燐青銅の帯板を切る
某氏の依頼で、幅1.0mmの帯板を t0.1燐青銅板から切り出しました。幅2mmぐらいの帯板だとt0.1燐青銅板は綺麗に切れるのですが、幅1mmでは材料の剛性がないので切断のときに捻れが大きいです。切断時には板が撓むので、刃の手前で指で押さえて切断するようにしました。
切断は遠藤機械の切断機に材料送り装置をつけておこないました。この道具があれば簡単に切れますが、道具がなければこういう帯板をきりだすのは結構大変な作業です。
久保田富弘さんの記事では、シャーリング屋で真鍮板を帯板に切ってもらったのをたくさんストックしてあると書かれていましたが、もうそういう町工場も無くなってしまいました。
なおおットで検索すると 燐青銅の板材は圧延(あつえん)」という工程で作られるため、圧延方向(縦)と圧延直角方向(横)で曲げ特性や弾力が異なる方向依存性があるようです。 一般的に、圧延方向と直角(横方向)に曲げ加工をする方が、圧延方向と同じ方向に曲げるよりも「へたり」にくく、強いばね性を発揮するようです。
燐青銅板の定尺ものは180x1200mmであり、今回材料にしたのは180X100mmの切売り板なので、板の長辺に平行に帯板を切り出しました。


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