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工作室の本棚

仕事場を引っ越したので、不要になった本棚を自宅の工作室に移動させました。これまでは、Panasonicのキュビオスというシステム棚を使っていましたが、本の重みに耐えかねて、棚板が歪んできていたので、これは廃棄して入れ替えました。

やはり本棚として使うのは、スチールラックがよいと思います。この棚も仕事場で20年以上書類棚として使ってきましたが、棚板の歪みはありません。

ただ入替に当たって、本棚に載っていた雑誌・書籍・模型などを一旦動かす必要があり、仕事場の移転や荷物整理と重なり激疲れとなりました。工作の上にも荷物が仮置き場として載っているので、工作は一時お休みしています。仕事の方が一段落したら模型再開したいです。

また本・雑誌 特にTMSの旧号を移動するとき中を見てしまうので、時間がかかることこの上なかったです。

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一段ぐらいはレイアウトセクションでも置きたいとはおもっているのですがどうなるやら

☆7/13追記

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荷物入れたらこうなりました。右の書棚は900冊のTMSで一杯になりました。といっても1980−1990年台のTMSはバラして、16番蒸機・レイアウト関係以外は廃棄して合本化してありますし、最近のも広告部分は廃棄してスリム化してあります。そのままだとこの3倍ぐらいは書棚を占拠していたと思います。これで工作再開できそうです。

☆7/14追記

最近のTMSは、3,4年ぐらいすると製本時の糊?が少し劣化してくるので、分解しやすくなります。不要な部分は引きちぎって捨てています。広告・製品の紹介などの部分です。コレクターの方にはそういった情報が重要らしいですが、自分はそういう記事は一回読めば数年後に読み返すことはほとんどないので捨てています。根津さんのメッセレポートや静岡の模型見本市?情報なども同じ理由で廃棄しています。こういう処理をすると本の厚みがオリジナルの50-60%になるので、かなり本棚のスペースが節約できます。

 

 

 

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鉄道模型雑誌の語り(1)トンボ電車とその仲間

UKさんが、鉄層模型雑誌の語りとは、架鉄(架空鉄道)の設定についてダラダラ書くことではないと Xにツイートされていましたが、まさに同感です。

過去に語りで有名な記事はいくつかありますが、やはり今年1月に亡くなられた片野正巳さんのこの記事が最高のもののひとつだと思います。

50年前に刊行された雑誌であり、所蔵されているかたも多くはないとおもいますので、敢えてはじめの1ページを全文引用させていただきます。

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トンボ電車とその仲間
 昭和一桁にセットしたタイムトンネルの出口は哺武鉄道鶴見総持寺前終点の連絡地下道でした。構内を右往左往する入換機のドラフトを後ろに聞いて,けむたい地下道を進むと,入れかわるように爽やかなモーターの響きが馳け抜けていきます。突き当りの階段をのぽりつめれば,そこは京浜地帯のインタアーバン,京浜電鉄の総持寺駅前なのであります。
 穴守行の切符を1枚買って飛び乗った電車は高輪行の51形。長いポールを振りかざし,大きくローリソグしながらこの電鉄特有のフィーリソグで突き進みます。八丁畷では御本家南武鉄道をアンダークロス,工場地帯を縫って間もなく京浜川崎へ……。
 せり上ったオデコに5枚窓,大きなオヘソライトの下にはがっちりしたアソチクライマー,ステッブ撤去後もトンボ電車(京浜ポールカーの俗称)の仲間とは言え,その張り出しを残した側面,加えて外吊り戸などと勇ましいものもある京浜クイプ。これら一癖も二癖もある車体は赤味の強い小豆色に装われ,凡庸な関東私鉄界にあってひときわ異彩を放っております。好き嫌いは別として,一目見れば脳裏に焼き付いてしまうアクの強さであります。台車も負けず劣らずで,珍品ペックハムをはじめテーラー,プリルなど多士才々・・・,平凡なMCBですら両端に下向カープを与えるといった凝りようです。
 六郷の鉄橋を轟音と共に渡れば六郷土手,ここは玉軌道との接続駅で,左手に今や2号機が細い煙をさかんに上げて出発を待っているのが見られます。士手駅を馳けおりると雑色(ゾウシキ),このあたりから民家の軒先をかすめるようにして走ります。物干竿を引っかけたなんて話も聞かれます。これから高輪までの間に梅屋敷,学校裏,青物横丁,南馬場(ミナミパンバ),北馬場(キタバンバ)等,いかにも京浜らしい珍なる駅名が控えております。
 京浜蒲田で穴守線乗換です。この線は穴守稲荷の参詣客を一手に引き受けています。右手に入って来たのは何と,噂の外吊戸・デ14ではありませんか。この車,踏切で自動車にぶつけられ,横転した前歴を持っています。
 トンボ電車(京浜ポールカーの俗称)の仲間とは言え,半鋼製デ51から乗換えると見劣りするのは止むを得ません。そのデ51ですら,湘南電鉄から乗入れて来るようになった大窓のデ1やそれに同調して京浜側が新造したデ 71の前で.いつまで主力の座を保てるか疑問でありましょう。正面窓まで延びたシートは子供達の間で人気が高く,少し待っても‘‘展望車”に乗りたいという声は, トソボ電車たちの運命を暗示する響きを持っております。さて,電車は極端にきつい左カープをフランジをきし ませながらまわると.頭を海に向けてスピードを上げます。本線とは対照的に点在する民家,水溜りや葦原の続く広々とした風景の中を風を切って進み,漁船のもやう海老取川の鉄橋を渡れば終点穴守到着です。海は碧く輝やき,点在する白帆もまぶしく,張りのある響きを上げ て沖に向う焼玉エ‘ノジンの音にも活気がみなぎっています。
 澄み切った空には.いま羽田飛行湯を飛び立った大日航のフォッカー・スーパーユニバーサルが大きく弧を描き,単座の超小型機プー(空の風)やエア・タキシー(遊覧飛行機)がのどかな爆音を響かせています。地上に目を転ずれば,駅前から一直線に伸びる穴守稲荷のにぎやかな参道.緑の中にたたずむ鴨猟湯プール,競馬場料亭,海水浴場などが展開します。(この町は第2次大戦で消滅し後の東京国際空港となる。ターミナルビル前駐車場の大鳥居は穴守駅前一の鳥居の名残り)
 これらの情景は,赤いポール電車たちにとって絶対に切離すことのできない背景であったことは確かでありましょう。
 かねてから京浜電車のムードに心を奪われていた哺武鉄道社長は.遂に別会社‘‘京浜電気軌道"を設立するにいたり,京浜電鉄仕様で次々に車輛の発註書を乱発しているありさまです。目下のところ自社路線は持たず,相互理解の上に立って電鉄線乗入れの形をとっていますが,哺鉄貨電までが便乗乗入れして来るというあつかましさであります。
TMS330号 1975年2月号P13より引用

片野さんの文からは、その模型の世界が目の前に浮かんで来るような気がします。

掲載後50年経ってもこの文章は輝きを失っていないと思います。

機芸社からTMSに掲載された片野正巳さんの記事を集めた特集シリーズを発刊してほしいと思っている方は少なくないと思います。

 

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パーツ依存症

最近いろいろなブログを読んでいて、心に刺さったのが、古鉄さんが

16番の市販品が少なくて皆さんが手作りしていた頃は手作りだからさほどお金もかからず、気楽に楽しめたんじゃないかと思います。市販パーツが充実して、買って取付けるのが当たり前になった瞬間から、汽車作りはお金持ちの道楽になってしまったんじゃないでしょうか?

と書かれていたことです。

とはいっても 逆に

市販品のあるパーツはそれを購入して、そのパーツを作るための時間を節約=時間を金で買って それで浮いた時間を自分で工作するしかない部分に投入して作品全体の質を高めた方がよい

というのもひとつの考え方です。

といっても私を含めて多くの手を動かすモデラーさんは、そこまで深く考えずに漫然とパーツを買って使っているのかもしれません。

厚労省のホームページ

Q.依存症ってなに?
A.特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。

と書かれており

依存症には「物質への依存」と「 プロセスへの依存」のおおきな二つの種類があるそうです。

どちらにも共通していることは、繰り返す、より強い刺激を求める、やめようとしてもやめられない、
いつも頭から離れないなどの特徴がだんだんと出てくることです。

模型パーツでいうと

物質への依存というのは、パーツがあればそれを使うということであり

プロセスへの依存というは、そのパーツをどうやってつくることを考えるより使えるパーツがあるかまず検索してしまう

ということかと思います。

常時在庫を謳っているエコーモデルなど一部のメーカー以外のパーツでは、今買わないと入手できないかもしれないという強迫観念もあるかと思います。

パーツコレクションも楽しみだし、パーツの充実で工作派のモデラーさんが楽しめているのも確かなので、エラそうなことを書くまでもないのですが、プチ終活で自分の罪庫チェックしてみると・・・

いろいろ感じることがありました

 

 

 

 

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JAM2025のクリニック予告 「蒸機サウンドシステムの過去・現在・未来」

昨年中止させていただいたJAMクリニックですが、

本年JAM2025では「蒸機サウンドシステムの過去・現在・未来」としてお話しさせていただきます。

日時は、8月10日(日) 13時から14時半に仮決定しております。

内容は前半は

PFM/SL1などの蒸機アナログサウンドシステムの歴史・作動原理・現状での問題点

についてお話しして

後半は

DCCサウンド SoundBox 車載型無線制御サウンド

などの他のサウンドシステムなどとの比較についてお話しする予定にしております。

なお今年のJAMのチラシでは、昨年の旧演題名の「蒸機アナログサウンドシステム」のままですが改題です。どこかの学会の教育講演にありそうな演題名となってしまいました(笑)

90分という限られた時間ですが、最近電車サウンドシステムに押され気味?の蒸機サウンドシステムについてお話しさせていただければと思います。レガシーなシステムで絶滅危惧種といわれている蒸機アナログサウンド愛好者のみなさまの参考になるお話しができればと思っております。

 

 

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