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エッチング板貨車を組む(6) Rail classic のワフを改造する(続々)

Rail classic のワフの古典化改造で覗き窓のある出窓をつけました。
 こういう客車の組立図もないのでよくわかりませんが、実物の覗き窓のある出窓は1/80にすると2mmぐらいだったようですが、この模型では2.5mm強出っ張らせました。模型的誇張ですが、2mmぐらいにすると工作が難しくなります。覗き窓の大きさもよくわかりません。今回は縦6mm 幅2mmとしましたが、実物にすると縦の長さは500mm弱あることになるのでこんなものかと思います。ただし窓の位置はもう少し下かもしれません。

また車掌室側端面は、エッチング板だといかにも私鉄のワフなので、古典機風に作り替えました。これにブレーキハンドルカバーをつけます。

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上の写真は英国・ブルーベル鉄道の客車の覗き窓ですが、明治の日本の貨車はもっと窓が小さかったのではないかと想像しています。ガラスは現在と違ってかなり高価な商品でした。

覗き窓のある出窓部は、車体から切り取った側板が 8.5mm幅だったので、10mm幅のt0.2真鍮板にハンダで貼って、S状?に折り曲げました。出窓部の周囲の縁取りは、0.5真鍮角線を曲げてハンダ付けして表現しました。

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屋根板はそのままでは端部がキレイに曲がらない=エッチングの溝が浅い のでPカッターで溝を深く掘ってから曲げるとキレイにまがるようです。車体の補強と屋根の位置出しを兼ねた側扉上部カバーもエッチング板の溝の位置で曲げても少し寸法が合わないので、車体中央側で一旦切断してハンダ付けしてあります。

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RailClassicさんのエッチングキットは、ワールド工芸のキットのようにはサクサクとは組めないです。まあそれが珊瑚系メーカー製品の魅力かもしれないです。

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日露戦争と満鉄のこと

 最近NHKで「坂の上の雲」の再放送を日曜日の夜11時からやっているので楽しみに視ています。するとまた日露戦争や満鉄のことでいろいろ気になることが出てきて、調べてみました。


 満鉄(南満州鉄道)は、もともとロシアがシベリア鉄道のウィスリー川沿いのハバロフスク経由の本線が難工事で建設が遅れているため、中国(当時は清)の領内を横断してウラジオストックまで建設した東清鉄道の 途中のハルピンから分岐して、遼東半島の旅順までの支線です。
この鉄道はロシアが敷設したので、いわゆるロシアゲージ、5フィート1524mmゲージの鉄道でした。
 日本軍が旅順の攻略に成功して北進をはじめると、まずこの鉄道を改軌する必要が生じたようです。ロシアゲージのままでは、シベリア鉄道に直通するロシアの兵站補給路になってしまうので、それを遮断する必要があったようです。
 ここで日本陸軍は、満鉄になった後の1435mmゲージに改軌するのではなく、日本と同じ1067mmゲージに改軌したようです。そして英米から輸入したF1(9200形)やB6(2120−2500形)といった機関車を投入したようです。
 この改軌や鉄道の再構築には、陸軍の鉄道大隊と鉄道作業局の共同で野戦鉄道提理部という組織がつくられて建設工事にあたったようです。客貨車は日本本国の官鉄や各私鉄から徴用されたようですが、調べてみてもよくわかりません。
 日露戦争が終わって、ポーツマス条約でロシアからこの鉄道権益を得て、満鉄が設立されてから、1067mm から1435mmに再度改軌されたようです。そのため不要となった1067mmゲージの機関車は日本に送られて、日本国内の鉄道を走ったようです。
 いきなりロシアゲージ1524mmゲージから1435mmの標準軌に改軌しなかったのは、当時の日本は標準軌の本線用蒸機も保有しておらず、その運転のノウハウもなかったし、急に外国から調達するのは困難であったためだと思います。


 以前は満鉄の話は興味がなかったのですが、日本の明治〜昭和の蒸気機関車をはじめ 鉄道のすべては満鉄抜きには理解できないと最近思うようになりました。

満鉄の概略については、このホームページが詳しいです。

 

 

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切断機の材料送り機の改良(続)

材料の送りストロークを長く改良した切断機の材料送り機ですが、材料の固定は移動テーブルにつけた鉄板に磁石で固定していましたが、それより使いやすいクリップを見つけました。

[ネセクト] スプリングクランプ 50mmという商品です。アマゾンで見つけました。

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木工用の材料固定クリップのようですが、マグネットより材料をしっかり固定できます。

薄板なら切断のときズレませんし、厚板のときも材料を手で押さえてアシストすれば使い物になります。

 

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3Dプリンタと手工作

私は3Dプリンタを使って模型を作ることには手を出すつもりはありません。

先日URさんがX(ツイッター)に

模型趣味なんかも3Dプリンタなどで精巧精密なものが作れる様な時代になってきたけど、自分の手を動かす模型作りはその行為自体が楽しみであり目的でもあるので、対立軸になる様なものではないんだよな。

とつぶやかれていましたが

まさにそのとおりだと思いました。

最近古典機模型ファンが微増しているが、Nゲージのモデラーさんが多く3Dプリンタ使いの方も多いので、今後古典機模型はどうなるんだろうがと心配されている方がおられましたが、これまでは古典機模型製作=手を動かす鉄道模型工作だったわけですが、今後はその二つのグループが分化していくかもしれないですが、それぞれ続いていくだろうと思います。

これを3Dプリンターを旋盤などの工作機械に置き換えても同じことがいえると思います。

旋盤がないと古典蒸機模型ができないのではなくて、手工作でもそれ自体が楽しみであり目的である

と考えればよいと思います。

私は1個のパーツだけ作るときは、工作機械使うと段取りを考えるのが面倒で、手加工で作ってしまうことが増えました。工作機械使うときはむしろその加工の段取りを考えるのを楽しんでいるように思います。

だから工作機械を使うかどうかも 自分の手を動かす模型工作と対立軸にはやはりならないと思います

 

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なんさつタイプCタンクをつくる(2)弁室蓋をつくる

 

南薩の5号機と今回のモデルのプロトタイプの1−3号機では弁室まわりの形が違うので、弁室蓋をつくります。上蓋についているのはリベットではなく止めボルトなので、太めにφ0.5真鍮線の埋込でつくりました。私はリベットやボルトなどは実物の個数にこだわらずに模型として見映えがよいように間引いて数を決めています。

蓋に孔を開けるのは中心線をケガクのではなく、クロステーブルのついたリベット打ち出し機でリベットを打ってそれをセンターポンチ代わりにして孔を開けます。

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今回は二枚重ねにするので、もう一枚を併せて、バイスプライヤーで二枚を固定して二枚目にも孔を開けました。仮止めではんだ付けするより手軽です。

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t0.5の真鍮線を植え込んで二枚をはんだ付けで貼り合わせました

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角材から削り出した三角枕の弁室パーツの上に置いてみました。

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ボルト頭としてはこのぐらい太い方が私は好きです。埋込み線の頭のカドはルーターにつけたスパイラルシリコンホイールで落としています。

実物とは少し格好が違いますが雰囲気がでればヨシとします。

 

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9450(32)  ステップがつきました

機関車本体とテンダーにステップがつきました

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最終的にはDCCサウンドデコーダーを搭載しますが、現在はアナログDCで仮配線してあります

直線では問題なく走りますが、曲線などでの走行調整はこれからです。

 

スマホ手持ち撮影のためお見苦しいところはご容赦ださい

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なんさつタイプCタンクをつくる(1)

思い立ったが吉日とちょっとだけ、珊瑚のなんさつキットに手をつけてしまいました。

まず2X6の真鍮角材から三角柱を切り出しました。フライス使っての機械加工なら短時間で出来そうですが段取り考えるのも面倒なので、糸鋸とヤスリでシコシコ削り出しました。工作機械のダイヤル送りではなく、こういう無心にヤスリで削っていくというのも快感ですね。

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これを所定の寸法に切断して、キットのシリンダーパーツの上に置いてみました。

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この上に弁室蓋を作って載せます

 

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上図のドイツ機関車本の形式図をみると シリンダーの傾きはもう少し強いようです。とはいっても16番でシリンダー中心間隔が拡がっている、このキットでは25.5mmなので、そのままの縮尺では19.5mmより6mm拡がっているので、実物のとおりの弁室の傾きにするとシリンダーブロックが横に突出してしまうので、この程度でよいのかなとも思います。

このあたり実物どおりを目指すと16番(1/80 16.5mm)では破綻するので、あくまでも「実物の感じを落とし込んだ模型」を目指します。

☆2/11追記

プロトタイプのシリンダーはもう少し弁室の前後長が短いようですが、気にしないことにします。

なお保存機が2014年に補修されたとき、白色の下塗り塗料で塗られて、メーカーのワークスフォトのように見える写真が、下記HPに掲載されています。これだとディテールがよくわかります。

https://red50kei.skr.jp/kagosima/kagosima-hozon-syaryou-saiseibi.html

キットのキャブ幅は32mmです。珊瑚の初回生産品は縦型モーター使用だったためかちょっと幅広です。この再生産品もモーターは小型化されたのに上回りは初回生産品と寸法は同じです。プロトタイプを1/80にすると28.3mmになるので、29mm幅ぐらいに設計するのが適当だと思っています。

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今日の妄想 2/8

ちょっとサドルタンクが行き詰まっているので、パソコンの前で妄想するといろいろ幻影が出てきます。

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珊瑚のなんさつ5号機下回りに1−3号機風の上回りをのせてみました。

上回りサイドタンクは少し短くしています。なんさつのプロとタイプはもう少しフロントデッキが広くて、シリンダーが前に出ていて、それが形態上の特徴でもあるのですが、上図ぐらいの方が格好よいと思います。

珊瑚キットの説明書と機関車史研究会の「日本向 ドイツ製機関車 」の形式図を合成加工しています。

 

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ドイツから輸入したVan der Ziepen製の加悦ハブ3 この客車を模造したような、ハニ3692という日車製の三等荷物合造車が、客車上巻(S2版)に載っていた(上図)ので、レイルクラッシク製のハブ3のエッチング板を改造出来ないかと思って描いてみたのが下図

レイルクラッシックの説明書から合成しました。

こちらに手をつけてしまうかもしれません。

 

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片野正巳さんを悼む

片野正巳さんが、1月2日にお亡くなりになられたそうです。


もう40年ぐらい前、私がまだ大学生の頃にTMSに投稿した2800、5500,7750の記事は、当時TMS編集部におられた片野さんに担当していただきました。十年ぐらい前から賀状は交換させていただいており、いつかおめにかかってお話ししたいと思っていましたが、それもかないませんでした。
ある方がSNSで、片野さんの模型世界について「上品なゆるさ」といわれていましたが、まさに的を得た表現だと思います。玉軌道、喃部鉄道、セピア色の京浜電車などの記事はまさに片野ワールド全開だったと思います。
あと古典蒸機自作のバイブルといわれている「8550の作り方」なども片野さんの遺された大きな仕事だったと思います。


私にとって一番参考にさせていただいたのは、最初RMMの付録として刊行された「一号機からC63」までの日本の蒸機のスケールイラスト集です。片野さんのイラストは、詳細な組み立て図に基づくものではなかったようですが、片野さんの目で見た絵図面だったと思います。最近は自分で蒸機をを作る時は片野さんのスケールイラストと金田さんの形式図の両方をパソコンに取り込んで、その二つを参考にしながら、ドローソフトでトレースしていって自分流にディフォルメして模型製作を進めるというのが自分のやり方になっていました。片野さんのあのお仕事がなければ、自分で蒸機を設計するのはもっと時間を要したとおもっています。

いろいろ技術的な問題はあるかもしれませんが、片野さんのTMSの記事が特集シリーズとして纏められるのを切望しています。

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9450(31)  ブレーキシュー

ブレーキシューをつけました。珊瑚ドロップ製B6用ブレーキシューを少し小さく削っています。

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取付板はロストパーツに交換して余っていた珊瑚9600用ブレーキ取付板の再利用です。7750や7850は機関車本体のブレーキ引棒は中央一本なので、ギアボックスなど干渉するためそのまま作るのは難しいです。というわけで今回は横着して、ブレーキ梁や引棒は省略します。機関車を裏返して見なければわかりません。

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