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小型蒸気動車をつくる(10) 

客室部の上屋根と機関車部の床板を作りました

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機関車部の屋根には,汽笛をつけます。

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客室部の二重屋根は少し幅広の低い屋根にしました。英国風というより、どちらかというとドイツ風ですが、植民地機関車の雰囲気は出せたと思っています。このままではちょっと寂しいので、ランプカバーつけようかどうか迷っています。

床板の構造を変更したので、機関車部の背が、0.8mm高くなりましたが、この方が全体のデザインとしては好ましくなりました。

2025年の工作はこれで終了です。

 

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小型蒸気動車をつくる(9) キャブ組立

キャブ組み立てました。今回は妻板前後の庇板の通風孔?は省略しました。

煙室サドルは板金細工で作るつもりでしたが適当な真鍮角材の切れ端があったので、それを加工しました。

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何とか格好がついてきました。

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ユニトラックのR380曲線にのせても屋根が当たらないように調整できました。R380曲線のSカーブも通過したのでこれでヨシとします。

とはいっても連結部のステップを客室側につけようと思っていたのですが、機関車台枠との当たりを考えると一工夫必要ななようです。

ちょっと年内完成は難しい状況になってきました。

 

 

 

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小型蒸気動車をつくる(8) キャブ仮組み

機関車部のキャブをつくりました。t0.4の真鍮板から切り出して、側板は上部開口部を0.2x1.0の帯板で縁取りしました。前妻板の窓は、φ6.0の孔を開けて、φ6.0 肉厚0.5のパイプを1.0mm厚に輪切りにしたものを挿入してハンダ付けしました。なおそのままでは肉厚が厚いので、内径をφ5.4ぐらいまで拡げてあります。今回の孔の仕上げには、テーパーリーマーを使うと便利でした。

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また今回はボイラーは中華通販サイトで買ったφ12.6x12.0パイプを加工しました。日本ではφ10−20の薄肉パイプはなかなか売っていませんし、見つけても定尺2m単位の販売なのでちょっと引いてしまいます。中華通販サイトでは200−300mmにカットしたものが売られているので、割高ですが便利です。真鍮の品質も悪い感じはしません。

またパイプに孔の位置を加工するときは、 1mm方眼のマスキングテープを貼る簡単に位置が出せます。

パイプを加工する時は、金属製のVブロックより、木製Vブロックの方が傷がつかないので使いやすいです。

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☆追記

キャブ開口部のカーブは、一見数学の多次曲線のように見えますが、多くの英国形蒸機では3つの曲線の合成のようです。自分でケガいて切り出す場合は、上下二つの曲線をケガいて、中間部のカーブは目分量でヤスリで仕上げていくと感じよく仕上がるようです。

 

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遺品としての鉄道模型作品

 最近この話題がいくつかのブログで話題になっています。仙台のコン御大が奥さんに<残された鉄道模型作品は、故人が「好き勝手に楽しんだ道楽の残骸・・」なので「二束三文の粗末な扱いになっ・・・」ても仕方がない。「本人は十分楽しんで、あの世に行ったんだから、残されたものをどう扱おうと(遺族の)勝手」>といわれた」とブログに書かれたのが発端なようです。
 遺品がネットオークションにでてくれば、その作品の価値を認める方によりそれなりの値がついて落札されて 名人の作品として扱われるのでしょうが、そのまま街のリサイクルショップでその模型の出自不明のまま安価に取引されているケースや不燃ゴミとして廃棄されているケースもあるのだと思います。
 完成品や手つかずのキットはそれなりの価格で取引されることも多いようですが、故人の作品となるとなかなかそうもいかないようです。その作品の価値を認めるよい友人に恵まれれば、その価値にみあった代価で次のオーナーの手に渡っていくのでしょうが、なかなかそうはいかないようです。
 本人の自分の作品に対する思い入れはあると思いますが、それはコンさんの奥さんに限らず鉄道模型をやっていないものにとっては価値観の相違だといわれても仕方がないです。
 最近家内の父親が亡くなりました。この人は模型はしていないのですが、最後は賄い付き高齢者マンションに入っていたこともあり、遺族が自分の欲しいものをピックアップしたあとは、整理業者に頼んで遺品は一括処分で退去ということになりました。本人の思い入れが強くても、遺族にとってその利用価値がなければゴミになってしまうということを目の当たりにしました。
 整理業者に故人の遺品に対する思い入れに対するリスペクトはあるのか?ないなら「ゴミ屋」だとブログで憤慨しておられる方もおられますが、それがないから短時間で処理処分できるのだと思います。少し前までは遺族が自分で遺品整理やっていたので、なかなか進まないし、遺品に対する思い入れが強く、その場所が自家所有で故人の死後も整理退去させなくてよければ何十年もそのまま放置 なんていうこともよく目にしました。
 また遺品・模型作品の価値査定も模型の仲間内で思っているほどはないというのが現実のようです。美術品でも権威ある展覧会で入賞しているようなそれなりのアマチュア画家でも、死後その作品にはほとんど値がつかないというのが現実のようです。生前から自分の作品を販売してお小遣い稼ぎで 流通させて?価値をつけていないと、その遺作をいきなりプレミアをつけて買う人はいないようです。むしろ高名な作家の高値で取引されている作品は、悪く言えば財テクの手段と所有者のステイタスの誇示の手段として利用されているだけなのかもしれません。高校のときの美術教師はそれが嫌だから自分は教員として生計を立てて、自分の絵は売らないのだと大見得を切っていたのを思い出しました。
 自分も故人の作品をその作者に対する香典がわりとして、購入させいただこうかとも思いましたが、自分自身工作過程が楽しくて、完成した模型にはあまり執着がないので手をあげませんでした。
 自分の作品に対する思い入れや価値を奥さんに教育することが大事だといわれるかたもおられますが、それは教え込むというより自立的にわいてくる理解でないと難しいと思います。それを強要すれば生前は理解しているフリをしていて、死後裏切られる可能性も大きいと思います。
 むしろある程度の金額で処分出来て、葬式代や会食費の足しになればぐらいに思ってくれたほうが私は気が楽です。
 それより自分の作品の製作に関するコンテンツを何とか残していけないかと思っています。例えば九重高原鉄道社長の残された製作記の膨大なコンテンツは非常に役に立ちますがお亡くなりになられたあと非公開となっているのはまことに残念です。
 まとまりのない話になりましたが、このあたりで止めておきます。

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TMSコンペ2025

TMS2026年1月号が発売され、TMSコンペ2025の結果発表がありました。拙作の鉄道作業局F3は準佳作入賞ということで、自己評価による予想とだいたい同じでした。今年も4年前と同じく、塗装を予定してたお盆休みが天候不良で、危うく出品できないかと思いましたが、何とか9月に入って天候が回復したので、塗装が間に合い応募出品できましたが、そのしわ寄せで仕上げが雑になった部分が少なからずありました。またサウンド搭載も間に合わなかったので100%完成状態ではなく。 それが若干評価を下げたのではないかと考えています。

塗装については、特に英国原型古典機の色罐は、やはり晴天の太陽光の下で色味を見ながら塗りたいので、天候と仕事の休日スケジュールがうまくかみあわないと塗れなくなってしまいます。自分はもう定年の歳ですが、自営なのでまだ現役でそのあたりの時間調整がビミョーです。

また今年は応募作品数が前回に比べてかなり多く、全体のレベルが上がったことで、入賞枠が増えたにもかかわらず前回のコンペでなら準佳作以上に入賞したであろう作品が、努力賞や選外になってしまったのが多いという声がSNSではおおくあがっているようです。

まだ作品写真も準佳作以下の後編が掲載されたいないので、はっきりしませんが、講評を読むと、美しく仕上がっていて、ちゃんと走ることが 入賞の最低ラインで、何かそれにプラスするものがないと上位入賞にはならないような印象を受けました。

今月号の表紙写真の一番手前写っている、ボイラーの青い蒸機が私の作品です。

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おそらく作品が手もとに戻ってくるのは、渋谷IMONでの展示会が終わって 3月頃になると思いますので、もう少し手をいれてから記事を投稿させていただきたいと思います。

 

 

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小型蒸気動車をつくる(X) 仕掛かり品があったのを思い出しました

そういえば蒸気動車の仕掛かり品がありました。

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これはアルモデルの夷隅タイプの自動機客車(On30)を工藤式蒸気動車に改造しようとしたもの

たしか縦罐のディテールで行き詰まって 放置していたと思います。

今ならエコーモデルのOナロー用ロストパーツがあるのでなんとかなりそうな気がしてきました。

 

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こちらは、やはりアルモデルの軽便二軸客車(HOn)改造の工藤式です。

これは下回りをマイクロエースのC型ディーゼル機関車を使って片ボギーの蒸気動車に仕立てようとしたのですが、非動力軸にクランクつけたので、引っかかって回転しないことがあり おもしろくないので投げ出していたものです。いまならナローガレージさんの動力装置があるので、それを利用すれば何とかなりそうな気がしてきました。

ということでこれらも完成させて クラブ競作のお題に加えたいと思います。

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小型蒸気動車をつくる(7) 

機関車側は、真鍮板から床板状?のパーツを切り出して、それに上回りをネジ止めする構造にしました。

図面も引いて切り出しましたが、不具合も多く作り直しになるかもしれません。自分の図面作成能力に低さを痛感しました。

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あとこういう細工をするとき、パワトラの寸法が知りたかったのですが、ネットで検索しても出てきませんでした。パワトラは買ってきてポン付けするだけなので、ボルスターの高さぐらいしか みなさん寸法を気にしないのでしょうか?

自社のサイトで駆動パーツの寸法を公開しているのは IMONぐらいですね。駆動系パーツの寸法はやはり自社のホームページで公開してほしいものです。今回はコアレスパワトラをノギスで実測して、床板アダプターを設計しました。

また客室側のボギー台車は、φ9.5の車輪にしてアンダーフレームと台車の当たりを避けると床板が高くなりすぎるので、φ8.2の車輪にしました。ホビーメートオカの路面電車用車輪です。

☆12/10追記

賢いAIくん (Google) に聞いてみましたが、コアレスパワトラの図面は公開されていないそうです。天賞堂に直接問い合わせてくださいという回答が出ましたが、問い合わせれば教えてくれるんでしょうか?

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水管式ボイラーの蒸気動車

関西鉄道のガンツ式の蒸気動車は水管式ボイラーを持っていたとクラブの会報にクラーケン師匠が書かれていました。

かの有名な和久田さんの蒸気動車のプロトタイプになった オーストリア帝国の蒸気動車も水管式ボイラーだったようです。

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Wakuta

TMS297号より引用、特集シリーズ「ナローゲージブック」にもこの記事は再録されているがカラーページはなし

先日石炭炊き水管式ボイラーは、船舶では多用されたが、蒸機では試作はされたが成績がよくなく量産されなかったことは先日書きました。

上記のオーストリアの蒸気動車では、水質の問題で水管に故障が生じて10年程度で廃車になったと上記独語版wikiにありました。

船舶用の水管式ボイラーは閉鎖式であり、復水器でシリンダーから排出された蒸気を海水で冷やして水に戻して再利用していますが、鉄道用の水管式ボイラーは開放式?だったようで、やはり水管に湯垢が貯まって具合がわるかったのでしょうか?オーストリア・アルプスの硬水使えばすぐ湯垢が貯まりそうですが、軟水の日本ではどうだったのでしょうか?

水管式ボイラーはガンツ式の蒸気動車では18気圧、戦艦三笠では30気圧といった 当時の飽和式蒸気機関のボイラーに比べて高圧の蒸気を発生して高効率と蒸気機関の効率化を狙ったようですが鉄道用としてはうまくいかなかったようです。

ガンツ式は他の蒸気動車のように、シリンダーやロッドが露出しておらず、台車内に釣り掛け式?で組みこまれていたようです。これは模型の形態的にはおもしろくないですね。まあ客車に煙突つけて、ガンツ式なのでロッドやシリンダーは見えないといって、パワトラで走らせてしまえば工作は楽ですが、やはりロッドがまわらないと蒸気動車という感じがしません。

なお余談ですがガンツ社は現ハンガリーの機械メーカーですが、当時ハンガリーはオーストリア帝国の統治下にありました。オーストリア・ハンガリー二重帝国ともいわれ、オーストリア皇帝がハンガリー国王を兼ねる ハプスブルグ領の中でもハンガリーがある程度の自治権を持っていた政治体制です。ときどき見かける帝領王領オーストリア国鉄という書き方には違和感があります。やはりオーストリア帝国鉄道というのが正確な表現だと思います。

さらに余談ですが復水式の蒸機といえば、南アの蒸機が頭に浮かぶのですが、あれは空冷式復水器だったのでしょうか?

☆12/22追記

RMライブラリー(104 日本の蒸気動車下巻)

を読んでみると

工藤式軽便用蒸気動車も 最初は水管式ボイラーとしてリリースされたが、あまりうまくいかず量産型?は通常の火管式ボイラーとして製造されたらしいです。当時欧州では蒸気動車には水管式ボイラーを積むのがトレンドだったようですね 水管式は前面に煙室戸がなく 火管式は煙室戸がついているようです。

 

 

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小型蒸気動車をつくる(6) コアレスパワトラ試走

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天賞堂コアレスパワートラックを取り付けてみました。なお付属しているボルスターは寸法的に合わず、鉄製で加工も困難なのでt0.7真鍮板からボルスターを自作しました。図面を修正しました。機関車本体のパワトラへの取付方法は、ネジ止めする場所に一工夫いりそうです。

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車体に取り付けてウェイトがかかるとコアレスパワトラは低電圧からスムースに回ります。これは1.3Vでの走行です。

なおコアレスパワトラも発売以来5年になるそうで、製品構成についても変化があるようです。これについてはモデルタブレット/気動車原風景さんのブログに詳しく書かれています。是非一度ご参照ください。

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