サブロクのC-16をつくる(1)
所属するクラブのひとつのHOJCの来年の競作のお題が「Dのつく車両」となりました。これは動軸配置がDのものでもよいらしいので、ちょうどKKCの競作お題も「もう一度D型蒸機」になったこともあり好都合です。
そこでもう8年前になってしまいましたがHOJCの2016年の競作のお題が「罪庫消化(仕掛品消化) 」だったのに、着手できなかった、サブロクのC-16をもう一度やってみようかという気になりました。
ご存じのようにC-16は、米国のロッキーナローの小型コンソリ(2-8-0)です。米国のは3フィート軌間ですが、ほぼ同じ機関車がサブロク(1067mm軌間)仕様で、外国にも輸出されています。
ニュージーランド国鉄ではTクラスとして輸入されています。それ以外にもオーストラリアのクイーンズランド州営鉄道にも入っていたことがわかりました。前者は古典的なドームをもったタイプ、後者は3ピースの少し近代的なドームをもったタイプです。どちらも三枚窓の木製キャブで、美しい米国型古典機です。
オーストラリア・クイーンズランド州営鉄道のC−16
https://www.flickr.com/photos/statelibraryqueensland/4762679982/ より引用
モデルのネタは、以前書いたようにKODAMA模型のHOn3の半端品パーツを詰め合わせにして、90%保証?キットとして売られていたジャンクキットです。
とりあえずニュージーランド国鉄のTクラスのスケールイラストを、1/87(3.5mm)スケールに縮小したものにパーツを当ててみるとほぼ同寸法なのがわかりました。
足らない部品はスクラッチするか、米国の模型店から調達すれば何とかなりそうです。
今回はHOn3(10.5mm)ではなく、改軌してHOJ(12mm)で製作します。
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