なんさつタイプCタンクをつくる(2)弁室蓋をつくる

 

南薩の5号機と今回のモデルのプロトタイプの1−3号機では弁室まわりの形が違うので、弁室蓋をつくります。上蓋についているのはリベットではなく止めボルトなので、太めにφ0.5真鍮線の埋込でつくりました。私はリベットやボルトなどは実物の個数にこだわらずに模型として見映えがよいように間引いて数を決めています。

蓋に孔を開けるのは中心線をケガクのではなく、クロステーブルのついたリベット打ち出し機でリベットを打ってそれをセンターポンチ代わりにして孔を開けます。

20250215-23-38-20

今回は二枚重ねにするので、もう一枚を併せて、バイスプライヤーで二枚を固定して二枚目にも孔を開けました。仮止めではんだ付けするより手軽です。

20250216-9-54-44

t0.5の真鍮線を植え込んで二枚をはんだ付けで貼り合わせました

20250216-12-04-47

角材から削り出した三角枕の弁室パーツの上に置いてみました。

20250216-11-11-58

ボルト頭としてはこのぐらい太い方が私は好きです。埋込み線の頭のカドはルーターにつけたスパイラルシリコンホイールで落としています。

実物とは少し格好が違いますが雰囲気がでればヨシとします。

 

| | Comments (0)

なんさつタイプCタンクをつくる(1)

思い立ったが吉日とちょっとだけ、珊瑚のなんさつキットに手をつけてしまいました。

まず2X6の真鍮角材から三角柱を切り出しました。フライス使っての機械加工なら短時間で出来そうですが段取り考えるのも面倒なので、糸鋸とヤスリでシコシコ削り出しました。工作機械のダイヤル送りではなく、こういう無心にヤスリで削っていくというのも快感ですね。

20250209-11-05-43

これを所定の寸法に切断して、キットのシリンダーパーツの上に置いてみました。

20250209-11-34-54

この上に弁室蓋を作って載せます

 

20250209-11-45-46

13

上図のドイツ機関車本の形式図をみると シリンダーの傾きはもう少し強いようです。とはいっても16番でシリンダー中心間隔が拡がっている、このキットでは25.5mmなので、そのままの縮尺では19.5mmより6mm拡がっているので、実物のとおりの弁室の傾きにするとシリンダーブロックが横に突出してしまうので、この程度でよいのかなとも思います。

このあたり実物どおりを目指すと16番(1/80 16.5mm)では破綻するので、あくまでも「実物の感じを落とし込んだ模型」を目指します。

☆2/11追記

プロトタイプのシリンダーはもう少し弁室の前後長が短いようですが、気にしないことにします。

なお保存機が2014年に補修されたとき、白色の下塗り塗料で塗られて、メーカーのワークスフォトのように見える写真が、下記HPに掲載されています。これだとディテールがよくわかります。

https://red50kei.skr.jp/kagosima/kagosima-hozon-syaryou-saiseibi.html

キットのキャブ幅は32mmです。珊瑚の初回生産品は縦型モーター使用だったためかちょっと幅広です。この再生産品もモーターは小型化されたのに上回りは初回生産品と寸法は同じです。プロトタイプを1/80にすると28.3mmになるので、29mm幅ぐらいに設計するのが適当だと思っています。

| | Comments (0)