取り早いです。
もうすこしボイラーが細くて、中心高さが低い方が、恰好がよいのではないかというアドバイスもいただきましたが、アルモデルの猫屋線蒸機改造キットとそのシェル?を使っているのでこういうスタイルとなりました。
最初はコッペルの0-8-0タンクのつもりでしたが、あまりコッペルぽくなくなって、ドイツ風の産業用ロコになってしまいました。後はボイラーサイドの逆止弁つけて、フロントデッキをつくります。
#3/7z 追記
こういう煙突パーツもあったので交換してみましたが、どちらが似合いますかねぇ?
より以前の記事一覧
- コッペルの0-8-0タンク(3)フレーム後部切断短縮 2023.02.08
- コッペルの0-8-0タンク(2) 2023.02.02
- コッペルの0-8-0タンク(1) 2023.01.27
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