9450補追(2)煙突のキャップの色

TMSコンペの誌上での選評は佳作以上が対象で、準佳作以下は誌上には掲載されません。入賞者懇親会で名取編集長からお話しをうかがってみると、私の作品の入賞ランクが下がった理由はいくつかご指摘がありましたが、一番減点対象になったのは煙突キャップの色だったそうです。煙突キャップは真鍮丸棒から挽き出しましたが、外側は磨き出しにしましたが 煙突内側も塗装していなかったのでそれが減点対象になったそうです。

自分で作っていたときは、内側が真鍮色そのままだったのは不自然だと気がつかなかったのですが、確かにいわれてみると模型としても不自然だなという感じがします。そこで内側を艶消し黒に塗ったら、やはり落ちつきました。

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ところでコンペの審査基準とは関係ない話しですが、実物の英国形蒸機の煙突キャップは、このモデルのような金色ではなくもっと赤っぽい銅に近い色に見えます。あれはやはり真鍮だが、レッドブラス(丹銅)といわれる銅 80%〜90% / 亜鉛 10%〜20%の銅の割合が多い合金でできているそうです。なおJISでは銅が80%以下の亜鉛との合金を真鍮というようです。

レッドブラスは旋盤加工も可能なようですが、やはり赤っぽい銅のような色のキャップより、金色の通常の黄銅といわれる真鍮(銅60~70% /亜鉛30~40%)の方が模型としては美しいように感じます。

 

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9450補追(1) ウェイトを積増す

二月末に機芸社から帰ってきた後、手つかずでしたが、追加工作することにしました。

まず補重から手をつけました。TMSコンペに出すときは、走行性能はあまり問題にならないようなので、塗装が締切間近でまだ十分硬化していないこともあり、 輸送中の破損を防ぐため単機で安定して走るだけの最小限の補重にとどめて出品しました。

私は地方在住なので、コンペに出すときは宅配便で送付することになります。宅配便も最近は荷扱いが粗くなったようなので、梱包した状態で1mぐらいの高さから落下しても大丈夫なようにして送らないと破損するリスクが高まります。おそらく人手不足で機械仕分けも使っているようなので、昔のように「ひとつひとつ丁寧に運びます」とはいかないんだと思います。実際TMSコンペで応募して送られてきた作品では細かい部分が破損しているものも少なくなく それで入賞を逸した応募作品も結構あると入賞者懇親会の時にききました。

コンペ出品時のウェイトでは軽くて牽引力がないので、補重しました。

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ボイラー内前部には秘蔵?のタングステンウェイトを入れました。φ10の10mm長の円柱です。これを2個接着して入れてあります。タングステンは鉛の1.7倍の比重があり、これだけで約93gの重さがあります。あとはボイラー上部にスペースの余裕があるので、鉛板を貼り付けました。キャブ天井裏にも2mm厚鉛板のウェイトを貼ってあります。ウェイトの固定にやはりゴム系接着剤が仮止めできるので便利です。

なおこのようなタングステンの短くカットされた丸棒は一年以上前は、中華通販のサイトでやや高価でしたが簡単に買えたのですが、今は中国政府のレアメタル輸出制限の影響で買えなくなってしまったのは残念です。

補重した結果、機関車単体の重さが232gが398gに増えました。

昔のTMSの中尾さんの解説記事を読むと、蒸機は牽引力を増やすために、可能な限りウェイトを積んで 補重するように書いてありますが、やはりやみくもにウェイトを積むのではなく、前後方向の重量バランスが大事だと思います。この機関車では前後方向の重心が、第2-3動輪間中央のロンビックイコライザーの支点に一致するのが理想ですが、今回はボイラー前部にタングステンの高比重ウェイト搭載したこともあり、重心はその支点より3mmほど前方になってしまいましたが、ヨシとしました。

車輌の前後方向の重心をチェックするには完成線路の下に丸棒をいれてみるのが簡単です。今回はユニトラックの下に爪楊枝を入れてチェックしながら補重していきました。

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補重後の牽引力ですが、簡易牽引力測定装置で計測してみると空転状態で、0.71Nの牽引力があります。当鉄道の同じ英国形サイドタンク付きテンダー機関車の7750や7850の約 1.5倍の牽引力があることになります。牽引力と車重の比率(gはNに換算)は0.18となり7750や7850とほぼ同じになりました。この機関車はテンダーの重量を本体にはかけていませんが、少し値がよいようです。

とはいっても実際に走らせてみないとどの程度牽くかはわかりません。これについてはまた後日報告します。

 

 

 

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F3が帰ってきました

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TMSコンペに応募して、準佳作をいただいたF3(9450形、自由型)が IMON渋谷店での展示会を終えて帰ってきました。少し修正・追加工作した後、また機芸社で撮影していただいて、TMS誌に記事として掲載される予定です。

 

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9450(47) テンダー上面

テンダーは、Bluetooth接続による音声転送対応のため、上面に角孔を開けてあります。その部分にはまる蓋を厚紙から切り出して貼りました。

なおこの厚紙には瞬間接着剤を染み込ませて端面のめくれを防止してあります。この上に石炭を撒きました。

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石炭はまずこの紙蓋にたっぷりツヤあり黒ラッカーを塗って撒いた後、ラッカーをもう一吹きして固定しています。そのあとで追加分を撒いて水で薄めた木工ボンドで固めてあります。手持ちの天賞堂製石炭を撒いたのですが、やや粒が大きかったかもしれません。

テンダー本体は真鍮ですが、上面に孔を開けてそこにアンテナがくるように基板を配置すれば電波は十分届くようです。

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9450(46) キャブディテール追加など

キャブ内は覗き込んだときそれらしく見えるように、市販ロストパーツを利用してデッチ上げました

バックプレートは、ウィストジャパンの英国形用を利用し、前妻板に圧力計をつけました。ボイラー上には蒸気分配室らしきパーツを作って取り付けました。レギュレーターハンドル、水面計、インジェクターのハンドルなどを磨き出すとそれらしく見えます。この時代だとハンドルは円形で菊形ハンドルは時代考証的にはおかしいのですが、ヨシとしました。

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エジェクターはサイドタンクの上につけましたが、ひょっとすると90度向きが違っているかもしれません。逆転棒のハンドルは、エコーモデルの手ブレーキ用のパーツを利用しました。逆転棒の操作は英国形でも6200形や5500形などの4-4-0はレバー式ですが、7750形や7800形などの2-6-0はハンドル式です。そこでこの機関車もハンドル式にしてテコを簡略化して模型化しています。

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最近の英国形量産モデルでは、焚口にLEDが仕込んであって、力行や惰行によって明るさがかわる仕掛けがあります。ああいうのも自分の機関車でもそのうちやってみたいと思います。

煙室戸につけた前照灯にはパイプを貫通して、光学繊維を通してあります。煙室内のLEDから導光する予定です。この時代の前照灯は、機関車の前方を照らすというより、機関車前部の標識灯なので、この程度で十分です。

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なお使用パーツのリンクはIMONのサイトを使わせていただきました。

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9450(99) 完成写真

何とかTMSコンペ締切間に合うように完成しました。

この状態で応募します。

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製作途中書けなかった部分のブログ記事は後日掲載します。

 

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9450(45) 塗装作業中

なんとかキレイな青色がでました。

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まず黄色いプライマーを塗って、その上にアクリルラッカースプレー(ロックペイント)の黒を塗りました。

その上にタミヤの缶スプレーのビビアントブルーを塗って、その上にクリアブルーを塗り重ねました。青色の部分は結構厚塗りです。このあとサイドタンクとテンダー上回りはコンパウンドで塗面を研磨します。

もう少し乾燥させてから色入れしていきます。

少し困ったのは煙室戸塗ったら嵌められなくなりました。挿入部の塗装剥がすしかなさそうです。

 

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9450(44) トルクスねじの長ロッドピンをつくる

現在塗装作業中ですが、あまり仕上げ塗装が必要ない下回りから組み立てはじめました。ペンディングになっていたロッドピンの加工をしました。

imonから発売されているトルクスねじロッドピン
は、頭にマイナス溝がないので見映えがよく トルクスドライバーでしっかりネジ止めできます。ただし普通のサイドロッド用の短ロッドピンのみで、スチーブンソン式などワルシャート式ではない弁装置をもつ機関車の主動輪用の長ロッドピンは発売されていません。製品がないのなら作ろうということで、自分で加工してみました。

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KKC配布品のマイナス溝のないロッドピンの頭にφ0.8の穴をあけて、φ6の真鍮棒から加工してネジを切った台座にネジ止めします。その頭の穴にT1のトルクスドライバービットをボール盤で圧入します。

圧入すると手では抜けなくなるぐらいきつく嵌まりこんでしまいますので、ねじを加工したものとローレットナットを組み合わせた引き抜き用ジグを取り付けておいてから圧入します。圧入後ローレットナットをまわして、ロッドピンからドライバービットを抜くようにしました。

これでロッドピンの頭の丸穴は星形に変形して、T1のトルクスドライバーを使ってねじ込めるようになります。

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引き抜きジグは、旋盤で5ミリ真鍮ボルトの中心にφ2.0の穴をあけて貫通させてあります。そこにドライバービットを差し込みます。

第2動輪にメインロッドをこの長ロッドピンを使って取り付けたところです。

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9450(43) 煙突の追加加工

塗装前に洗浄するために分解してみると、ペンディングにしたコトを忘れていたり、工作した時は塗装作業に支障があるのに気がつかなくて、その時点で追加工作が必要になることがあります。私自身人間が緻密にできていないでしょうね。その一つが煙突でした。

今回は珊瑚のB6用パーツを利用しましたが、オリジナルは下のように煙突本体にねじが切ってあり、煙突座を介してボイラー内側の取付板にネジ止めする仕様です。本来ならネジ止めしたあとハンダ付けするのでしょうが、私はネジ止め煙突は別塗装にしたいので、上からネジ止めするように加工しました。煙突本体はφ2.6孔を貫通させて、煙突座も孔をφ2.15からφ2.6に拡げて、ウェーブの外径2.6 内径2.05パイプで串刺しにしてハンダ付けして 煙突内からネジ止めするように改造しました。煙突本体は、旋盤のコレットチャックにくわえて、煙突座はパーツ単体では保持できないので一旦t1.0に真鍮板にハンダ付けして加工しました。

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組み上げるとこうなります。キャップは塗装せず、塗装後接着します。

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明日はいよいよ塗装する予定です。何とかTMSコンペには間に合いそうですが、ていねいな仕上げは無理で、塗装で色がついたレベルでの出品になりそうです。

 

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9450(42) キャブディテール追加(続)

キャブ右側面の逆転ロッド操作用のハンドルをつけました。

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この時代の英国形古典機の逆転ロッド操作は、4-4-0はレバー式ですが、7750や7800はハンドル式なので、本機もハンドル式にしました。パーツはエコーのテンダー手ブレーキハンドルを利用しました。作用ロッドなどは簡略化しています。

☆9/11 追記

今日も天気がイマイチなので塗装は見合わせになりそう。ということで余分な工作をしてしまいました。

キャブ内のボイラーの上がスカスカなので、エコーモデルのランナーについたバルブのパーツに穴を開けて真鍮線をツッコンで、蒸機分配箱らしきパーツを捏造しました。圧力計は塗装後前妻面に接着剤で貼ります。

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☆9/12追記

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ハンドブレーキと逆転棒ハンドルは、キャブ内タンク側板につけて、塗装後ウェイトをキャブ内タンクに接着して。その上から貼ります。

 

 

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